「お金が欲しいけど何から始めたらいい?」という悩みを持っている人は多いはず。特に、今の時代は自分に合ったスキルを活かして稼ぐことが求められています。
そこで、今回は自分に合ったスキルを活かして稼ぐ方法について徹底解説していきます。
Contents
スキルを活かして稼ぐ方法
1. フリーランスとして仕事をする
Webデザイナーやライター、エンジニアなど、専門性の高いスキルを持っている人は、フリーランスとして活躍することで収入を得ることができます。
以下では、そんなフリーランスで働ける職業の仕事内容と年収についてご説明します。
Webデザイナーの仕事内容と年収
Webデザイナーとは、Webサイトを作りたいクライアントの要望を聞く「ヒヤリング」や実際にどんなサイトにするかグラフィックソフトで構築する「デザイン工程」、デザインをもとに行う「プラグラミング工程」など一連の作業を担当する人のことを指します。
これら一連の作業を分担してチームとして制作する場合も、一人ですべて担当する場合もありますが収入としてはやはり一人ですべて行えると高い傾向にあります。
Webデザイナーの年収は250~350万円前後ですが、フリーランスで多くの案件を一人でこなせれば1000万円も夢ではありません。
実際行う作業は上記のものだけでなく、競合サイトの調査やコンテンツの分析などデザインとは離れたことも行わなければならないので、かなり負担の多い職業といえます。
ライターの仕事内容と年収
ライターは書籍や雑誌、広告またはWebサイトなど、様々なメディア内で依頼内容に沿った文章を書く職業です。
また、文章を書くだけではなく取材や編集、校正作業もライターの業務の一つです。
年収は正社員として会社に属する場合は400万円ほどあるようですが、フリーランスは200~300万円ほどとなるようです。
こちらも同様に取材から校正まで一連の作業を一人でこなし、多くの案件を受けられれば1000万円以上の年収も可能です。
エンジニアの仕事内容と年収
エンジニアとは工学に関する専門的な知識を有する技術者のことを指します。
エンジニアと一口に言っても、よく知られるSE(システムエンジニア)やインフラエンジニア、ネットワークエンジニアなど様々な種類があります。
種類が多岐にわたる分、年収もバラバラにはなりますが、エンジニア全体としての平均年収は500万円ほどになるようです。
高度な専門知識や技術をもつだけあり、収入も高い傾向にあります。
また、エンジニアとしての重要なポイントは「先端技術を追えるか」ということです。
AIやIoTなど、これからより成長していく分野を常に追い続け、自分のスキルとして売り出せるようにすれば、他の業種よりもさらに上の収入が得られるでしょう。
その他のフリーランスとして活躍できる職業
上記の他にもスキルを磨けば稼ぐことのできる職業があります。
- イラストレーター
書籍や広告、ゲームなどに掲載するイラストを描くイラストレーターは、ツイッターやSkebなどで依頼を受けて収入を得る人が多くなっています。
主にSNSを活動拠点とする場合が多いので、そこで投稿を続けながら依頼を受ければ瞬く間に名前を広め、莫大な収入につなげることも可能です。
ただし、絵を描く能力だけでなく、クライアントの求めるものを汲み取る力も重要となるので、簡単に稼げる職業ではないことに注意したいです。
- 動画クリエイター
最近ではYouTubeやTiktokなどの動画投稿サイトがコンテンツとして勢いを増し、動画編集を仕事とする人が増えてきました。
そんな動画クリエイターは、主にクラウドソーシングやSNSを利用して案件を獲得し、収入を得ています。
動画クリエイターは編集作業を行うだけの人もいれば、企画から撮影、編集も兼ねる人もいるため収入はまちまちですが、当然企画段階から制作に関わる方が高くなります。
クリエイターとして成長し、インフルエンサーを兼ねるようになれば、企業などからのタイアップ案件を獲得し高収入につながっていきます。
この職業も、技術力はもちろん発想力やコミュニケーション能力も兼ね備える必要があるので、簡単に稼げるようなものではありません。
- Webマーケター
Webマーケターとは、SNSやWebサイトなどWeb上のサービスを駆使してマーケティング活動を行う人を指します。
マーケティング活動には様々なスキルが必要とされ、例えば掲載した広告で測定されるクリック率やページへの滞在時間といったデータを分析する能力、SEOを用いてコンテンツの価値を上げるための改善力など多岐にわたります。
基本的に企業と組んで活動を進めるため、案件の単価が高額となっており、案件を掛け持ちしていけばさらに上を狙っていけるでしょう。
2. オンライン講座の講師として活躍する
英会話やプログラミング、料理などに詳しい人は、自分が得意なことを教えることで収入を得ることができます。
また、オンライン講座ならば場所を選ばずに受講できるため、生徒さんも増やしやすくなります。
オンライン講師の始め方は?
