パチンコといえば国内において競馬やスロットなどと並んで知名度の高いギャンブルであり、店舗数も多いことから比較的遊びやすいギャンブルといえます。
しかし、パチンコを打っていると誰しも一度は「絶対勝てないじゃんこれ!」と強く憤りを感じてしまうことがあるかと思います。勝てないと分かっていても気づいたら足が向かってしまう、そんなパチンコがなぜ勝てないのか理由を解説します。
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大前提として店側が勝つようににできているから
そもそも大前提としてパチンコは絶対に店側が勝つようにできているのです。
パチンコ店はボランティアではなく利益を目的とした営利店である以上、収益が発生しないと運営を続けていくことができません。
また、パチンコ店の固定費は非常に高く人件費、台の導入費用、光熱費など運営していくだけで莫大な費用が発生します。
そんなパチンコ店にとっての利益といえばお客側からの集金であり、「お客の負け=パチンコ店の収益」という図式がある以上、長期的に見れば確実にお店側が勝つようになっているのです。
もちろん、ビギナーズラックや一時的に勝利を収めることはできます。しかし長く打てば打つほどトータルの収支はマイナスになってしまうでしょう。
以下で、パチンコ店が必ず勝てる原理をさらに深掘ります。
パチンコ店もコロナの影響で売り上げが低下している
世間ではコロナウイルスの大流行により多くの業態において売り上げの悪化や倒産が相次いでいます。
パチンコ店もご多分に洩れず、コロナウイルスによって大打撃を受けています。
一時期では強制的に長期間の営業停止を強いられ、今では多くのお店で営業許可は下りていますが三密を避けるためにも全台の稼働ができなくなったり追加のコストが発生してしまっています。
営業停止期間は収益がほとんどと言って良いほど発生していなかったので営業再開をした今、その売り上げを取りにいかなくてはいけなくなっているのです。ということは通常よりもお客側に不利になっており、パチンコ店にとって有利な状況に必然的になっているというわけですね。
客離れの増加
また、近年タバコの規制強化の影響を受けて今までは台に座りながら紙タバコを吸うことができていましたがそれができなくなり、吸うためには喫煙所まで行かないといけなくなっています。
そもそもお店内で紙タバコを吸うことが不可能になったり可能でも電子タバコのみになったりと、タバコ愛好家にとって締め付けが厳しくなり、吸えないなら行かないという理由でパチンコ店の客離れが増えています。
限られたお客から収益を上げないといけなくなっている以上、お客側が勝てる可能性はさらに減っているというわけです。
店側が釘締めや台の設定で操作し放題
また、お店側はお客が出玉を出しにくいように設定を操作することが可能でありお客側にこれを防ぐことはできません。
釘の締め付けを調整して、台の回転数を下げたり、設定付きパチンコで低設定を導入したりすれば必然的にお客側の負けにつながります。
このようにパチンコは完全運任せなギャンブルではなく、店側の匙加減によって勝ちが左右されてしまうのです。
前述したようにパチンコ店の経営は苦しくなる一方なので勝ちを操作できる以上、お客側に有利にすることは限りなく低いと言えます。
出玉規制の強化と換金率の低下
パチンコの台自体に出玉規制がかかっており近年それが強化されていっているため、例え大当たりを引いたとしても前のような爆発力は期待できなくなっています。
大当たり時の一撃出玉が制限されかつては二千発以上当たり前に出たのに対し、今では千五百発程度に低下しています。その分大当たりしやすく連チャンしやすくなったのかというと少しはなっていますがつり合いが取れるほどではありません。
つまり、一昔前より勝った時の勝ち額が増えにくくなっているというわけです。
また、換金率の低下もお客側が勝てない理由につながります。そもそもおかしい話なのですが1玉4円で購入したにも関わらずパチンコで勝って出した玉においては換金時に1玉3.57円換算で計算されてしまうのです。
1万発出したとしてもそれ仮に購入するとしたら4万円かかるのに対し、換金しようとすると35,000円程度になってしまうのです。
従ってパチンコで勝つには購入した玉以上に出玉を獲得する必要があるのです。ただでさえ店側が勝たせてくれることが減っているのに対し、出玉を増やさなくては勝てないというのはどう考えても理不尽ですよね。
一回勝ってしまうと辞められなくなる
パチンコには中毒性があって一回勝ちを味わってしまうとやめられなくなってしまうという点も勝てない理由につながります。
ビギナーズラックで一時的にパチンコで勝ったとしても前述のようにパチンコ店も利益を生み出さなくてはいけない以上、長期的な目線では絶対に客側の負けが大きくなるようになっています。
一回勝ってそれでパチンコを辞められればトータルの収支はプラスに終わるのですがまた勝ちたい、出玉がいっぱい出る快感が忘れられない、熱いリーチを再び見たい、という気持ちで気づいたらパチンコ店にまた足が向かっている、という人は非常に多いです。
この中毒性の強さもパチンコで絶対に勝てない理由の一つになっています。
パチンコで勝てない人の悲痛な叫び
ここでパチンコに勝てなくて嘆いている人の声をご紹介します。
中には見ていて悲しくなるような負け方をする人もいますね。
パチンコを打とうと思っている方はこれらの悲痛な叫びを見てその足を止めてみましょう。
どすこいぱわーでは、勝てない。
パチンコこんなに難しかったかなぁ。— イカ (@twiter04780605) June 30, 2021
今日は何打てばいいですか?
