コラム

10人でジャンボ宝くじ共同購入!!10億円当選したらどうなるの?

宝くじを大きく当てるには当選確率を上げることも大切です。

当選確率を上げるために宝くじをひとりで何千枚も買うことは資金面でなかなか難しいですが、会社の同僚や宝くじ仲間と共同購入することにより枚数も増えるので当たる確率もアップしてきます。

しかし宝くじを共同購入をする前に知っておきたいメリットやデメリットがあるので詳しく解説していきます。

共同購入のメリットはなに?

共同購入はジャンボ宝くじでよく使われる技です。

宝くじの枚数が増えれば増えるほど大きな当たりの確率は上がってきます。

しかしひとりで千枚を買おうと思っても30万円も必要となってしまうので、さすがにハズレた時のことを考えると怖いのが正直なところです。
そこで共同購入をすればひとりあたりの負担が少なくて済みます。

ジャンボ宝くじを例に考えると

ジャンボ宝くじ30万円分を10人で共同購入すると、ひとりあたり3万円の出資で済んでしまい、1等が当たった場合全員で山分けをすることができます。

これが共同購入の最大のメリットです。

当選金を山分けするので独り占めはできませんが、リスクも最小限に抑えることもできますし、信頼のおける仲間たちと共同購入をすることで抽選日まで同じ夢を楽しめるのでメリットだらけになります。

共同購入はメリットだらけなのにデメリットなんてあるの?

共同購入をすることでリスクを分散し当たる確率を上げるメリットがありますが、当然デメリットも出てきます。

信頼できる仲間で共同購入をしているので誰かひとりに持ち逃げされたりとかはないハズですが、持ち逃げされるよりも、もっと身近に起こるデメリットがあるのです。

それは税金です。

予定が合わなかったばかりに贈与税が!

例えば年末ジャンボのように10億円が当たったらひとりの取り分は1億円となります。

10人でぞろぞろとみずほ銀行へ行って10億円を換金するのは、全員の予定なかなか合わず、代表者ひとりが10億円を取りに行ってしまった場合、他9人には贈与税がかかってしまうのです。

贈与税は最大で55%かかってしまうので1億円づつ9人に渡すと、代表者は1億円をそのまま手に入れることができますが、他9人は贈与税を引かれて結局5千万円程度しか手元に残らない計算となってしまうのが最大のデメリットです。

しかし「共同購入はいいことがないじゃん」と思わなくても大丈夫です。

このデメリットを回避する方法はきちんとあるのです。

知っておきたいデメリット回避方法って?

それは共同購入をした全員でみずほ銀行へ換金しに行くことが回避方法です。

そもそも贈与税は贈与したものにかかってしまう税金なので、代表者ひとりが取りに行ってしまうと、宝くじ当選証明にひとりの名前しか書けないことになってしまい、贈与税が発生してしまいます。

10人全員で換金しに行けば、宝くじ証明書には10人の名前を書くことができるので贈与税はかからないことになります。

つまり10人が高額当選者になるわけです。

共同購入者全員の名前が書かれていれば贈与という形ではなくなるのである意味大切な証明書となるものです。

共同購入する時は贈与税をなくす事が大事

共同購入をした場合このデメリットをなくすためには、なんとか全員の予定を合わせて当選金を受け取りに行きましょう。

支払ってもらえる期限は1年間なので、1年間のうちに全員の予定を合わせてください。

せっかくの高額当選が、贈与税のせいで半減してしまったら喜びも半減してしまいます。

まとめ

共同購入はリスクを分散させることができ、取り分は少なくなるものの、たくさんの枚数を買うことが可能になるので当選確率も上がってきてメリットが大きいのですが、必ず全員でみずほ銀行換金に行くようにしましょう。

これなら税金に悩まされることもありません。