「ヨガはメリットが多いから興味があるけど、デメリットもあったりするの?」
こんな悩みを解説します。
ヨガはテレビで「ダイエット効果がある!」や「免疫力が上がる!」のようにメリットが多く報じられます。
そして、記事でも同じで、ヨガのメリットばかりが書かれています。多くの場合は、自身のヨガ教室を宣伝するためであり、デメリットはかかれにくい現状があります。
なので、本記事ではメリットももちろん解説しますが、反対的にヨガのデメリットまで徹底的に解説をしていきます。
ヨガを始めるにあたって、知っておくべきマイナスポイントを隠さず紹介するので、ぜひ最後までご覧下さい。
Contents
ヨガを行うメリット
では、まずヨガを行うメリットから見ていきましょう。
ヨガには大きく分けて以下6つのメリットがあります。
- 柔軟性が上がる
- 免疫力が上がる
- ストレス解消になる
- 肩こりや腰痛が良くなる
- ダイエット効果が望める
- 冷え性や生理痛を軽減できる
順番にメリットを解説しますね。
①柔軟性が上がる
まずヨガによるメリットは柔軟性が上がることです。
ヨガは身体を伸ばすストレッチのポーズも多いため、必然的に柔軟性が上がります。すると、ケガをしにくくなりますよ。
身体が硬く柔軟性がないと、ケガをしやすく日常生活での危険性も上がります。が、ヨガをすることでこのリスクは低くすることが可能。
なので、スポーツをやっている方や、身体が硬い人にヨガは最適です。
②免疫力が上がる
ヨガは呼吸法とセットなので、身体をリラックスさせ副交感神経を優位にさせる効果があります。
すると、全身の緊張が解けて血流が良くなり、酸素や栄養が全身に渡りやすくなり、免疫力UPに繋がります。
免疫力が低いとすぐに体調を崩してしまったり、風邪を何度も繰り返したりするので、そんな方には特にメリットが大きいでしょう。
③ストレス解消になる
ヨガは自律神経を整える効果があります。
ストレスを多く感じる時の多くは、交感神経が優位になってる時間が多いです。が、先ほど述べたようにヨガにより、副交感神経を優位にすることが可能。
なので、ヨガにより自律神経を整えることで、ストレス解消効果が望めるのです。適度な運動にもなるので、気分的にもリフレッシュできますね。
(【人生が変わる?】ヨガを継続して感じた心身の変化と効果を徹底解説)
④肩こりや腰痛が良くなる
ヨガは全身の緊張をほどき、血流を良くして酸素や栄養を渡りやすくします。
また、普段使わない筋肉をほぐすことが出来るので、結果的に肩こりや腰痛の改善に繋がるんです。
ヨガにより筋肉をつけることも出来るため、姿勢の強制効果も見込めるため、肩こりや腰痛が再発しにくくなるメリットもありますよ。
特にデスクワークの方は肩こりや腰痛に悩みがちなので、スキマ時間にヨガを取り入れると効果的です。
⑤ダイエット効果が望める
ヨガは筋肉がつき基礎代謝が上がるので、ダイエット効果を望むことが出来ます。
また、上記で述べたように、ヨガは血行を促進するため身体のむくみを取る効果もあるんです。
何十キロも減量するダイエットには向きませんが、ぽっこりお腹を改善したい方などにはヨガが効果的ですね。
⑥冷え性や生理痛を軽減できる
ヨガは基礎代謝が上がり、血行促進効果もあるため、冷え性や生理痛の軽減にも役立ちます。
特に冷え性の方は末端が冷えやすいので、足回しなど末端に重点を置くヨガが効果的でしょう。
生理痛を軽減する場合は、骨盤回りの血流を良くするヨガがオススメです。痛みを感じない程度でゆっくりと呼吸を意識すると効果的です。
ヨガを行うデメリット
では、次にヨガを行うデメリットです。
通常では語られない要素が多いですが、以下のようなデメリットがあるので、しっかりと確認していきましょう。
- 短期間で効果は出ない
- 継続をするのが難しい
- やり過ぎは関節を痛める
- 腰痛が悪化することがある
- 急激なダイエットに向かない
順番にデメリットを解説しますね。
