宝くじは1口200円から300円のものが多く、3000円あれば10口以上購入することができます。
3000円という金額は購入者にとって負担が少ないと考えられ、現実的に購入を検討する人も多いはずです。
本記事では宝くじの種類別に3000円分購入した際の当選確率を紹介します。
宝くじが当たった人の共通点なども紹介するので、気になる人は最後まで内容をご確認ください。
Contents
宝くじを3000円購入して当たる確率を種類別に紹介
代表的な宝くじの種類は以下があります。
- ジャンボ宝くじ
- ロト6
- ロト7
- ミニロト
- ナンバーズ4
- ナンバーズ3
- ビンゴ5
それぞれ3000円購入した際の当たる確率を紹介します。
ジャンボ宝くじ
日本で販売されている宝くじのなかでも知名度が高く、1口300円で購入できるのがジャンボ宝くじです。
ジャンボ宝くじの当選確率は以下のとおりです。
等級 | 当選金額 | 当選確率 |
1等 | 7億円 | 2000万分の1 |
1等前後賞 | 1億5千万円 | 1000万分の1 |
1等組違い | 10万円 | 10万503分の1 |
2等 | 1000万円 | 500万分の1 |
3等 | 100万円 | 50万分の1 |
4等 | 5万円 | 1万分の1 |
5等 | 1万円 | 333分の1 |
6等 | 3000円 | 100分の1 |
7等 | 300円 | 10分の1 |
上記は年末ジャンボの当選確率を想定しており、ほかの種類のジャンボ宝くじの場合は確率が変動する場合があります。
3000円あれば10口購入することができるので、1等が当たる確率は理論上は200万分の1となり、7等の300円は100%当たる計算です。
ジャンボ宝くじは2等や3等でも当選金額が高くなっており、3000円購入すれば5万分の1以上の確率で100万円以上を手にするチャンスがあります。
ロト6
ロト6は毎週月曜日と木曜日に当選者が選ばれる数字選択式くじで、選択した6つの数字が当選番号と一致していれば当選となります。
ロト6の当選確率は以下のとおりです。
等級 | 当選金額(理論値) | 当選確率 |
1等 | 1億4万6800円 | 609万6454分の1 |
2等 | 約1500万円 | 101万6077分の1 |
3等 | 50万円 | 2万8225分の1 |
4等 | 9500円 | 611分の1 |
5等 | 1000円 | 40分の1 |
ロト6の1口の販売金額は200円となっており、3000円支払えば15口購入ができます。
15口購入した場合の1等の当選確率は約406430分の1となり、3等の期待値50万円の当選確率は約1882分の1となります。
毎週2回開催されており、チャンスが多いことや約2000回に1回は高額当選する可能性があることをふまえるとジャンボ宝くじよりも魅力を感じる人もいると予想されます。
ロト7
ロト7はロト6よりも当選確率が低いものの、1等に当たれば理論値で6億円という大金を手にできる可能性がある点が魅力の宝くじです。
ロト7の当選確率は以下のとおりです。
等級 | 当選金額(理論値) | 当選確率 |
1等 | 6億円 | 1029万5472分の1 |
2等 | 728万円 | 73万5391分の1 |
3等 | 72万7900円 | 5万2528分の1 |
4等 | 9100円 | 1127分の1 |
5等 | 1400円 | 72分の1 |
6等 | 1000円 | 42分の1 |
ロト7は1口300円となっており、ジャンボ宝くじと同じ購入金額です。
宝くじを3000円購入した場合は1等の当選確率は約102万9547分の1となっており、3等の理論値727900円に当選する確率は約5253分の1となります。
上記の数字はロト6と比較すると低くなっており、ロト7は1等の6億円という金額を狙いたい場合に購入するのがおすすめとなっています。
ミニロト
ミニロトもロト6やロト7と同様の数字選択式くじですが、選ぶ数字が5つと少ないので、当選確率が比較的高い宝くじとなっています。
以下はミニロトの当選確率です。
等級 | 当選金額 | 当選確率 |
1等 | 1004万6800円 | 16万9911分の1 |
2等 | 14万4300円 | 3万3983分の1 |
3等 | 1万円 | 1360分の1 |
4等 | 1000円 | 53分の1 |
ミニロトは1口200円となっており、3000円あれば15口購入することができます。
1等の理論値1000万円に当選する確率は約11327分の1となり、ほかの宝くじと比較すると圧倒的に当選確率が高いです。
数億円じゃなく、1000万円でも当選する夢を持ちたいという人はミニロトの購入を検討してみてください。
ナンバーズ4
ナンバーズ4は基本的に平日は毎日開催されている宝くじで、数字だけでなく、順番も当選に影響してくる宝くじです。
当選確率は以下のとおりです。
等級 | 当選金額 | 当選確率 |
ストレート | 90万円 | 1000分の1 |
