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会社員におすすめの副業は?安定して稼げる副業を5つ紹介

近年働き方が見直されており、残業時間の制限やフレックスタイムなども積極的に行われるようになってきました。それと同時によく聞かれるようになったのが、副業です。

副業は厚生労働省でも環境整備を行ったり、ガイドラインを策定したりと積極的に副業を推進しています。そのため、ニュースや新聞などでも紹介されており、身近に感じてきている人も多いのではないでしょうか。

実際には、どれくらいの人が副業や兼業を行っているのでしょうか。ここでは、副業している人の割合や会社員にとっておすすめの副業は何なのかなどを紹介します。

出典:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」

副業を行っている会社員の割合

転職サービス「doda」が社会人15,000人に対して行った調査によると、「あなたは今、副業をしていますか」という質問に対して、「している」と答えた人は8.2%になりました。

また、現在「検討中」と答えた人は18.4%になりました。合わせると26.6%となっており、社会人の4人に1人は副業を検討しているまたは実際に行っていると回答していました。しかし、実際に副業をしている人は10人に1人以下の割合です。

ここまで、副業という言葉が普及したとしても実際に副業を始めるのは就業時間により制約やモチベーションの維持などにより始めるのは困難であると言えます。副業を始めるのはハードルが高いことであると言っても良いでしょう。

参考:doda「副業をしている会社員の割合は?副業の実態調査【最新版】」

会社員におすすめの副業5選

ここでは、会社員におすすめの副業を5つ紹介します。

ブログアフィリエイト

ブログアフィリエイトとは、自身が利用しているブログなどで商品やサービスを紹介して、ユーザーがブログを通じて特定の行動を行うことで報酬を得られる仕組みです。特定の行動とは、商品・サービスの購入、資料の請求、問い合わせ、サービスへの会員登録などが該当します。

アフィリエイトは初期投資が少なく始めることができ、場所を問わず作業を行うことができ、在庫を抱えるリスクもありません。そのため、非常に副業に向いているビジネスと言えるでしょう。また、SEOを理解することで収入の上限がないことも魅力的になります。

しかし定期的にブログを更新しないと読者数の低下や、成果がすぐにでないなどのデメリットも存在します。ブログアフィリエイトでは、根気よく続けることができる人が向いている副業と言えます。

プログラミング

プログラミングの副業は、プログラミングを行うビジネスのほか、プログラミングを教えるビジネスなども含まれます。プログラミングに関する副業はCrowdWorksやランサーズといったクラウドソーシングを利用することで案件を獲得することができます。

プログラミングは一度スキルとして身に着けることができれば、初期投資が少なくパソコンさえあれば、場所を問わず作業を行うことができます。そのため、副業に向いているビジネスと言えるでしょう。

しかしプログラミングを身に着ける難易度が高く、プログラミング学習の挫折率は90%とも言われています。プログラミング初心者では始めるのが難しい副業です。会社員としてプログラミングをしていたことがある人が始めると良い副業と言えるでしょう。

SNS運用代行

SNS運用代行とは、企業や店舗に代わってTwitterやInstagramなどのSNS投稿を行う仕事です。業務内容はさまざまですが、SNSを使って広報活動の企画立案を行ったり画像編集ソフトやアプリで投稿画像を作成したりといった業務を請け負います。他にもコメントの管理や、投稿スケジュールの管理などSNSに関すること全般に対応する副業です。

SNS運用代行は、案件数が多く、初心者でも始めやすいのがポイントです。また、場所を選ばず初期投資もほとんど掛からないため、おすすめの副業と言えるでしょう。

しかしSNS運用代行では、SNSに対する一般的な知見は求められたり、ユーザーの細かなニーズに都度対応していたりいく必要があります。SNSを普段から利用している人にとってはおすすめですが、SNSを使わない人には不向きの副業と言えるでしょう。

ポイントサイト

ポイントサイトとは動画を閲覧したり、サイトURLをクリックしたり、アンケートに答えたり、特定の案件をクリアしたりすることでポイントを獲得することができます。そのポイントを現金やAmazonポイントなど、他のポイントへ換金することができるサービスです。ポイントサイトを経由して買い物をするだけで、ポイントを貯めることができるサービスなどもあります。

