コラム

安く海外旅行に行きたい!物価・費用が安い国6選!

格安航空会社LCCの台頭により、より身近に海外旅行が感じられる昨今。
実は訪れる国や時期などによっては、日本国内を旅行するより安く海外旅行が出来るってご存知ですか?

今回は海外旅行を計画するに当たって、物価や航空券、ホテルなどの費用が安い国を厳選6国ご紹介します!

韓国

日本から最も近い海外旅行先が韓国。
「安・近・短」の海外旅行先として定番の人気を博しています。

何よりも航空券の価格が他の海外旅行先よりも圧倒的に安いのが決め手です。
オフシーズンの時期には往復で1万円台という破格の値段も!ホテルや食事など現地の物価は決して安くはありませんが、特に短期で予算をあまりかけずに海外旅行を楽しみたいという方にはぜひおススメしたい国です。

旅行を安く済ますコツとしては、「週末を避ける」ことと、「航空券の時間帯を柔軟に」することがポイントです。


韓国への旅行に際しては、金・土・日をからむ日程だと旅費が跳ね上がります。

また、「金曜日の夜発、日曜日の夜帰り」のようなベストタイムのフライトスケジュールの場合、その傾向にさらに拍車がかかることも。

より韓国旅行を安く済ますためには、ぜひ「週末を避ける」、「多少不便な時間帯のフライトでも検討する」ことを念頭に置いて、計画を立ててみましょう。

台湾

週末旅行の定番として、韓国と人気を二分する台湾。親日家が多く、食事も日本人に合い、そして何より冬でも温暖な気候は日本人旅行者を惹きつけて止みません。

さすがに韓国ほど航空券の値段は安くありませんが、それでも往復2万円台という格安のフライトもチラホラ。

そしてホテルや食事、観光費用なども含めて物価が相対的に安いため、旅費全体で考えるとお得な旅行先と言うことが出来ます。

旅行先として検討する際、注意したいのが9月~11月の「台風」の時期に関して。
特にLCCを利用して旅行を検討している方は、フライトキャンセル等の事態を念頭に置いておかなければなりません。

せっかく安く海外旅行を計画したとしても、台風で欠航、延泊、そして最悪は航空券の取り直しという事態にも。


スケジュールだけでなく、予算的にも少しだけ余裕をもった計画を立てましょう。

タイ

東南アジアの枠を超えて、今では世界でも有数の人気観光国タイ。

首都バンコクには、年間4,000万人もの観光客が訪れていると言われています。

安い海外旅行先としてこの国が挙がる一番の理由は、何と言っても物価の安さです。タイの名物「屋台」での食事の場合、1食200円もあればお腹いっぱいになれますよ。

バンコクの市バスは5円、ミネラルウォーターは15円、タクシー初乗り120円など、物価の安さを肌で体験できる国の一つです。

もう一つ、タイが安く旅行できる国としてご紹介する理由に、バンコクの「カオサン通り」が挙げられます。

世界でも最大の安宿街として有名なこの通りには所狭しと様々なランクのホテルが立ち並んでいるのです。

安く済まそうと思えば、相部屋で1泊500円前後という激安宿も!

バックパッカーはもちろん、世界中の個人旅行者の多くがここ「カオサン通り」を目指して、今日も旅をしています。

インドネシア(バリ島)

インドネシアの一大観光リゾート地バリ島。

「安い」というキーワードとは一見かけ離れているようですが、実はこの島、世界でも有数の「お得なリゾート地」なのです。

日本でもその名を馳せる「星のやリゾート」の系列ホテルや、「フォーシーズンズリゾート」など、1泊何万円もする滞在もできますが、少し時間的に余裕のある方はぜひ「ロスメン(民宿)」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

バリ島の中部、ライステラスの絶景とガムランの伝統音楽が心地よい村「ウブド」。

この街で、見事なライステラスに囲まれたロスメンでの朝は、ボリューム満点のインドネシアン・ブレックファストから始まります。

よりリゾート気分が高まる蚊帳付きのお姫様ベッドやお洒落なテラスでのひと時。

日本の忙しい日々では考えられないような穏やかな日常が、1泊たった1,000円前後で体験できるのです。

日本人の肌感覚から言うと、どうしても「安かろう・悪かろう」のイメージが先行してしまう東南アジアの国ですが、ここバリ島は少し趣が異なります。

周辺諸国に負けずとも劣らない物価の安さにプラスして、リゾート地特有の「クオリティ」が備わった、まさに「安く滞在できる高品質なリゾート地」の筆頭ということが出来るのです。

インド

世界の国の中でも、最も「安い」という言葉がふさわしい国こそ、インドではないでしょうか。

日本からはるか5000キロ、カオスと熱気が入り混じった国インドは、その物価だけでなく様々な面で異国を感じさせてくれる国です。

日本人を見る好奇な眼差しと、牛をはじめとする様々な障害物を避けながら、ぜひ地元のチャイ(紅茶)屋さんに行ってみましょう。

1杯5円のチャイは、日本で何百円もするシナモンティとはまるで別の飲み物ではないかと勘繰りたくなるほどの美味しさです。

ナンやターリー、ドーサなど日本人に馴染みの深い食べ物の数々は、文字通りインドの国民食のため値段も手ごろ。

ですが地方などに行けば「それしかない」という事態になることもしばしば。

確かにインドの物価は激安ですが、ご自身の体調や安全を天秤にかけた上で、安さと質を両方求めたメリハリある旅行にしたいものです。

ポーランド

そして最後にご紹介するのが、東欧の国ポーランド。

ヨーロッパの中には安く旅行できる国なんてないのではと思うかもしれませんが、東南アジア諸国に年々物価の高騰が見られる中で、ポーランドをはじめとする東欧諸国は今、熱い視点が注がれています。

日本からは成田より、ちょっと聞きなれない「ロットポーリッシュ航空」が直行便を就航しています。

シーズンの夏の時期や年末年始、GWを除くと、往復で10万円前後という安さで提供している日も。

ポーランドの首都は世界遺産でもあり、歴史と近代が融合した街ワルシャワです。

ワルシャワにあるホステルでは1泊1,000円前後という格安でベッドを提供してくれる宿も珍しくありません。

ちょっとした高級レストランでも、2,000円前後で済みますよ。

街を歩けば間口の可愛らしい、石造りの建物が目につきます。

それだけでヨーロッパに来たんだという気分が盛り上がります。

道端で開催されているストリートミュージックのレベルの高さに驚愕したり、客待ちの馬車やおしゃれなカフェなどに胸がキュンとなりながらの旅は一生ものの想い出になること間違いなし!

少し敷居の高い、それでいて格安で旅行できるポーランドという国もぜひ行先の候補として考えられてはいかがでしょうか。