パチンコはやめた方がいいと思っているけどやめられない人は多いのではないでしょうか。
パチンコを趣味の範囲で楽しみ、金銭的に困っていない人、パチンコで勝ち続けており、やめる必要がない人は継続してパチンコを楽しむのがおすすめです。しかし、何らかの理由でパチンコをやめた方がよいと考えている場合は、具体的な方法を模索する必要があるでしょう。
本記事では、パチンコをやめた方がよいと考えている人にパチンコがやめられない理由や実際にやめた人の体験談、パチンコをやめる具体的な手順を紹介します。
パチンコをやめた方がよいと考えている人はぜひ記事の詳細をご確認ください。
Contents
パチンコをやめた方がいいと知っていてもやめられない理由
パチンコをやめた方がよいことは理解していてもやめられない場合は、いくつか理由が考えられます。
- お金を稼ぎたい
- 暇な時間が多い
- 依存症である
それぞれ詳細を解説します。
パチンコが止められない理由①お金を稼ぎたい
パチンコをやめられない理由の1つ目はお金を稼げる期待が持てるからです。
軍資金にもよりますが、パチンコは1回で大勝ちすれば、手持ちのお金を倍にするのも夢ではありません。月のお小遣いを増やしたい人や、即金が必要な人は一発当てるという意識でパチンコを打つ人もいるのではないでしょうか。
しかし、そもそもの軍資金が少なければ、お金が稼げるかどうかは運の要素が大きくなってしまいます。パチンコは上手い人でも、よくて勝率は50%未満です。多くの場合は敗れてしまうため、お金を稼ぐ方法としてパチンコは優秀とは言えないのではないでしょうか。
パチンコが止められない理由②暇な時間が多い
パチンコ以外の趣味がない人もパチンコがやめられない理由の1つです。
仕事や学校が終わって何もすることがないからとりあえずパチンコ店に行く人や、休日は時間をつぶすために1日パチンコ店に行く人も多いのではないでしょうか。
趣味のパチンコをやめたい人は、パチンコに飽きたというケースや負けが続いてお金が減ったというケースが多いです。このタイミングは新たなことに挑戦するいい機会なので、別の趣味を探してみると、パチンコをすっぱりやめられるかもしれません。
パチンコが止められない理由③依存症である
パチンコをやめられない人は依存症になっている可能性も疑いましょう。厚生労働省によると依存症の定義は以下のように定められています。
特定の物質や行為・過程に対して、やめたくても、やめられないほどほどにできない状態をいわゆる依存症といいます。
パチンコは知らず知らずのうちに依存症になりやすい仕組みとなっています。以下はパチンコに依存するプロセスです。
- パチンコを開始した当初に大当たりし、成功体験を手にする
- その後は当たらないことが多いが、たまの大当たりが病みつきになる
- 当たらない状況が続いたとしても、当たりを期待してパチンコがやめられなくなる
自分がパチンコにはまっていったプロセスが上記に似ているという人は多いのではないでしょうか。
パチンコをやめたいのに自分の力ではどうにもならない場合は、すでに依存症の可能性があります。身近な人や医者に相談し、依存症の解消を試みましょう。
パチンコをやめられた人の体験談を紹介
ここでは実際にパチンコをやめられた人の体験談を紹介します。ほかの人の事例を知ることで、自分がパチンコをやめるきっかけをつかめるかもしれないので詳細を確認してみてください。
パチンコをやめられた人の体験談①負けが続いた
パチンコを10年以上楽しんできました。
始めた当初は勝てることも多く、1日で10万円近く稼いだ日もありました。お金が稼げた経験がきっかけとなり、どんどんパチンコにのめり込んでいきましたね。
しかし、ある日を境に急に大当たりがこなくなり、立て続けに負けました。冷静に考えると確率が偏っていただけと捉えられなくもないのですが、当時はその状況が我慢できませんでしたね。
貯金もなくなり、時間とお金を失うだけの結果となりました。
パチンコは負けるとお金がなくなる趣味であり、ストレスを感じます。これはソーシャルゲームなどほかのものにも言えることですが、負けたタイミングをやめ時に設定するのは有効でしょう。
パチンコをやめられた人の体験談②別の趣味ができた
パチンコは10年前から楽しんでおり、仕事帰りなど時間があればパチンコ店に行く生活をしていました。
トータルの収支では、大きくマイナスだったのですが、なかなかやめられず、毎回「今回は勝てる」というなぞの自信を持っていたことを覚えています。
パチンコをやめるきっかけは、職場の付き合いで始めたゴルフです。グリーンの上で体を動かすのが気持ちよく、もっとゴルフがうまくなりたいと練習に時間を費やしていると自然にパチンコの時間が減っていきました。