ボックス | 22万5000円 | 705分の1 |
ボックス | 15万円 | |
ボックス | 7万5000円 | |
ボックス | 3万7500円 |
ナンバーズ4は1口200円となっているので3000円で15口購入することができ、ストレートの当選確率は約667分の1となります。
上記の数字はかなり高い確率と考えることができ、約2年間毎日10口購入を続ければ1回は当たる計算になります。
当選確率の理論値は90万円となっていますが、人生に一度は1等に当選したいという人はナンバーズは魅力的です。
ナンバーズ3
ナンバーズ3はナンバーズ4よりもさらに当選確率が高い宝くじです。
当選確率は以下のとおりです。
等級 | 当選金額 | 当選確率 |
ストレート | 9万円 | 1000分の1 |
ボックス1 | 3万円 | 210分の1 |
ボックス2 | 1万5000円 |
1口の金額はナンバーズ4と同じ200円であり、3000円あれば15口購入できます。
当選確率は約67分の1となり、これは日本に存在する宝くじのなかでもっとも高い確率になっています。
当選金額の低さが気になる人はいると予想されるので、自分が当選したらうれしい金額と当選確率を比較してどの宝くじを購入するのか決めるのがおすすめです。
ビンゴ5
ビンゴ5とはビンゴゲームをモチーフにした数字選択式宝くじであり、縦、横、斜めのラインがいくつ揃うかで当選金額が決まります。
ビンゴ5の当選確率は以下のとおりです。
等級 | 当選金額 | 当選確率 |
1等 | 555万6200円 | 39万625分の1 |
2等 | 30万円 | 2万4414分の1 |
3等 | 4万5000分の1 | 8138分の1 |
4等 | 1万8200円 | 2035分の1 |
5等 | 2500円 | 313分の1 |
6等 | 700円 | 59分の1 |
7等 | 200円 | 7分の1 |
1口の購入金額は200円となっているので、3000円あれば15口購入することができます。
ビンゴ5の1等の当選確率は約2万6042分の1とミニロトなどと比較しても確率が低くなりますが、2等は約1628分の1、3等は約543分の1、4等は約136分の1と当選の期待が持てる数字です。
ビンゴ5を購入したいと考えている人は、1等の高額当選を狙うのではなく、数万円というお金が手に入る可能性のある2等以降も視野に入れながら購入するのがおすすめといえます。
ビンゴ5については以下の記事でも解説していますので、気になる人は内容をご確認ください。
宝くじが当たる確率の低さを例えると?
宝くじは3000円分購入すると当たる確率を高めることができるとはいえ、なかなか当たりづらいのが現実です。
ここでは宝くじが当たる確率がどれくらい低いのかさまざまな事例にたとえていきます。
当選確率の現実を理解したうえで、宝くじを楽しんでください。
事故に例えた場合
事故の例として、交通事故、飛行機の墜落、落雷の3つの確率と宝くじが当選する確率を比較していきます。
具体的な確率は以下のとおりです。
事故 | 確率 |
交通事故 | 3万4000分の1 |
飛行機の墜落 | 11万分の1 |
落雷 | 70万分の1 |
交通事故の確率の約3万4000分の1という確率よりも、ビンゴ5やミニロトを3000円分購入した際の当選確率のほうが高くなっています。
とはいえ、ジャンボ宝くじやロト6、ロト7の当選確率は交通事故に遭う確率より低いです。
飛行機の墜落の確率の約11万分の1や落雷の約70万分の1という数字よりも、ジャンボ宝くじやロト7の当選確率は低くなっており、いかに宝くじに当選するのが難しいかが分かります。
人口に例えた場合
人口で考えても宝くじの当選確率は極めて低いことが分かります。
日本の人口は1億2千5百万人とされています。
ジャンボ宝くじの1等当選確率は2000万分の1となっているので、全国民が宝くじを購入した場合でも6人しか当選者は現れません。
東京都の人口は約1400万人となっているので、東京都の人が全員購入したとしても1人も当選者がでないことも十分に考えられるのです。
3000円分購入すると10〜15口購入できることになるので、200万人のなかから1人が当選者として選ばれる計算になります。
200万人という数字は札幌市の人口とほぼ同様となっており、いずれにしても1等の当選は極めて難しいといえそうです。
そのほかのさまざまな例え
宝くじの当たりにくさは事故や人口以外にもさまざまな例えがされています。
以下は具体的な事例です。
- 東京ドーム363個のなかから1人が選ばれるのと同様の確率
- サイコロを振って同じ数字が9回連続で出るのと同様の確率
- 青信号が23回連続で停止せずに通過できるのと同様の確率
上記内容はどれも現実世界で起こることはほぼありえないように感じます。
この数字から宝くじを購入するのは無駄だと考える人も多くいるようです。
詳細については以下の記事で解説していますので、気になる人は内容をご確認ください。
宝くじに当たった人に共通点はある?