①短期間で効果は出ない
ヨガのデメリット1つ目は短期間で効果は望めないこと。
ヨガを始めて1週間ほどでは大きくメリットで述べたような効果は望めません。
一般的に効果が望めるのは3ヵ月ほどからと言われています。なので、数ヵ月単位でヨガに取り組む必要がありますね。
自宅でも簡単に出来て取り組むハードルは低いですが、結果が出るまでの時間は長くなってしまいます。
②継続をするのが難しい
また、ヨガは自宅で行うと継続が難しいというデメリットがあります。
なぜなら3ヵ月ほど効果が見えない状況で、自宅で独学で継続するのには忍耐力が必要だからです。
ヨガを行っていても、1ヵ月当たりで「そもそも正しいヨガが出来ているのかな?」と思ってしまい挫折する方も多いですね。
なので、物事が続かないという方は、最寄りのヨガ教室に通ってみるのも1つの手ですよ。
③やり過ぎは関節を痛める
ヨガは比較的身体に負荷が少ないです(筋トレのように身体を追い込まないポーズが多いため)。
なので、特に最初の頃はやり過ぎてしまい、関節や筋を痛めてしまうことがあるんですよね。
身体が硬いと関節を痛めやすいので、最初はゆっくりと呼吸を深く意識して行うと良いです。回数を増やしたり負荷を強くしたりは、慣れてきてから徐々に行いましょう。
④腰痛が悪化することがある
メリットで「ヨガは腰痛改善の効果がある」と述べました。が、やり方によっては腰痛を悪化させてしまうことも。例えば、痛みがあるのに負荷をかけたり、身体が冷えている状態で急にヨガを始めたりすると危険です。
他にも、全身に力を入れた状態でポーズを取ると、腰を逆に痛めてしまうことがあります。なので、ヨガは呼吸を意識しつつ、力を抜くことを忘れてはいけません。
⑤急激なダイエットに向かない
ヨガは基礎代謝を上げることと血行を促進することで、ぽっこりお腹の改善や、多少の体重減量効果は望めます。
ですが、急激なダイエットや、体重をたくさん落とすダイエットには向きません。
その場合は、しっかりとした有酸素運動(ランニングやウォーキング)と無酸素運動(筋トレ)が必要です。
なので、もしダイエット目的でヨガに興味があるならば、どれくらい体重を落としたいのかを再確認しましょう。場合によってはヨガは向きません。
ヨガに合う人・合わない人
ここまでヨガを行うメリットとデメリットを解説しました。
なので、それらを踏まえてヨガに合う人と、合わない人を順番に紹介しますね。
ヨガに合う人
- 忙しく運動不足な人
- ストレスを軽減したい人
- 全身のこりが気になる人
- 冷え性で冬に苦労する人
- ぽっこりお腹を改善したい人
- スポーツ等で怪我のケアをしたい人
上記のような目的がある場合、ヨガは効果的なので非常におすすめです。
ヨガに合わない人
- 物事が続きにくい人
- 本格的な減量を目指す人
- 短期間で成果が欲しい人
- 極度の腰痛などがある人
上記のような人は、ヨガよりも他の手段を取った方が効果的だったりします。
ただ、自宅で簡単に開始できるので、まずはヨガに挑戦してみるのもおすすめです。
ヨガはデメリットもあるが、メリットの方が大きい
【ヨガを行うメリット】
- 柔軟性が上がる
- 免疫力が上がる
- ストレス解消になる
- 肩こりや腰痛が良くなる
- ダイエット効果が望める
- 冷え性や生理痛を軽減できる
【ヨガを行うデメリット】
- 短期間で効果は出ない
- 継続をするのが難しい
- やり過ぎは関節を痛める
- 腰痛が悪化することがある
- 急激なダイエットに向かない
ヨガには様々なメリットがあり、プラスに働くことが多いです。
ですが、その反面でメリットもあり、人によっては合わないこともあります。
なので、ヨガに興味のある人はメリットだけでなく、しっかりとデメリットも確認をしておきましょう。
それでもヨガってしんどいなぁ…と思える方は【ヨガに合う人・合わない人】つらい・しんどいと感じる人はヨガに向いてないかも?が参考になります。