ポイントサイトは、スキマ時間で案件をこなすだけでポイントを貯めることができるのが魅力的で、スマホ一台あればいつでも副業が可能です。場合によってはインタビューなどの単価が高い案件もあり、案件を選べば効率的に稼げるでしょう。

しかし継続的に高単価を狙っていくのは、難易度が高いです。ただのアンケートなどでは、1円や2円など低単価が多く稼ぐことが難しいでしょう。地道に稼いでいくか一時的に活動し稼いでいくか、どちらかの方法が良いでしょう。

フリマアプリ

フリマアプリは自身が使わなくなったモノをメルカリやラクマなどのフリマアプリに出品し、他の方に購入してもらうことでお金を稼ぐ方法になります。

自身の不用品を出品すれば良いだけなので、デメリットもありません。またフリマでの出品を続けていくことで、後々せどりなど別の副業につなげていくことができます。副業を始めたいけど、何から始めたらよいのかわからないという場合には家の不用品を出品してみるのは一つの手でしょう。出品していくことで家の中も整理できるきっかけにも繋がります。

会社員が副業するメリット

ここでは、会社員が副業をするメリットを2つ紹介します。

スキルアップ

会社員は、日々の業務を行っていくことでスキルアップに繋がりますが、それは会社の中でのスキルになります。多角的にスキルを磨きたい場合には、副業は有効な手段になります。

例えば、プログラミングでこれまで使ったことのない言語を学んで副業で案件をこなしていくことで、業務外の言語が使えるようになり新しいスキルを得ることができます。またブログアフィリエイトでも日々ネタとなる出来事を見つけ出すために、視野を広げて物事を見ることもできるしょう。またブログに必要な文章力も身に着けることができます。

一方で、副業で本業のスキルをブラッシュアップしていくのも1つの戦略です。副業と本業の両輪でスキルを身に着けることで、本業のビジネスの効率化にも繋がるでしょう。

収入が増える

副業を始める動機として最も大きいのが、収入を増やすことです。副業による収入は20代、30代で3万5000円前後、40代で6万5000円前後、全体で平均5万円程度になります。これだけの収入があれば、2人世帯の食費代ぐらいは浮かすことができます。

収入を増やすことで少しゆとりのある生活を送れるようになったり、老後のための貯蓄なども計画的に行うことができるようになったりするでしょう。

参考:doda「【実態調査】実はみんな副業してる? 副収入の平均額は月額〇万円!」

会社員が副業するデメリット

副業をすることにはメリットもありますが、その一方でデメリットも存在します。ここでは副業をするデメリットを2つ紹介します。

本業に支障がある

副業は本業の仕事が終わった後や休日に行うことが多いと思います。そのため十分に休む時間が取れず、本業に支障が出てしまう可能性があります。

また、体力だけではありません。副業をすると考えることが多くなります。例えば、副業の作業状況の管理やタスクの一覧化などの細かな作業を副業では1人でやらなければなりません。

副業をする際には勤務時間を調整してゆとりのある勤務時間にするとともに、精神的にもゆとりをもって本業と副業、頭を切り替えて作業できる体調を整えましょう。

休みがなくなる

副業は本業の合間に行うことや休日に行うことがほとんどです。そのため、休みが取れなくなってしまうことが多くなります。毎日働くことで疲労が溜ってしまったり、家族との団らんの時間が取れなくなってしまったりするリスクもあります。

疲労やストレスは体調不良の原因となり、さらに時間が奪われてしまうかもしれません。ご自身の健康を守るためにも定期的に休みをとり、家族と過ごす時間を確保することで、疲労やストレスを溜めすぎないようにしましょう。

副業を行う際の注意点

副業を行うには本業との兼ね合いや税金面で注意しなければならないことがあります。ここでは副業を行う際の注意点を紹介します。

就業規則の確認

就業規則に副業を禁止する旨が明記されていないか必ず確認するようにしましょう。労働基準法第2条第2項では、「労働者及び使用者は、労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し、誠実に各々その義務を履行しなければならない」と定められています。

