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競馬史上8頭目の三冠馬 コントレイルが成し遂げた偉業を紹介


現役の競走馬であるコントレイルは、2020年のクラシック三冠を成し遂げた馬です。

クラシック三冠を成し遂げた馬は、牡馬・牝馬問わず、過去にも何頭か存在しました。

しかし、コントレイルは、それまでの三冠馬とは全く違った偉業を成し遂げたのです。

ここでは、三冠馬であるコントレイルについて、詳しく解説していきます。

コントレイルの血統

引用元:【日本ダービー】コントレイル距離克服の鍵は…ファピアノの血が騒ぐか

コントレイルの父は、三冠馬であり、最終的にG1タイトルを7つ手にした名馬ディープインパクトです。

母はアメリカ生まれのロードクロサイトです。

ロードクロサイトは日本で競走馬としてデビューしましたが、勝ち星をあげることができずに引退します。

しかし、ロードクロサイトの父であるアンブライドルズソングは、北米のリーディングサイヤーで、母は2005年のエクリプス賞最優秀2歳牝馬に選ばれたフォークロアで、父母ともに良血馬です。

コントレイルは日米で活躍した親をもつ良血馬なのです。

コントレイルの成績

※2020年10月28日時点でのものです。

通算成績7戦7勝

新馬戦 1着
東スポ杯2歳ステークス(G3) 1着
ホープフルステークス(G1) 1着
皐月賞(G1) 1着
ダービー(G1) 1着
神戸新聞杯(G2) 1着
菊花賞(G1) 1着

コントレイルのここがスゴい!

三冠馬を成し遂げたコントレイルのエピソードをいくつか紹介します。

無敗の三冠馬

引用元:無敗三冠馬、牡牝そろって誕生か 秋季競馬で注目

コントレイルを語る上で欠かせないのがクラシック三冠を成し遂げたということです。

しかも、コントレイルはデビューから無敗で三冠馬となりました。

それまで、無敗で三冠を成し遂げた馬は、1984年のシンボリルドルフと、2005年のディープインパクトの2頭しかいませんでした。

ナリタブライアンや、オルフェーヴル、過去をさかのぼれば、セントライトやシンザンといった、現在、重賞で冠名になっている三冠馬も、三冠を達成するまでに何らかのレースで敗れています。

コントレイルは、デビューから負けなしで三冠を達成し、ディープインパクト以来、15年ぶりとなる無敗の三冠馬に輝いたのです。

また、ディープインパクト産駒で三冠馬となったのはコントレイルが初で、なおかつ無敗で三冠を成し遂げたことで、史上初の親子無敗の三冠馬となったのです。

史上初の同年三冠馬の誕生

コントレイルの世代の牝馬にデアリングタクトという馬がいます。

このデアリングタクトは、牝馬三冠といわれる桜花賞・オークス・秋華賞の三冠を達成しました。

同一年内で牡馬・牝馬それぞれの三冠馬が誕生することはいままででなかったことなのです。

しかも、デアリングタクトも無敗で三冠を達成した馬なので、同一年内に牡馬・牝馬の無敗の三冠馬が達成したこととなるのです。

牡馬のディープインパクト産駒で最多となるG1ホルダー保持馬

輝かしい成績を残して引退したディープインパクトは種牡馬入りしました。

現役時代の活躍から、種牡馬としても大活躍をし、一時は年間200頭以上の馬と種付けを行いました。

しかし、これだけ多くの産駒を輩出しているわりに、ディープインパクト産駒は一頭当たりの複数のG1タイトルを手にしている馬はそこまで多くはありませんでした。

牡馬の最多G1ホルダーは、ステイヤーレースのG1を3勝しているフィエールマンです。

しかし、コントレイルが菊花賞を制したことで、コントレイルが牡馬の中で最もG1タイトルを手にしている馬となったのです。

ちなみに、牝馬はジェンティルドンナの7勝が最多ですが、ジェンティルドンナを除くとG1タイトルを多数手にしている馬はそこまで多くありません。

同期のサリオスを赤子扱いしたコントレイル

引用元:【皐月賞】コントレイルが無敗1冠!たたき合い制した 矢作師「ダービーもいける」 | 競馬ニュース – netkeiba.com

コントレイルのライバルに、サリオスという馬がいます。

サリオスは父がハーツクライで、2019年の朝日杯FSを制した馬です。

コントレイルはその年のホープフルステークスを制しているので、この時点で無敗のG1馬が2頭揃いました。

この2頭は翌年、ともにステップレースを使わずに皐月賞への出走を表明したので、皐月賞では、無敗のG1馬が激突することとなったのです。

迎えた皐月賞では、完璧にレースを運んだサリオスが好位から一気に勝利を手にしようとしましたが、後方から末脚勝負に挑んだコントレイルがサリオスをかわして勝利します。

続くダービーで、サリオスは汚名返上に挑みましたが、コントレイルが完全にサリオスを赤子扱いするような競馬を見せ、3馬身突き放して完勝します。

コントレイルが菊花賞を目指すことになったサリオス陣営は、コントレイルに勝つ見込みが見いだせなくなったのか、古馬混合戦である毎日王冠に駒を進め、コントレイルとは別の路線を歩むこととなったのです。

まとめ

菊花賞を勝ち切り、多くの人の期待に応えたコントレイル。

コントレイルは菊花賞を勝ったばかりの3歳馬なので、まだまだ大舞台での活躍が見込まれます。

先日、コントレイルの最大といえるサリオスが、古馬混合戦である毎日王冠で、古馬相手に3馬身つけて完勝しました。

そのサリオスに勝ち切っているコントレイルの評価も間接的に上がったことでしょう。

まだまだ秋のG1は始まったばかりですし、これからもコントレイルの活躍に期待したいですね。