宝くじは当選確率が低いことや、実際の当選者が明かされないこともあり、不正疑惑が出ることがあります。
本記事では、宝くじの不正疑惑が出る理由にくわえ、実際に起こった事件も紹介します。
宝くじを怪しいと考えている人はぜひ内容をご確認ください。
Contents
宝くじの不正疑惑が出る2つの理由
宝くじの不正疑惑が出る理由は大きく2つ考えられます。
- 当選確率が低すぎて不正疑惑が出る
- 本当に事件が起きている
それぞれ詳細を解説します。
当選確率が低すぎて不正疑惑が出る
宝くじの1等の当選確率は、ジャンボ宝くじの場合は1000万分の1、ロト6の場合は6,096,454分の1です。
これは、飛行機が墜落する確率や落雷の被害に遭う確率よりも圧倒的に低くなっており、高額当選は奇跡と考えることができます。
そのため、自分も含めて周囲に宝くじの高額当選者がいないことが当たり前となっており、本当は当選者はいないのではないかと疑ったり、あらかじめ当選者は決まっており、一般の人は高額当選できないのではないかと考えたりしてしまうのです。
自ら当選番号を予想して購入するロトなどの数字選択式くじで不正疑惑が疑われることは少ないですが、ジャンボ宝くじなどに対しては疑念を抱く人もいます。
本当に事件が起きている
当選確率が低すぎて不正疑惑が出ることは根拠がないため問題になることはありませんが、実際に事件が起きた場合には、本当に不正をしていると予想されます。
日本の宝くじにおいては過去に事件が明るみになったことはありません。
そのため、明確に不正をしていると断言することはできませんが、過去にはTwitterで不正を働いているのではないかと噂になり、販売元が公式に否定するに至った事件がありました。
詳細については後述しますが、実際に不正を疑われるような出来事があった以上、今後も疑いの目が晴れる可能性は低くなっています。
当選確率の低さからみずほ銀行の不正が疑われている
根拠がなく宝くじの不正を疑っている人は、販売を委託されているみずほ銀行やその関係者が八百長を行っているのではないかと考えているようです。
この理由としては、過去にみずほ銀行が暴力団組員に融資をしているという不祥事が発覚したことが関係しています。
この事件の結果、金融庁からは業務改善命令が出され、当時の役員は退陣する結果となりました。
そこで怪しまれたのが宝くじです。
宝くじの当選番号を事前に決めておき、暴力団員に当たりのくじを渡しておけば数億円のお金を合法的に渡すことができます。
また、ジャンボ宝くじなどは当選者が誰かわからないようになっているため、実は当選者はおらず、みずほ銀行が当選額すべて懐に入れているという噂も出回りました。
みずほ銀行と暴力団組員との関係は明るみになっていますが、宝くじに関しては不正が行われたという発表はされていません。
そのため、事件との関係性は低いですが、今でもみずほ銀行を信用していない人から不正疑惑が出ていると考えられます。
宝くじの不正疑惑が生まれるきっかけとなったBIGの買目が同じ事件
上述のとおり、日本では宝くじで不正が行われていると明るみになった事件はありません。
しかし、Twitter上で不正が疑われ、販売元が公式に否定するに至った事件はあります。
それがBIGの買目が同じ事件です。
BIGとはサッカーの試合を対象にしたスポーツくじで、自ら予想するのではなく、コンピューターがランダムに結果を選ぶ仕組みになっています。
BIGの買目が同じ事件は、別日に購入したBIGのうち、ランダムに選ばれたはずの数字5口が完全一致しており、大きな話題となりました。
以下は実際のツイートです。
ランダムで選ばれた数字のうち5口が完全一致する確率は、天文学的な数値となっており、ビッグバンが起こって宇宙が誕生する確率よりも低いそうです。
そのため、コンピューターがランダムで数字を選ぶ形式の宝くじでは不正が行われているのではないかと疑われるようになりました。
これに対して販売元の独立行政法人日本スポーツ振興センターからは、「システムの不具合や不正な操作等によるものではないことを確認しました。」という発表がされましたが、購入者からの信用は失われてしまいます。
