スクラッチは削ったその場で結果が分かるので、人気の高いくじです。
みなさんも1度はスクラッチをしたことがあるのではないでしょうか?
そんなスクラッチですが、全国くじとブロックくじがあるのをご存知でしたか?
そして、全国くじとブロックくじでは当たる確率が違うんです!
せっかくなら、少しでも当たりやすいくじを買いたいですよね。
今回はスクラッチの全国くじとブロックくじについて詳しく説明したいと思います。
スクラッチについて
値段
100円から300円
当選金額は?
スクラッチの種類によって異なりますが、1等の当選金は5万円から最高で1億円まであります。
スクラッチのルール
赤い枠の中を全て削り、3つ以上の絵柄が揃うと当選です。
全国くじとブロック(地方)くじについて
スクラッチは販売している地域によって種類が異なります。
- 全国くじ…「全国自治宝くじ」の名称で全国共通で販売されているくじ
- ブロックくじ(地域くじ)…全国を4つのブロックに分けて、それぞれの地域で販売しているくじ
ブロックくじの詳細を下の表にまとめました。
名称 | 発売地域 |
東京都宝くじ | 東京都 |
関東・中部・東北自治宝くじ | 北海道・東北・関東(東京都を除く)・中部地方と三重県 |
近畿宝くじ | 近畿地方(三重県を除く) |
西日本宝くじ | 中国・四国・九州・沖縄 |
ここで、注意しなければならいのが、除外されている地域があるということです。
例えば、「関東・中部・東北自治宝くじ」の場合、東京都は除外されています。知らない人が見たら「なんで東京なのに関東対象の宝くじが買えないの?」と疑問に思ってしまいますよね。
それは、東京都には「東京都宝くじ」がありますので重複しないようにするためです。
このように、必ずしも宝くじに記載されている地域すべてが対象ではないので注意が必要です。
全国くじとブロックくじの当選確率は?
それでは、全国くじとブロックくじで当たりやすいのはどちらでしょうか?
実際に販売されているスクラッチの当選本数を比べてみましょう。(1等の当選金が同じ金額のくじで比較しています。)
全国くじの当選本数

出典:今月の「わんにゃんスクラッチ」はアメリカンショートヘアとウェルシュ・テリア♪
第830回 全国自治宝くじ 「わんにゃんスクラッチ ウェルシュ・テリア2トリプルアタック」
単価 1枚200円
当選金 | 当選本数 | |
1等 | 300,000円 | 200本 |
2等 | 30,000円 | 1,200本 |
3等 | 10,000円 | 4,000本 |
4等 | 5,000円 | 12,800本 |
5等 | 1,000円 | 80,000本 |
6等 | 200円 | 400,000本 |
ブロックくじの当選本数

第2544回 関東・中部・東北自治宝くじ 「ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ」
単価 1枚200円
当選金 | 当選本数 | |
1等 | 300,000円 | 200本 |
2等 | 50,000円 | 2,550本 |
3等 | 10,000円 | 13,750本 |
4等 | 1,000円 | 50,000本 |
5等 | 200円 | 500,000本 |
上の表を見ていただくと分かるように、全国くじと関東・中部・東北自治宝くじの1等の当選本数は全く同じです。
2等以降の当選本数に至っては、ブロックくじの方が多くなっていますね。
当選本数が同じスクラッチを全国で販売するのと、限られた地域にのみ販売するのでは当選のしやすさは地域限定のスクラッチの方が当選しやすくなります。
他のブロックくじについても見てみましょう。
ブロックくじは、同じ種類のスクラッチをそれぞれの地域で販売しています。
(当選金と当選本数は地域によって異なります。)
先ほどの、関東・中部・東北自治宝くじ 「ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ」が他の地域のブロックくじでも販売されていますので、そちらで1等を比べてみましょう。
くじの名称 | 等級 | 当選金 | 当選本数 |
第2482回 東京都宝くじ ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ | 1等 | 300,000円 | 48本 |
第2664回 近畿宝くじ ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ | 1等 | 300,000円 | 60本 |
第2352回 西日本宝くじ ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ | 1等 | 300,000円 | 100本 |
他のブロックくじに関しても、1等の当選金額は変わらず、当選本数は地域によって差がありました。
当選本数はブロックくじの対象地域の規模によって異なっているんですね。
1等の当選本数は全国くじと比べると少ないですが、販売している地域の規模を考えると、ブロックくじの方が当たりやすいでしょう。
1等の本数が、全国の宝くじ売り場で200本、東京都の宝くじ売り場で48本と聞くと、東京都の方が1等を狙いやすいと言えます。
また、販売枚数に関しても、全国くじとブロックくじでは、購入希望者の数が違うため、全国くじの販売枚数が多いとされています。(公表はされていません。)
そうなると、ますますブロックくじの方が当たりやすいですよね。
まとめ
スクラッチは、くじの種類によって当選本数や当選金が異なります。
特に、全国くじと比べると、ブロックくじは1等が当たりやすいという結果になりました。
当選金ばかりに目がいってしまいがちですが、販売対象地域と当選本数を知っておくことで当選確率の高いスクラッチを見つけることができます。
今まで、全国くじ・ブロックくじを知らなかった方は、これを機にブロックくじを購入してみてはいかがでしょうか?
また、目指すは1等!スクラッチの当たりやすい買い方は知識で当選させる、でも全国とブロックくじ(地域くじ)についても説明しています。