そのため、副業禁止を明記している会社に勤めている場合、雇用される者は原則副業禁止のルールを守らなければなりません。違反した場合には懲戒処分の対象にもなりうるので注意をしましょう。

本業に影響がないか

副業はあくまで副業であり、本業の方が稼いでいる人がほとんどなのではないでしょうか。副業をする際には本業に悪い影響が出ないか確認をしましょう。例えば、副業にストレスを感じるあまりに本業で非効率な働き方をしてしまうと、本業で会社から評価をされずに結局、収入がほとんど上がらないということもあります。

一方、副業が本業にいい影響を与えるケースもあります。副業の知識が本業でも使える場合や仕事のメリハリをつけられる場合には良い影響を与えていると言っても良いでしょう。その場合には積極的に副業を行うべきでしょう。

確定申告は必要か

副業がアルバイトやパートの場合は、年間収入が20万円を超えると確定申告が必要です。年末調整を行っていない収入の分は確定申告が必要ですので注意をしましょう。

また、個人として働いている場合にも収入から諸費用を引いた所得が20万円以上であれば、確定申告が必要です。個人で働いている場合には個人事業主として開業届を出すことで青色確定申告が行え非課税枠が大きくなる可能性もあります。年間20万円以上稼いでいる方は青色確定申告も検討してみても良いでしょう。

会社員で副業を行っている人の口コミ

ここでは実際に副業を行っている人の口コミを紹介します。

良い口コミ①:フリマサイトに対する口コミ

フリマサイトを始めて3ヶ月ほどで5万円は稼げたと思います。家の中も片付くし、個人情報を教えなくて済むので助かりました。またキャンペーンを使うと手数料を半額にできることも。下手に副業するよりも部屋を整理し、不用品をお金に変える方がお得です。

参考:https://kuchiran.jp/business/sidejob.html

良い口コミ②:アフィリエイトに対する口コミ

家にいながら報酬が得られるのが魅力の1つ。ブログのアクセス数が増えるに従い、アフィリエイト報酬も増えていくようになりました。始めて10ヶ月が経ちましたが、今ではかなりのお小遣い稼ぎになっています。

参考:https://kuchiran.jp/business/sidejob.html

良い口コミ③:ポイントサイトに対する口コミ

私が使っているアンケートサイトはジャンルが豊富で1回の投稿で最高10ポイント(1ポイント1円)貰えるので活用してます。Amazonギフト券でしか換金できないのは少々デメリットだけれど、日用品などを購入しています。

参考:https://kuchiran.jp/business/sidejob.html

悪い口コミ①:フリマサイトに対する口コミ

近所のフリマと大きなフリマを経験しましたが、労力に対して大きなフリマは売れない。無料の近所のフリマ(パチンコの駐車場)は客層が悪い・・・。値切ったり商品の上で試着し始める始末・・・。楽な副業はないです。

参考:https://kuchiran.jp/business/sidejob.html

悪い口コミ②:アフィリエイトに対する口コミ

大手と言われるアフィリエイトサイトに登録してつい最近まで5年ほど続けていましたが、全くと言っていいほど稼げませんでした。広告をクリックしてくれる人も月に数人という状態で、購入してくれる人はゼロでした。やる人によってかなり差が出るやり方ではないかと思います。残念ながら自分にはやり方が合わず、お小遣い稼ぎにはなりませんでした。

参考:https://kuchiran.jp/business/sidejob.html

悪い口コミ③:ポイントサイトに対する口コミ

アンケートサイトに登録しています。気楽に簡単にできるのはいいのですが、なかなかポイントがたまりません。気長にコツコツとがんばるしかないようです。

参考:https://kuchiran.jp/business/sidejob.html

まとめ

ここまで会社員におすすめの副業や副業をするメリット・デメリット、口コミなどを紹介してきました。会社員はなかなか副業をする時間を確保するのは難しいですが、ある程度慣れてくると継続的に稼ぐことができて、第2の収入源にもなります。家計を支えるのにも役立つでしょう。特に今回紹介した副業はリスクがなく手軽に始められるので、おすすめです。ぜひ、挑戦をしてみてください。