オンラインでの講師を始めるにはまずどんなプラットフォームを使うかを決めましょう。
手軽に始めたいなら、ネット上に既にあるサービスを利用するとスムーズに始められます。
以下では講座を始めるのにおすすめのサイトをご紹介します。
ストアカというサイトはオンライン・対面問わず「先生」として講座を開催できるプラットフォームです。
利用料・登録料ともに無料で始めることができるので、お試しで利用することも可能です。
講座の形態は通常の一コマ形式のレッスンからサブスク形式でのレッスン、また生徒と相談してオリジナルのレッスンを構築できたりと、かなり自由度が高いものとなっています。
ZOOMとの連携機能が備わっているので、オンラインでやり取りするための煩わしい手間を省くことができるのも、講師にとってはうれしいサービスです。
ストアカは国内最大級の習い事検索サービスということで利用者も多くいるので、ニッチなジャンルで講座を開きたい方も、きっと誰かの需要に応えることができるでしょう。
タイムチケットは、自分の時間をチケットとして売り出せるプラットフォームです。
こちらもチケットが売れたときにかかる手数料以外はお金がかからないので、気軽に始めることができます。
チケットにする内容は講座だけでなく、一緒にトークをしたり相談に乗ったりなど、自由に設定することができます。
売りに出せる時間は30分単位なので、小さな空き時間も余すことなくお金にすることができます。
ここまで手軽に始めたい方向けの方法をご紹介しましたが、一から本格的に始めたい方は自分のサイトを持ち、そこで講座を開くことをおすすめします。
自分のサイトを作って集客すれば、上記のサイトのように他の利用者との比較がされにくく、また収益はすべて自分のものにできるので、うまく軌道に乗せることができれば多くの収益を安定して得られるでしょう。
ただ、すでに出来上がっているプラットフォームとは違い、自分でサイトを作る手間やサーバーなどを利用するための初期投資が必要になります。
さらには生徒を募るためにも、様々な集客対策を講じなければなりません。
SNS等を使えば簡単だろうと思う方もいるかもしれませんが、莫大な情報が流れるSNSではあなたのサイトをピンポイントで見つけてもらうことはまず難しいのです。
ですので、他のサイト・講座にはない自分だけが持つ魅力を分析し、それを根気よくアピールして固定客や高い評価を獲得することが大切になります。
3. ブログやYouTubeなどで情報発信する
旅行やファッション、料理など、自分が興味を持っていることについてSNSなどで発信することで、広告収入やスポンサー収入を得ることができます。
また、自分の発信した情報が役に立ったという声が聞こえるとやりがいにつながります。
それではブログやYouTubeで収益を発生させるにはどのくらいかかるのでしょうか?
以下ではそれぞれの収益が発生するまでの期間やメリット、デメリットを解説します。
ブログで稼げるようになるまで
ブログ収益化までの期間は3ヶ月〜6ヶ月が目安です。
なぜなら、公開記事がGoogleから正しく評価されるまで、最低3ヶ月程度かかるからですね。
引用:【収益化】ブログで稼げるようになるまでの期間・記事数の目安は?
上記のようにブログで収益を発生させるにはしばらくの期間を要します。
なので、しばらくの間はブログのコンテンツを増やすことに注力しましょう。
もちろん一つ一つを質のいいものにしないと検索の上位には表示されません。
また、早く収益化を目指したい方はSNSを利用して集客するとよいです。
グーグルの検索上位に表示されなくとも、自分のサイトを見てもらえるようになるのでこの方法が手っ取り早い場合もあります。
ブログで稼ぐ場合のメリット・デメリット
ブログで稼ぐ場合にはこのようなメリットがあります。
- 始めるためのハードルが低い
ブログを始めるには無料のブログサービスに登録して、記事を書けばいいだけなので誰でも手軽に始めることができます。
本格的にブログで食べていきたいと思えば、知識を深めるための勉強をしたり、より稼ぐのに適した有料サービスに移行したりと、途中で路線変更することもできるので気を負わずに始められるのです。
- 初期投資にかかる費用が少ない
他の副業に比べ、必要なものが少ないので初期投資にかかるお金が少なくて済みます。
最初にかかるお金としてサーバーやドメイン取得などになりますが、これは安いプランだと1000円ほどで利用できるので大きな負担にはならないでしょう。
また、やっぱりやめたいと思った時、他の副業だと数万円に機材などを購入してしまい後に戻れないリスクもありますが、ブログだとリスクを抑えた副業として始められます。
- 少ない時間でも始められる
他の副業だとまとまった時間がないとまともに作業が進められない場合があります。
しかし、ブログだと長くても1時間程度、短ければ十数分で完成させることができます。
また、収益につながる記事は必ずしも掛けた時間に比例するとは限りません。
短時間で多くの人にとって有益な情報を伝えられれば、この上なく効率のいい収益源となるでしょう。
一方でブログで稼ぐ場合にはこのようなデメリットも存在します。
- 収益化には時間がかかる
既にお伝えした通り、収益が出るまでには時間がかかります。
その期間は無償でなおかつ検索エンジンに良い評価を与えるようなコンテンツを作り続けなければならないので、根気がものを言います。
- 人によっては継続が難しい