翌年のBIGの売上は前年を下回り、信用回復は難しい状況です。
上記の事件は宝くじで不正が行われていると断言できるものではないですが、今後も不正が疑われる材料になることは間違いありません。
宝くじが不正疑惑が出る理由は宝くじの販売員にもある
宝くじの不正疑惑が出る理由としては販売元だけでなく、宝くじの販売員にもあります。
インターネット上で確認できた宝くじの販売員が不正をしているのではないかという代表的な意見は以下のとおりです。
- ハロウィンジャンボ宝くじを別々の場所でバラで購入したのですが、すべて30組代だけ入っていませんでした。いつもバラで買うと0組から9組まですべて入っているのですが。
- 宝くじ売り場で換金したら1万円当選していたのに300円しか換金されなかった。
- 当選番号確認のために宝くじ売り場に行き、端末機器にかけてもらいました。210枚渡しましたが端末機器の数字は202となっており、残りの8枚は高額当選だったので販売員がとったのではないかと思います。なんとか調べる方法はないでしょうか。
上記以外にも宝くじ販売員が不正をしているのではないかという意見は多数見られました。
宝くじ売り場の販売員の疑わしい行動は販売元の問題ではなく、個人の問題である可能性が高いです。
そのため、宝くじ売り場での購入を控えて、インターネットから宝くじを購入すれば問題は減ると予想されます。
宝くじのインターネットでの購入に関しては過去記事で詳しく解説しているので、ぜひ内容をご確認ください。
宝くじに不正疑惑があっても高額当選を狙いたい人におすすめの買い方
宝くじは不正疑惑が出ることもありますが、基本的には公正に抽選が行われ、当選者が選ばれます。
そのため、宝くじを購入したいと考えている人は安心して購入してください。
また、高額当選を本気で目指したい人は、過去に高額当選した人の意見を確認し、その方法を真似することで当選確率が高まる可能性があります。
宝くじの公式サイトが発表している高額当選者のこだわりを確認すると、宝くじが当たった人には共通点があることが判明しました。
以下は具体的な内容です。
- 宝くじで高額当選している人の74.9%が10年以上継続購入している人
- 毎回の購入枚数は30枚購入している人が多く、100枚以上購入している人も15.1%いる
- 高額当選者のなかにはゲン担ぎをしている人も多い
上記を確認すると宝くじに高額当選する人は購入枚数が多く、継続して購入している年数も長いことが分かります。
宝くじで高額当選を目指す人は、ぜひ高額当選者の買い方を参考にしてみてください。
宝くじの不正疑惑に関するQ&A
ここでは宝くじの不正疑惑に関する疑問をQ&A方式で回答していきます。
本当に当選者はいる?
宝くじの高額当選者は本当にいます。
なかにはブログなどで当選後の生活を紹介している人もおり、実際の使い道などを知ることもできます。
宝くじの当選者については以下の記事でも紹介しているので気になる人はぜひご確認ください。
当選番号が操作されている可能性はある?
当選番号が操作されている可能性は低いです。
上述のとおりこれまでに明確な不正があった事件はありません。
これから宝くじを購入している人は安心してください。
複数回高額当選した人はいる?
宝くじで複数回億の高額当選を果たした人はいます。
お名前は上坂元祐さんとなっており、年末ジャンボとロト6で億を超える当選を果たしました。
そのほかにも多数の宝くじで当選しており、上坂さんは高額当選のコツを理解していたと予想されます。
上坂さんについては以下の記事で紹介していますので、気になる人は内容をご確認ください。
宝くじを購入する人は基本的に不正疑惑は信じないようにしよう
本記事では宝くじの不正疑惑について解説しました。
過去には明確に宝くじで不正があった事件はないですが、BIGの当選番号で買目が同じものが5口出たなどの疑惑はありました。
今後同じような事件が起こる可能性は低いと予想されますが、気になる人は意識をしたうえで宝くじを購入するか検討するのがおすすめです。