宝くじのネット購入は当たらないから、売り場で宝くじを購入した方がよいと聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
この記事では宝くじのネット購入は本当に当たらないのか過去の当選実績を元に徹底解説していきます。
宝くじをネット購入するデメリットや当選確率についても解説しますので、ぜひ最後まで記事の内容をご確認ください。
Contents
宝くじのネット購入は当たらないって本当?過去の当選実績について解説
宝くじのネット購入が本当に当たらないのか検証するためには、過去の当選実績を振り返ることが最も重要です。
ここでは、ジャンボ宝くじとロトに分けてネット購入の過去の当選実績を確認していきます。
宝くじをネット購入するデメリットについても紹介するので、こちらもあわせて理解するようにしましょう。
ジャンボ宝くじのネット購入の当選実績
ジャンボ宝くじは、ネット購入では当たらないという声が多いです。
しかし、過去の当選実績を確認してみると、意外にもネット購入した人の高額当選が多くなっています。
2018年 | 年末ジャンボ | 1等+前後賞 | 10億円 |
2019年 | ハロウィンジャンボ | 1等+前後賞 | 5億円 |
2019年 | 年末ジャンボ | 1等+前後賞 | 10億円 |
2020年 | ドリームジャンボ | 1等+前後賞 | 5億円 |
2020年 | サマージャンボ | 1等+前後賞 | 7億円×2本 |
2020年 | 年末ジャンボ | 1等+前後賞 | 10億円×3本 |
上記の表を確認すると、2018〜2020年に開催された年末ジャンボ宝くじでは、いずれも1等前後賞がネット購入者の中から出ています。
宝くじの公式サイトでは、全ての当選者データを公表している訳ではないため、その他どれくらいの人がネット購入で高額当選しているのかはわかりません。
しかし、過去の当選実績から考えるとジャンボ宝くじは、ネット購入でも当たると言えるのではないでしょうか。
また、ジャンボ宝くじに関しては、宝くじの公式サイトだけではなく、みずほ銀行でもネット販売されています。
みずほ銀行では、2017年にネット購入者に関するデータを公表したことがあり、ジャンボ宝くじと全国通常くじ、ブロック宝くじの3つにおいて、1年間で1,000万円以上の当選が合計11口あったことが判明しました。
この事実からも宝くじのネット購入から高額当選者は出ることが分かりますよね。
ロト6等の数字選択式宝くじのネット購入の当選実績
基本的に毎週開催されている数字選択式のロトも、ジャンボ宝くじと同様に、ネット購入することが可能です。
宝くじ公式サイトを確認すると、2021年のロト6とロト7の当選口数が紹介されていました。
- ロト6 76口
- ロト7 39口
2021年の1年間だけでもロト6とロト7で合計115口の当選が出ており、ロト等の数字選択式宝くじでもネット購入が当たらない訳ではないことが分かります。
ジャンボ宝くじの場合は、実際に宝くじ売り場に行って、どのくじを選ぶのか迷う楽しみもありますが、数字選択式の宝くじは自らが選んだ数字を購入する形式です。
そのため、実際に宝くじに行って数字を選んでもネットで数字を選んでも、結果は変わりません。
数字選択式宝くじを当てたいという場合は、購入場所よりも、数字の選び方について工夫することをおすすめします。
宝くじをネット購入するデメリットってある?
過去の当選実績を確認すると、宝くじはネット購入で当たらない訳ではありません。
しかし、宝くじをネットで購入する場合に関して、デメリットがないのか気になる人もいますよね。
宝くじをネット購入する際に考えられるデメリットを以下にまとめました。
- 抽選日に当選番号を調べる必要がないため、楽しみが減る
- 決済方法がクレジットカードとキャリア決済のみ
- 一部のゲン担ぎができない
それぞれについて内容を確認していきます。
抽選日に当選番号を調べる必要がないため、楽しみが減る
宝くじをネットで購入した場合は、自分が購入した番号を一目で確認することができ、当選番号があるかすぐに判明します。
そのため、自分が購入した宝くじを1枚ずつ当選番号と照らし合わせ、当選したか確認する楽しみを味わうことができません。
宝くじの当選を確認する際のわくわく感が減る点は人によっては、デメリットと言えるでしょう。
また、ネット購入で宝くじが当選した場合は、自動的に口座に当選金が振り込まれます。
そのため、みずほ銀行へ当選金を受け取りに行く必要がないという点も理解しておきたいポイントの1つです。
決済方法がクレジットカードとキャリア決済のみ
宝くじをネット購入する場合は、クレジットカードかスマホでキャリア決済をする必要があります。
宝くじのネット購入で利用できるクレジットカードの種類は以下の通りです。
- VISA
- mastercard
- JCB
また、購入の際には、本人認証サービスにてクレジットカードを確認する必要があります。
宝くじのネット購入のキャリア決済については、「ドコモ払い」と「auかんたん決済」の2つが利用可能です。
ソフトバンクを利用している人は、キャリア決済は使えず、クレジットカード決済する必要があるという点は理解しておきましょう。
一部のゲン担ぎができない
宝くじを買う前にはゲン担ぎをする人も多いです。
宝くじ公式サイトが発表している当せん者レポートによると、高額当選者の約8割がゲン担ぎをしていることが判明しています。
また、ゲン担ぎの一種として、宝くじ売り場にこだわったという人も多く、ネット購入した場合には売り場にこだわることはできません。
売り場に関するこだわりについては、以下のものが代表的です。
- 売り場の雰囲気
- 高額当選が出るとされている売り場
- 売り場の方角
- 売り場の人
宝くじ売り場にこだわりたい人はネット購入は控えることをおすすめします。
宝くじのネットでの購入方法について解説
過去の実績を確認すると、宝くじはネット購入した場合でも、十分に当選の期待を持つことができます。
ここでは、宝くじをネット購入したいと考えている人のために、具体的なネットでの購入方法を紹介していきますので、気になる人はぜひ内容をご確認ください。
宝くじのネットでの購入方法
宝くじはネットで購入する手段は2つあります。
- 宝くじ公式サイト
- 各金融機関のインターネットバンキング(みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ジャパンネット銀行・楽天銀行)
宝くじが、みずほ銀行以外の金融機関から、ネット購入することができるという点には驚かれた人も多いのではないでしょうか。
ネット購入に関しては、宝くじ公式サイトを利用する場合とインターネットバンキングを利用する場合で大きな違いはありません。
具体的な手順は以下の通りです。
- 購入したい宝くじの種類を選択
- 購入内容の確認(ジャンボであれば、購入枚数や連番 or バラを選択)
- 注文内容を確認
- 支払い方法の確認
宝くじの公式サイトから宝くじを購入する場合は、事前に会員登録をして、支払い方法や当選金受取口座の情報を入力する必要があるという点は理解しておきましょう。
宝くじをネットで購入して当たったらどうすればいい?