収益化に時間がかかる、ということにつながりますが、目に見えた成果が出るまでに時間がかかることで自身のモチベーションが低下したり、本業が忙しくなりブログに時間を割けないといったりと途中で挫折してしまう方も多くいます。
そんな時は比較的達成しやすい目標を立てておきましょう。
毎日少しの時間でもいいのでブログに向かったり、ブログを書く時間を決めてルーティーン化したりすれば、いつの間にかブログを書くことが当たり前の生活になっていきます。
YouTubeで稼げるようになるまで
YouTubeを収益化するには、以下の条件を満たす必要があります。
・チャンネルの登録者数が1,000人以上
引用:YouTubeを収益化する方法と条件は?副業ユーチューバーの始め方【2023年版】
・直近12か月の動画総再生時間が4,000時間以上、または、直近90日間のショート動画の視聴回数が1,000万 回以上
・YouTubeのチャンネル収益化ポリシーを遵守している
・18歳以上である(または代理の保護者がいる)
上記のようにYouTubeで収益を得るためには、様々な要件を満たす必要があります。
よって、具体的にどのくらいの時間をかければ収益化できるかと示すのは難しいですが、一般的に半年から1年ほどかかるようです。
YouTubeで稼ぐ場合のメリット・デメリット
YouTubeで稼ぐ場合には次のようなメリットがあります。
- 収益を得る手段が多い
YouTubeは動画に掲載される広告の他、ライブ配信などで視聴者から贈られる「スーパーチャット」、月額制ファンクラブのような「YouTubeチャンネルメンバーシップ」など収入を得るための選択肢が多いのです。
特に「スーパーチャット」はコアなファンが多くついていれば、一日で何百万と稼ぐことも可能な手段であり、他のどんな職業よりも効率よく稼げる場合があります。
- 編集技術が身につく
動画を編集するスキルは今や多くの人が求めるものとなっています。
自分のチャンネルを運営し、色々な動画編集技術を身につければクラウドソーシングなどで幅広く案件を獲得できるでしょう。
自身のチャンネルでの収益化が難しくとも、案件を獲得するに足るスキルがあれば収入につなげることができるのです。
- 趣味の延長線として活動できる
YouTubeは規約違反になるような過激なことを動画にしなければ、どんなことでも投稿できるプラットフォームです。
自分の趣味を動画にしていけば楽しみながらお金を得ることも可能なので、継続するのも苦にはならないでしょう。
また、YouTubeは全世界に向けたサイトであるため、魅力があればどんなニッチなジャンルのチャンネルだとしても、視聴者・ファンの獲得を見込めます。
一方でYouTubeで稼ぐ場合にはこのようなデメリットも存在します。
- 初期投資にかかる費用が高め
動画を投稿するにはパソコンやネット回線、スマホがあれば十分ですが、収益化しようと思うのならよりスペックの高いパソコンやカメラを用いてクオリティの高い動画を制作する必要があります。
また、ライブ配信も視野に入れる場合は、ミキサーや照明、マイク、専用のソフトなども必要になるのでさらに費用が嵩んでしまいます。
機材にこだわりだすと青天井なので、最初はほどほどのものを揃えるのがよいでしょう。
- 身バレの可能性がある
自分の声も顔も出していない場合は大丈夫ですが、そうでない場合自分の名前や住所が世界中の人間にばれてしまうリスクがあります。
顔や声を出して活動する場合は、自身の身を守るためにも背景に映るものや周囲の人間に気を付けるようにしましょう。
- 収益化までが難しい
上記に記した通り、収益化には多くの条件があります。
特にチャンネル登録者数1000人以上というのは、流れてきた動画を見てもらうだけでなく、わざわざ登録をしてもらわなくてはならないので、ハードルが非常に高いようです。
そのため動画をたくさん作り続けているのに、何年たっても収益化されないチャンネルも数多く存在し、途中で挫折してしまうことも少なくないのです。
4. クラウドソーシングサイトで仕事を受注する
ライティングやデザイン、翻訳など専門性の高いスキルを持っている人は、クラウドソーシングサイトで仕事を受注することで収入を得ることができます。
また、自分がやりたい仕事を選べるためやりがいを感じながら働くこともできます。
お金を稼ぐためのスキルアップ方法
1. オンライン講座を受講する
自分が得意なスキルをさらに深めるために、オンライン講座を受講することをおすすめします。
Webデザインやプログラミング、マーケティングなどだと、自分のスキルに関連する講座を受講することで、より高いレベルのスキルを身につけることができます。
2. ブログやYouTubeを始める
自分が得意なことや知識を、ブログやYouTubeなどで発信することで、スキルアップを図ることができます。
自分のスキルに関連する情報を発信することで自分のスキルを再確認することができ、さらに専門性を高めることができます。
3.仕事をする中でスキルアップする
仕事をする中で、自分のスキルを磨くこともできます。
例としてエンジニアとして働く場合、実際に開発を行うことでより高度なスキルを身につけることができます。
まとめ
今回は、自分に合ったスキルを活かして稼ぐ方法と、お金を稼ぐためのスキルアップ方法について解説しました。
自分が得意なことや興味のあることについて、どんどんチャレンジしてみましょう。自分に合った方法を見つけ、自分らしい働き方を実現すればよりよい未来が待っているはずです。