宝くじを3000円分購入すれば当選確率は高くなりますが、それでも高額当選をするのは簡単ではありません。
そこで理解しておきたいのが宝くじに当たった人の共通点です。
ここでは宝くじ公式サイトのデータをもとに詳細を確認していきます。
宝くじに当たった人は何枚買った?
宝くじで高額当選を果たした人が購入した宝くじの枚数のなかで多かったものは以下のとおりです。
枚数 | 割合 |
10枚未満 | 3.3% |
10枚 | 20.8% |
11〜19枚 | 3.3% |
20〜29枚 | 15.6% |
30枚 | 21.3% |
31〜49枚 | 6.7% |
50〜99枚 | 9.7% |
100枚以上 | 15.1% |
無回答 | 4.1% |
上記を確認するともっとも多かったのは30枚となっており、1口300円とすると9000円分購入していることになります。
ついで多かったのが10枚となっており、購入金額は3000円分です。
この結果からも3000円という購入金額で高額当選を果たすことは十分可能であると分かります。
宝くじに当たった人の購入歴と購入頻度は?
宝くじに当たった人の購入歴は以下のとおりです。
回数 | 割合 |
今回が初めて | 0.5% |
1年未満 | 3.1% |
1〜5年未満 | 8.2% |
5年〜10年未満 | 12.1% |
10年以上 | 74.9% |
無回答 | 1.3% |
高額当選者の約75%が10年以上宝くじを購入しており、宝くじに当たるためには長期間継続購入することが重要になることが分かります。
初めての購入で当選した人の割合は全体の0.5%であり、極めて稀です。
宝くじの高額当選者の購入頻度は以下のとおりです。
頻度 | 割合 |
ほぼ毎回 | 9.7% |
週1回程度 | 4.1% |
月1回程度 | 12.3% |
年数回 | 23.6% |
ジャンボのみ | 33.8% |
数字選択式のみ | 0.3% |
無回答 | 16.2% |
ジャンボのみ購入していると回答した人が全体の3分の1を占めました。
このことから高額当選者はジャンボのタイミングのみ継続してまとまった枚数の宝くじを購入しているという仮説が立てられます。
高額当選をしたいと考えている人は自分に合うと予想される宝くじを絞ったうえで継続購入するのがおすすめです。
宝くじで当たりやすい買い方はある?
宝くじの高額当選者にはさまざまなこだわりがあります。
なかでももっとも意識されていたのが連番とバラの購入枚数の割合です。
連番とバラは黄金の割合があるとされており、連番10枚、バラ20枚を購入するのがよいとされています。
詳細については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ内容をご確認ください。
連番とバラの割合以外では、買う日にちや宝くじ売り場などが意識されているので、気になる人はこちらも意識してみてください。
宝くじは3000円で当たる確率を理解したうえで購入しよう
本記事では種類別に宝くじを3000円分購入した際の当選確率を紹介しました。
宝くじを3000円分購入すると当選確率を高めることができますが、それでも宝くじに当たるのは簡単ではありません。
これから宝くじを購入する人は当選した人の意見を参考にしながら、少しでも当選確率を高められる努力をするのがおすすめです。
ユメドリでは本記事以外にも多数宝くじに関する記事が御座いますので、あわせて内容をご確認ください。