一人暮らしを始めると、色々なところで費用がかかります。家賃や光熱費、生活費など、出費の要因は様々。中でも、通信費は特に高額になりがちです。
しかし、一人暮らしでもインターネット回線やスマホの通信費を節約する方法があるのをご存知でしょうか?
この記事では、一人暮らしの方が通信費を抑えるための方法を紹介します。
Contents
インターネット回線の契約を見直す
一人暮らしの場合、高速インターネット回線を必要とすることは少ないかもしれません。もし、自宅でのインターネット利用があまり多くない場合は、回線速度の遅いプランに変更することで、月額料金を抑えることができます。
インターネット回線の比較
インターネット回線には主に光回線とモバイル回線があります。
それぞれには特徴があるので、どちらが自分の利用スタイルに合っているかチェックしましょう。
光回線
光回線は、光ファイバーケーブルを利用したインターネット通信網です。光ファイバーケーブルは、細く透明な繊維状の「光ファイバー」を束ねて作られています。
光ファイバーケーブルを用いた通信では、デジタルデータを一度レーザー光の「光信号」に変換すると、大量のデジタルデータをスピーディーにやり取りできます。また、光回線は電磁波の影響を受けないため、通信状況が安定していることも大きな特徴です。
速い通信環境や、大容量のデータをやり取りする必要がある方には、特におすすめの回線です。なお、利用するためには回線を引く工事が必要な点には注意しておきましょう。
引用:インターネット回線の種類とは?選ぶ際のポイントや注意点を解説
このように、光回線は利用するための工事をしなければならない代わりに、安定して速い通信環境を構築できるのが強みです。
主に家で仕事をしたりゲームをしたりする人は、こちらを選ぶと膨大なデータ通信も快適に行うことができるのでおすすめです。
それでは、光回線を利用したい場合どの会社のものを選べばよいのでしょうか?
ここからは光回線のおすすめ業者を料金やおすすめポイントを交えて解説していきます。
なお、料金は一人暮らしの方向けにマンションプランで記載しています。
コミュファ光はプラン次第では最大10Gbpsという超高速回線を利用できる光回線業者です。
「Wi-Fi6」という超高速無線LANを一部のプランで標準提供しているので、無線での利用もしたいという方も追加料金なしで快適に利用することができます。
プロバイダもコミュファ光が担っているため、ほかの業者と契約する必要がなく、支払いなどがスムーズに行えます。
コミュファ光のお得なポイントは、「スタート割」や「安心サポートPlus同時申し込み」を利用すれば月額利用料や工事費が割引される点です。
「スタート割」は一定期間のプランの利用を事前に約束すれば、その期間中月額料金から550円割引されます。
この期間が終わった後も継続して契約していればずっと550円割引されるため、業者を変えたり解約する予定が特にない人におすすめです。
「安心サポートPlus同時申し込み」はネット利用などに関すること全般のサポートを行うサービスで、月額770円から利用ができます。
こちらとネット回線、スタート割を同時に申し込めば、なんと27500円かかる工事費が無料になります。
こういった割引を利用していけば、一番安いプランだと2450円から利用することができるので、かなりの節約につながるでしょう。
なお、サービスが提供されるエリアは東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)と長野県になるので限られた人しか利用できない点に注意です。
NURO 光 for マンションはすでにNURO設備が導入されているマンションに限り、月額2090円~2750円で利用することのできる回線です。
すでに設備が導入されているマンションに入居する人向けのサービスであるため、申し込みから開通まで早くて1週間~2週間となり、早めに使いたいという方におすすめです。
無線LANも標準装備のため、スマホなどの通信容量を抑えたい方も安心です。
NURO 光 for マンションのお得なポイントは、今なら申し込み特典として25000円のキャッシュバックや工事費実質無料キャンペーンが受けられることです。
月額料金にはプロバイダや無線LANの料金も含まれているため、別料金がかからない点もうれしいポイントです。
とくとくBB光はNTT東日本・NTT西日本フレッツ光回線とGMOとくとくBBプロバイダーをまとめた光回線プランです。
東西両方のフレッツ光回線と提携しているので、全国どこに住んでいる方も契約可能です。
料金はプロバイダー利用料、回線利用料など色々含めて4290円で、工事費も36か月利用することで全額割引がされます。
他社から乗り換えれば最大58000円のキャッシュバックが適用されるので、初年度は実質1790円から利用することも可能です。
また、契約期間の縛りや解約金、違約金も0円なのであとから解約したい方も安心です。
モバイル回線
モバイル回線は、無線で接続するインターネット回線です。
利用デバイスが中継基地につながっているため、有線を使わなくてもインターネット接続できます。光回線と比較すると通信速度は劣りますが、外出先に持ち運べる点は大きなメリットでしょう。
また、工事の必要もなく最短で利用可能です。容量に制限がある場合が多いので、大容量の通信を定期的に行う方は、光回線が良いでしょう。
引用:インターネット回線の種類とは?選ぶ際のポイントや注意点を解説
一方で、モバイル回線は通信速度と通信容量が光回線より劣る代わりに、工事なしですぐに利用ができ、外出先に持ち運べるのが強みです。
こちらは外出が多い方、工事ができない家に住んでいる方、すぐにネット通信を使いたい方におすすめです。
また、工事が不必要な点なども含め光回線に比べてかかる費用が低いので、ネットは使いたいけど速度や容量にこだわりがない方は、モバイル回線を選ぶと節約ができるでしょう。
それでは、モバイル回線を利用したい場合どの会社のものを選べばよいのでしょうか?