自分で決めても勝てないから誰かに頼る。— ほれぃ【ほれうち パチンコ実践動画】 (@wZngtLEzU7bAPmm) June 30, 2021
今月パチンコで5万は消えてる気がする。
全く勝てないしもうやめよ…— 性癖 (@ratexikusu) June 29, 2021
パチンコは
もう勝てない当たらない
投資19000円
何も起きない
泡出るだけ
ツイートしてる間に玉貸しの
500円ボタン
押してる自分をぶん殴りたい pic.twitter.com/P33B9txVnN— 鷹と雪 version (@naotaka0110) June 29, 2021
パチンコで勝つためにできること
そんなパチンコですが、負けないような立ち回りをすることはできなくはありません。
以下のポイントを意識すれば勝つ可能性を少しでも上げることが可能になるでしょう。
中にはオカルトじみたものもありますが参考程度に見てみてください。
お店の中で台数の多い台を選ぶ
パチンコ店には様々な機種が存在していますが台の設置数は機種によって大きく異なります。
1台しか置いてない台もあれば30台以上置いてある機種もあります。
パチンコで勝つためには導入台数の多い台を狙うようにしましょう。導入台数が多い機種はパチンコ店にとっても目玉の機種であり目立つ位置に置かれることが多いです。
目立つ位置に台が大量にあるということは玉がいっぱい出れば目立ちますし、逆に全く出ていなくても目立ちます。
玉が全然出ていない=客側の負けが目立っている状況が続けば「このお店は勝てないんだ」というイメージをお客に持たせやすくなってしまうため、目立っている注力機種においては適度にお客側が勝てるように設定されているケースが多いです。
パチンコは好きな台を打つこともいいですが勝つためには設置台数の少ない機種を選ぶのではなく、なるべく多い台を選ぶようにしましょう。
常連に紛れる
何をいっているんだと思うかもしれませんが常連客に紛れ込むことは非常に有効な手だと言えます。
パチンコ店にとっては地元の常連さんがいなければ営業を続けることができません。
一見客ばかりをターゲットにしていては一度負けたら二度と来てくれなくなるため常連客を大事にする傾向があります。
おじいちゃんおばあちゃんが海物語を売っている光景を見ると勝っている人が多いことに目がいくのではないでしょうか。そういった常連さんにうまく紛れ込み、ジャージやスウェットなど常連感のある格好でパチンコ店に行くと勝ちやすくなるという説があります。
一度勝ったらやめる
先ほど、パチンコは勝ったら辞められない、中毒性が高いギャンブルだと説明しました。
しかし、中にはビギナーズラックで勝ったり1撃で10万円以上勝つケースも存在はしているのです。
そこで勝って辞めればパチンコはトータルで勝ちになります。そもそもパチンコを生業にして稼げるといったことはほとんどないので一度勝ったらそれでもうパチンコはしない、と徹底できれば負けることは少なくなるでしょう。
まとめ
パチンコは店側に有利でお客側は絶対に勝てないようになっているということをご理解いただけたかと思います。
しかし、頭ではわかっていてもパチンコの持つ不思議な魔力によって人々はそれでもパチンコ店に足を運んでしまうものなのです。
パチンコをやろうかなと思っている方はパチンコ店の魔力に負けないように強い気持ちで参戦しましょう。