夫婦関係に嫌気が差しており、宝くじで高額当選を果たしたら離婚しようと考えている人は一定数いるようです。
本記事では宝くじで高額当選をしたら離婚したいと考えている人の割合や実際の声を紹介します。
宝くじで高額当選をして離婚した場合の財産分与や高額当選した結果不幸になった人の実話も紹介するので気になる人は最後まで内容をご確認ください。
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宝くじで高額当選をしたら離婚を考えている人の割合は?
株式会社タンタカが実施したアンケートによると、「宝くじで7億円当選したら離婚を考えますか?」という質問に対して300人のうち39人が離婚を考えると回答しました。
割合にすると13%となっており、宝くじが当たったからといって離婚をしないと考えている人のほうが多くなっています。
とはいえ、10人に1人程度は金銭的な不安がなくなれば離婚したいと考えていることが明らかになっており、より多くの人を対象に質問するとこの割合は増える可能性も考えられます。
また、同じアンケートでは具体的な宝くじの使い道に関する質問もされており、住宅ローンの支払いや旅行、貯金に回すと回答した人が多い結果となりました。
離婚をするよりは、今の生活を豊かにしたり、将来に向けて資金を蓄えたりしたい人が多いようです。
宝くじで当選したら離婚したいという人の声
宝くじで当選したら離婚したいと考えている人の実際の声はYahoo!知恵袋などで確認ができます。
以下は代表的な意見です。
- 宝くじが当たって金銭的な不安がなくなれば、離婚もしくは別居がしたいです。自分だけで気兼ねなくのんびり暮らしたい。人のご機嫌で家の雰囲気を壊されたくないです。
- 宝くじが当たったらさっさと離婚して家建てて実家の両親と一緒に暮らして、小遣い程度のパートをしながら面倒みていけたら最高なのになあ〜と思うのは私だけでしょうか?
- 子どもがいなかったら離婚したいかも。でも、今は子どももいるし、現実的には住宅ローンの返済なんだろうな。
宝くじが当たったら離婚したい人は、自分だけで暮らしたい人や実家に帰りたい人などさまざまです。
また、子どもがいるから離婚したくても離婚できないという人は一定数います。
その場合は住宅ローンの返済などが現実的な使い道になるようです。
Yahoo!知恵袋の声を確認するとなかには実際に高額当選して離婚したいと考えている人の意見も確認することができました。
- 先日かなり高額の宝くじが当選しました。主人の浮気が発覚したこともあり、離婚したいと考えています。今、換金してしまうと離婚の時に財産分与として主人に半分渡さなければならないのでしょうか?
実際に高額当選をした場合は財産分与について考える必要があるようです。
次の見出しで詳細を解説します。
宝くじが当たって離婚した場合の財産分与はどうなる?
法的には離婚した場合、宝くじの当選金や競馬などの賞金は夫婦の共有財産とみなされ、財産分与の対象となるようです。
たとえ運によって偶然得られた財産であったとしても、一方が独占することは許されず、その利益は夫婦の生計のために使われるべきという考え方がある点は理解しておく必要があります。
また、生活に関係ない自分の特有財産から宝くじを購入したとしても当選金は共有財産とみなされる可能性が高いようです。
宝くじで高額当選をして離婚したいと考えている人は、当選金の一部は相手に渡さなければならないと理解したうえで行動に移す必要があります。
宝くじが当たって財産分与する際のQ&A
ここでは宝くじが当たって財産分与する場合の注意点をQ&A方式で回答していきます。
分与割合は半分になる?
宝くじが当選して財産分与される場合の分与割合は5対5にならない場合があるようです。
これは宝くじや競馬などを当てるのは個人の運によるところが大きく、配偶者が貢献したとは考えられないためです。
具体的な分与割合は7対3や6対4など当選者に有利になるケースがあるようなので、当選金の半分を相手に支払う必要はないと考えられます。
当選金を隠すことで財産分与させない方法はある?
宝くじの換金のタイミングを離婚届を出したあとにすれば、財産分与の対象にはならない可能性があるようです。
ただし、結婚中に当選しているので換金時期に関係なく折半するという考え方も否定できません。
法的にはグレーゾーンとなるので、もし宝くじが当たった場合は相手に内緒にして離婚後しばらくしてから換金すると自分のものになりやすいと考えられます。
離婚したい原因が夫にあっても財産分与する必要はある?
断言はできませんが、夫の浮気などが原因の場合でも宝くじの当選金を財産分与しなければならないようです。
そのため、宝くじで高額当選して離婚する場合は相手にも一定の割合の金額を渡す必要があると覚悟しておく必要があります。
宝くじに当選したら幸せは保証される?不幸になった人の話
宝くじで高額当選した人は離婚したり、お金を使った趣味を楽しんだりして幸せな人生が送れると考えている人もいると思いますが、なかには高額当選した結果不幸に陥る人もいます。
ここでは宝くじに高額当選して不幸になった人の実例を紹介します。
250億円に当選した人の末路
2002年に当時の過去最高額となる約250億円に当選したジャック・ウィテカーjrさんは、建設会社の社長だったようです。
宝くじ高額当選を果たす前は穏やかな人生を送っていたようですが、高額当選を周囲に知られたあとに人生は一変してしまいます。
高額当選がきっかけで飲酒運転や相手に脅迫を行ってしまい、二度も逮捕されてしまいました。
さらには車上荒らしで現金約4200万円を盗難されるなど悲惨な目に遭い、奥様とも離婚したようです。
この事件は宝くじの高額当選が周囲の人に知られてしまうと悲惨なことになる可能性を示しています。
宝くじに高額当選したからといってすぐに離婚などこれまでと異なる行動を起こせば周りからも怪しまれる可能性がある点は考慮しなければなりません。
宝くじの高額当選が周囲にバレるとどうなるかについては過去記事でも紹介していますので、気になる人は以下もあわせてご確認ください。
高額当選後に悲惨な最後を遂げてしまった人
宝くじは数億円という高額な当選を果たした場合以外でも人生が狂ってしまう人もいます。
2011年に約560万円に当選したデイビッド・ストークスさんは奥様と子ども2人で暮らしていました。
宝くじでの高額当選がきかっけとなり、奥様に相談もなく新車や株を購入し、夫婦関係に亀裂が入っていったそうです。
その後別居状態になってしまい、デイビッドさんは売春婦を雇ってしまったことが奥様にばれてしまいます。
口論になり、怒りが収まらなかった結果、子ども2人を道連れに自殺してしまいました。
これほどまでに悲惨なケースは稀ですが、なかには宝くじに高額当選をして不幸になった人もいます。
高額当選後に安易に行動に出て後々後悔する事態になるのは避けたいところです。
宝くじが当たってから本当に離婚すべきか考えよう
本記事では宝くじで高額当選したら離婚したいと考えている人がどれくらいいるのか解説しました。
一部のアンケートでは宝くじが当たったら離婚したいと考えている人はそこまで多くはないことが判明しています。
しかし、なかには離婚を考えている人もおり、自分の思い描く理想の生活を実現したい人もいるようです。
財産分与などの問題もありますが、離婚したいと考えている人はまず宝くじで高額当選を果たす必要があるので、当選確率を高める方法を考えましょう。
宝くじの当選確率を高める方法については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ内容をご確認ください。