パチンコをやめたくてもやめられない人は、新しい趣味を見つけるのがよいと思います。
パチンコをやめるきっかけは別の趣味を見つけたからという人は少なくありません。パチンコをやめたいと考えている人は、ゴルフのように体を動かし、大幅にお金が減らない趣味を探してみてはいかがでしょうか。
パチンコをやめられた人の体験談③結婚をした
大学を卒業後、就職し、職場でのストレスをパチンコで発散するようになりました。負けたときはくやしくてさらにストレスがたまりましたが、大当たりした際の喜びは代えがたいものがありましたね。
パチンコをやめるきっかけになったのは、結婚です。子供ができることもわかっていたので、パチンコに費やすお金や時間をこれからは家族に使おうと決心しました。
独身が続いていれば、まだパチンコは続けていたんじゃないですかね。
結婚や転職といった人生の転機はパチンコをやめるよいきっかけになります。どうしてもパチンコをやめたい人は、今住んでいる場所から思い切って引っ越しをするなど環境を大幅に変えてみるのもよいかもしれません。
パチンコをやめる具体的な手順を紹介
パチンコをやめたいと考えている人が、決心を固めて明日からやめるというのは、なかなか難しいです。パチンコをやめるには適切な手順をふむことが重要です。
- 現状を見直す
- ほしいものリストを作る
- パチンコに関するものが目に入らいない環境に身を置く
- パチンコについて考える時間を減らす
詳細を解説します。
パチンコをやめる手順①現状を見直す
パチンコをやめられない人は自分の現状把握ができていない人が多いです。そのため、まずは、どれだけパチンコにお金を使い、どれだけ儲かっているのか整理することから始めましょう。
現状を理解するには、以下のポイントを押さえる必要があります。
- 1週間でパチンコ店に行く頻度
- パチンコ店にいる時間の長さ
- 1回の来店でパチンコに費やす金額
- 1回の収支
いきなり、パチンコをやめるのは難しいため、まずは1ヶ月間自分の状況を記録に残してみましょう。パチンコに費やしているお金や時間を客観的に見ると、現状を変えなければならないという気持ちになる可能性が高いです。
パチンコをやめる手順②ほしいものリストを作る
現状を把握できたら、費やしたお金と時間で何ができたのかを振り返りましょう。この際に有効なのがほしいものリストを作る方法です。
ほしいものリストを作る際には、1ヶ月パチンコに費やした金額でほしいものを挙げていく必要があります。これまで自分が我慢してきたものは、パチンコに費やすお金があれば買えたという事実が判明することも珍しくありません。
まずは、1ヶ月パチンコをやめられたら、ご褒美にそのお金で自分がほしかったものを買うことから始めると目標ができ、パチンコをやめられるかもしれません。
パチンコをやめる手順③パチンコに関するものが目に入らない環境に身を置く
現状を把握し、目標を立ててもパチンコに行きたいという思いはなくならないかもしれません。その場合は、物理的にパチンコ店が目に入らいない環境に身を置きましょう。
パチンコ好きな人は少なくとも一軒は生活範囲に行きつけのパチンコ屋があるはずです。毎日の通勤や通学の際にパチンコ店が目に入る場合は、ルートを変えたり、週末出歩く際にはパチンコ店を通らないルートを探したりと工夫するとよいでしょう。
パチンコ店が物理的に目に入らなければ、お店に行きたくなる欲も自然と押さえられるはずです。
パチンコをやめる手順④パチンコについて考える時間を減らす
パチンコ店の前を通らないことを決めたら、パチンコについて考える時間を徹底的に減らしていきましょう。この際には、頭のなかでパチンコについて考える時間を減らすのではなく、パチンコに関する情報を徹底的に遮断するのがおすすめです。
- 新台情報などの情報を検索しない
- パチンコに関連する動画を見ない
- パチンコに関する話題をふらないように友達にお願いする
- パチンコに登場するアニメは見ない
頭のなかでパチンコのことが思い浮かんだら、瞬時に別の行動をするように意識するなどもパチンコについて考える時間を減らすのに有効な手段となります。
気になる人はぜひ試してみてください。
パチンコをやめた方がいいと思っている人は適切な手順を踏もう
本記事では、パチンコをやめた方がいいと思っている人にパチンコをやめるべき理由や実際にやめた人の体験談、やめるための手順を解説しました。
パチンコは、一度はまるとやめるのが難しく、適切な手順を踏む必要があります。本記事で紹介した方法を実践し、パチンコを止めることを試みてください。