宝くじ売り場で宝くじを購入して高額当選した場合は、みずほ銀行に行き、換金をしてもらいます。
また、100万円を超える当選金に関しては、本人確認書類と印鑑を用意する必要があり、手続きが面倒だと感じる人もいるようです。
一方で、宝くじをネット購入した場合は、自動的に当選金が口座に振り込まれるため、手続きが一切必要ありません。
当選の際の手続きが一切必要ないという点はネット購入のうれしいポイントですよね。
また、宝くじをネット購入することで、当選番号を見逃すリスクもなくなります。
エンタメRBBが行った調査によると、宝くじ購入者の約20%が当選番号を時々見落とすことがあると回答しました。
購入した宝くじが高額当選していたとしても、当選番号を見落としてしまっては、当選金を受け取ることができません。
この点をふまえると、宝くじはネット購入する方が安心と言えるのではないでしょうか。
宝くじをネットで購入する際に当たる買い方は?当選確率も紹介
ここでは宝くじをネットで購入する際に当たる買い方や当選確率について紹介していきます。
宝くじをネット購入して、高額当選を狙いたいという人は必見の内容です。
宝くじをネット購入した際の当選確率について解説
宝くじは、店頭で購入した場合とネットで購入した場合の当選確率は変わりません。
当選確率が変わらないという点を踏まえると、店頭とネットのどちらで宝くじを購入するのかは、好みの問題となるのではないでしょうか。
以下は、日本の中でも特に人気が高い宝くじの1等当選確率の一覧です。
宝くじ名 | 当選金額 | 当選確率 |
年末ジャンボ宝くじ | 7億円(前後賞合わせて10億円) | 1/20,000,000 |
サマージャンボ宝くじ | 5億円(前後賞合わせて7億円) | 1/10,000,000 |
ロト6 | 2億円(キャリーオーバー時6億円) | 1/6,096,454 |
ロト7 | 6億円(キャリーオーバー時10億円) | 1/10,295,472 |
上記を確認すると年末ジャンボ宝くじの当選確率は2千万分の1と非常に低くなっていることが分かります。
また、ロト6やロト7の当選確率も非常に低くなっており、この当選確率の低さが、宝くじをネット購入しても当たらないと言われる最大の要因となっているのではないでしょうか。
宝くじを購入する際には、上記の当選確率を踏まえた上で、購入するようにしましょう。
宝くじをネット購入する際に当たる買い方は?
宝くじは売り場で購入した場合とネットで購入した場合で当選確率が変わりません。
そのため、宝くじが当たりやすくなるとされている買い方をすることが基本的には重要となります。
以下は、種類別に宝くじの当選確率が高まるとされている買い方です。
ジャンボ宝くじ
- 連番とバラの購入枚数のバランスを考慮する
- 1回につき30枚以上購入する
ロト
- 直近50回で出やすい数字と出にくい数字の傾向を把握する
- 一度に大量購入するのではなく、毎週継続して購入する
- キャリーオーバーがある際にくじの購入を行う
ナンバーズ
- ストレート・ボックス・セットの中で購入方法を絞る
- 直近の当選数字と連続数字を意識する
- 予算を決めて、継続的に購入する
ジャンボ宝くじや地方の宝くじに関しては、宝くじの購入枚数を増やすことが重要であり、ロトやナンバーズといった数字選択式くじは、過去の当選番号の分析と継続購入が高額当選のポイントです。
ネット購入で宝くじの高額当選を狙いたいという人は、是非上記の内容を意識して、宝くじを購入してみて下さい。
宝くじのネット購入は当たらないは嘘!好みの方法で宝くじを楽しもう
この記事では、宝くじのネット購入は本当に当たらないのか解説しました。
宝くじはネット購入した場合でも、店頭で購入した場合でも当選確率は同じとなっており、ネット購入で高額当選した人も複数出ています。
この事実からもネット購入で宝くじが当たらないという噂は間違っていると言えるのではないでしょうか。
そのため、宝くじの購入方法に迷っているという人は、好みの方法で宝くじを買うようにしましょう。