ここからはモバイル回線のおすすめ業者を料金やおすすめポイントを交えて解説していきます。
BroadWiMAXはインターネット通信業界の中でも最安級で利用できるモバイル回線です。
対応エリアも地下や空港などどんどん拡大しているので、様々なところに移動する人も安心です。
データ利用制限がこの回線にはないので、ゲームや動画をたっぷりと楽しむことができます。
そんなBroadWiMAXの初月月額料金はなんと1397円からとなっています。
また、条件付きですがWebサイトから申し込みをすると、初期費用として掛かる約20000円が無料になります。
さらにauやUQモバイルのスマホを利用する方はスマホの月額が1100円割引になるので、セットで申し込めばかなりの節約につながるでしょう。
楽天モバイルも全国の通信エリアのどこでも高速通信ができる回線です。
この回線の特徴は、モバイル回線としては珍しくデータ利用量に応じて料金が変わっていくことです。
他の業者だと大体は無制限プランだったり何ギガプランだったりと、決まった容量に対し決まった料金が定められています。
一方で、楽天モバイルでは3ギガまでしか使わないと1078円、20ギガまでだと2178円、それ以上使うと無制限となり3278円で利用可能になります。
同プランで申し込んでも、その時々で使い方を変えて料金を調整できる、というのはかなり便利なポイントです。
また、楽天モバイル利用者なら楽天市場での獲得ポイントが最大3倍プラスされるので、よく楽天で買い物をする方は特におすすめです。
スマホの料金プランを見直す
スマホの料金プランを見直すことでも、通信費を節約することができます。自宅にインターネット回線がある場合は、Wi-Fi接続を利用して通信量を減らすことでさらなる節約が見込めるでしょう。
また、通話やデータ通信を多く利用する場合は、よりお得なプランに変更することも考えましょう。
それでは、ここからは各キャリアで提供されるプランをご紹介していきましょう。
docomo
eximoは2023年7月1日から始まる新プランの一つです。
使ったギガによって利用額が自動的に変わるので、自分の利用スタイルに合わせて出費をコントロールすることができます。
料金は~1GB、1GB~3GB、3GB~無制限で変動し、最安だと4565円ですが、複数の割引を駆使すれば最安で2178円で利用可能です。
無制限でスマホを使いたいときや今月はちょっと抑えたい、というように月々で利用スタイルを変える方はこちらのプランを選ぶとよいでしょう。
irumoも同様に2023年7月1日より始まる新プランの一つです。
eximoとの違いはプランごとに使えるギガが決まっており、その代わり安価で利用できる点です。
一番安い3GBのプランなら2167円、各種割引を適用すればなんと880円で利用可能です。
3GBの他には6GB、9GBのプランがあり、無制限のプランは設けられていませんが、毎月の利用スタイルが変わらず、決められた通信料の中でリーズナブルにスマホを使う方におすすめのプランです。
au
こちらのプランはauを利用する場合の代表的なプランになります。
データ利用制限がないので、スマホでゲームや動画視聴を行う方はこちらを選ぶのが一般的でしょう。
料金は7238円と少し割高になりますが、家族割などの割引サービスを適用すると4928円で利用可能になります。
さらに、テザリングなどを含めて合計3GBまでの利用量の月は3278円となり、自動で1650円割引されるのであまり利用しない月があっても無駄がありません。
また、ネットフリックスやAmazonプライムなど各種サービスとパックになったプランもあり、別々に申し込むよりもお得に利用できるので、こういった外部サービスを使う予定がある人はそちらを選ぶとよいでしょう。
こちらのプランはデータ利用量に応じて自動的に料金が変動するプランです。
最安で~1GBまでだと3465円、各種割引を適用すると2178円で利用可能です。
無制限の料金は用意されておらず上限は4GBまでなので、そこまで通信量を使わないスマホ利用スタイルの方はこちらを選ぶとよいでしょう。
ソフトバンク
こちらのプランはギガを無制限で利用できるプランです。
このプランの最大の特徴は、YouTubeプレミアムが6か月無料で利用できる特典が付いてくる点です。
7か月以降も月額料金が25%オフになるので、YouTubeを快適に利用したい方にとてもおすすめです。
料金は7238円ですが、割引が適用されれば4928円になります。
また、auの使い放題MAX 5G/4Gと同じく、月のデータ通信量が3GB以下だと自動的に1650円割引されるので、無駄がありません。
こちらのプランは使ったデータ量に応じて料金が変わるプランです。
利用上限は3GBまでと少ないプランのため、スマホの利用が少ない方はこちらを選ぶとお得です。
最安料金は~1GBで3278円ですが、SoftBank 光・Airというものに加入すると1100円の割引がされます。
まとめ
一人暮らしで通信費を節約する方法はたくさんあります。まずはインターネット回線やスマホの料金プランを見直すとよいでしょう。
それから、キャッシュバックキャンペーンやオンラインストレージ、オンライン通販を活用することで、さらなる節約が期待できます。
一人暮らしを始める前に、通信費の抑え方をしっかりと調べておくことが大切です。