コラム

メリットとデメリットは?宝くじで億万長者になる前に知っておきたいこと

宝くじを買っている人ならば、誰もが一度は夢見る億万長者。

億万長者になれば、あんなことやこんなこと、今まで諦めていたことが、簡単に手に入ってしまうので、メリットいっぱいに見えます。

でも本当にメリットばかりなのでしょうか?

デメリットってないのでしょうか。

今回はそんな億万長者になった時に起こり得るメリット・デメリットを紹介していきます。

宝くじで億万長者!?メリットいっぱい!夢いっぱい!

億万長者になると言うことは当然たくさんのお金が手元に入ってきます。

サラリーマンの生涯年収は2億円とも言われているので、当選金額によっては5倍もの大金が転がり込むのです。

なんと現在の宝くじ最高当選金額は10億円!(サッカーくじのメガビッグは除く)

10億円も手に入れたらメリットだらけのように思えます。

では一体どんなメリットがあるのでしょうか?

車、マンションなどの、あらゆるローンを一括で払える。

車やマンションのローンの返済に毎月、頭を悩ませている人は多いのではないでしょうか。

そんなお悩みを一発で解決してくれるのが億万長者になることです。

しかし気になる点として『今までチマチマとローンを払ってきたのに突然一括返済なんてしたら、税務署からチェックが入り税金をガッポリと持って行かれそう』と考えることでしょう。

でも大丈夫。

宝くじ当選金には税金はかからないのです。

なぜなら、宝くじを買った時点で税金を収めているからです。

銀行もローンを一括返済する際に出所不明なお金は怪しみますが、そこで必要になってくるのが『宝くじ高額当選証明書』

これは高額当選した時に発行してもらえる証明書で、これさえあれば、すんなりとローン一括返済、憧れのタワーマンション、高級住宅地での一戸建てが可能となります。

所得税がかからないから全部自分のもの!

億万長者になった時、気になるのが所得税の問題です。

例えば10億円当選したとして、所得税のことを考えると、半分の5億円ぐらいは税務署持って行かれそうな気がします。

しかし、上でも少し触れた通り宝くじを買った時点で

すでに税金は収めているのです。

宝くじはみずほ銀行が儲けるためだけに発行しているわけではありません。

宝くじの収益の一部は税金として最初から購入金額に組み込まれているので、安心して億万長者になってください。

家族にお金を残せる!

少子高齢化の現在、年金は年々減らされていっています。

高齢夫婦2人で80歳まで生活をするのであれば、最低でも2,000万円は必要と言われているぐらいです。

そんな状態で、子供や孫に少しでも遺産を残してあげることができるのでしょうか。

でも億万長者になれば、そんな心配もご無用です。

何億円もあればお葬式だって盛大にあげてもらえるだろうし、後に残された家族も路頭に迷うことはありません。

こんなメリットだらけの億万長者なら、とにかく宝くじを買って買って買いまくるのもアリなのではないでしょうか!

宝くじで億万長者!?デメリットなんてあるの?

メリットだらけの億万長者のようにも見えますが、もちろんデメリットだって存在します。

億万長者になったことを人に話せない

宝くじの末当が当たったくらいなら、笑って人にも話せますが、億万長者ともなると話しは変わってきます。

せっかく当選したのに誰にも話が出来ないことはかなり辛いものです。

信頼している人にも「誰にも内緒だよ」なんてうっかり話してしまうと、あっという間に億万長者になったことが広まってしまいます。

1度広まった話題は収拾不可能です。

周りの人達が暖かく見守ってくれることはありません。

逆に「お金を貸して」「奢って」なんて日常茶飯事になってしまいます。

決してあなたに魅力があって人が集まるのではなく、お金に群がってくるのです。

お金の貸し借りは人間関係を簡単に壊してしまい、最後には誰も信用出来なく寂しい人生を過ごさなくてはいけません。

出来たら家族にも内緒にしておいた方が家庭崩壊を起こしてしまう危機を回避出来ます。

家族に分けようと思ったら、贈与税がかかってしまう。

せっかくなので家族に当選金を分けてあげようと思い簡単に贈与してはいけません。

なぜなら当選は受け取った人だけの財産となるからです。

当選金を受け取った本人はすでに宝くじ購入時に税金を納めている状態となりますが、当選金を他の人に分配した場合に、最大55%の贈与税がかかってしまいます。

1億円を家族にプレゼントしたら約5,000万円は税金として持っていかれた…なんて残念な結果となります。

かなり痛いデメリットですね。

こんなことにならないためにも億万長者になって家族に分配したければ、当選金を分配したい相手を共同購入者として一緒に受け取りに行くことで贈与税がかからなくなります。

その時に各自の受け取り金額を銀行が発行する『宝くじ当せん証明書』の中に記載してもらってください。

贈与したい相手の当選金受け取り分を銀行に証明してもらえば、出所が分かるお金となるので税務署からの指摘はありません。

独り占めするのであれば問題はありませんが、分配したい人がいるのであれば、めんどくさがらず必ず一緒に受け取りに行きましょう。

豪邸を建てたけど、その後の問題

夢のタワーマンションや大豪邸を当選金丸々使って一括購入し大満足していると翌年からデメリットが発生します。

家屋には固定資産税など様々な税金を毎年支払わなくてはなりません。

つまり後々お金がかかってくるのです。

敷地や立地が良ければ、その分税金が高くなり、1億円程度の当選金額では将来的に赤字になる可能性もあります。

予想もしなかった大金が転がり込んできて、浮かれる気分も分かりますが、やはりここでも税金がかかってきたり、メンテナンス費用もかかってくるので派手な使い方は、デメリットとなります。

まとめ

誰もが一度はなってみたいと思っている億万長者ですが、様々なメリット・デメリットが存在します。

メリットは時としてデメリットに変化してしまうので、億万長者になっても、あまり生活スタイルを変えることなく生活することが一番大切となってきます。

銀行で貰える『その日から読む本』をしっかり熟読して今後も宝くじを楽しんでください。