パチンコで勝負しようと思った時に皆さんは、軍資金をいくら用意して勝負に行くことが多いでしょうか?
1万円だけと決めて勝負する人もいれば軍資金を決めずになくなるたびに引き出す人もいます。
本記事では1円パチンコと4円パチンコ、それぞれの軍資金の目安や軍資金を豊富に用意するメリット、デメリットをご紹介します。
Contents
そもそも軍資金には2種類ある
軍資金と聞くと、パチンコに勝負に行くその日に持っていく金額だけを思い浮かべる方が多いかと思いますが、パチンコの軍資金には2種類の意味があるのです。
以下でそれぞれ解説します。
1日だけで勝負を行う場合
1日だけで勝負を行う場合の軍資金は、大半の人がイメージするようにその日に持っていく金額のことを指します。
その日財布に入っていた額をそのまま軍資金にする人もいれば、事前に額を決め、それ以上引き出さないよう、キャッシュカードを持っていかないという人もいます。
いずれの場合も、最低でも1万円以上は用意する人が多いでしょう。
朝から晩まで勝負すると決めている人は10万円以上用意する人も少なくありません。
1ヶ月単位の長期的な視点で勝負を行う場合
パチンコの軍資金には、長期的な視点で勝負を行う場合における軍資金も存在します。
こちらは、1日で勝負を行う場合とは根本から意味が異なっており、1ヶ月や半年、1年と長期的な期間を設定し、その期間内で実践に必要な金額の合計額を指しています。
中には100万円以上用意する方もいるでしょう。
そもそもパチンコというものは、どれだけ熟練した人であっても運に左右されることが多いため、勝つ日もあれば負ける日もあります。
そのような中で1日だけの勝負で勝った、負けたと一喜一憂していてもパチンコで勝負していくとは真の意味では言えないでしょう。
パチンコで勝負し、食っていくという人は1日という短い期間ではなく、1ヶ月以上の長期的な視点に立って、軍資金を考える必要があります。
負けが続けば軍資金はあっという間に減っていくので、自分の資産に余裕がない限りはパチンコで勝負して食っていこうとは考えない方がいいでしょう。
パチンコで勝てない理由は以下の記事で解説しています。
4パチに必要な軍資金
軍資金には2種類の資金があると紹介しましたが、実際に4円パチンコで勝負するためにはいくらぐらい用意すればいいのでしょうか。
1日だけの勝負、長期的な視点での勝負、それぞれの軍資金の目安を紹介します。
1日だけで勝負を行う場合
4円パチンコで1日勝負を行う場合の軍資金は3万円〜5万円ほど用意することが多いです。
中には、1万円だけ握りしめて勝負する人もいますが、4円パチンコを回していると大当たりが引けなかった場合、1時間も経たずに1万円は溶けていきます。
そのため、最低でも3万円は用意するようにしましょう。
4円パチンコの多くは1,000円で20回弱回転するため、3万円持っていれば600回転回すことができます。現行のパチンコの機種の中で最も大当たりが重い機種はミドルタイプで確率は1/319となっています。
600回転回すことができれば大抵の場合は大当たりを引くことができるでしょう。
しかし、場合によっては600回転以上ハマることもあります。
また、大当たりになったとしても確変に突入できなければ数百個の出玉だけで終わってしまいます。
3万円使って大当たりを引いて時短に終わった場合、軍資金が尽きてしまうので、余裕を持って5万円は用意すると確実です。
運よく100回転以内で大当たりを引き、確変に突入し連チャンが続けば、1万円でも1日中遊ぶことは可能です。
1ヶ月単位の長期的な視点で勝負を行う場合
1ヶ月単位で4円パチンコで勝負をしようとすると、必要な軍資金の額は一気に跳ね上がります。
先ほど、1日の場合は余裕を見て5万円用意した方がいいと説明しましたが1ヶ月となるとそれが30倍になります。
もちろん、毎日勝負に行くことは少ないため、稼働日は15日として計算し、5万円×15日で必要な軍資金は75万円となります。
これは、大当たりを一回も引けず、毎日5万円負け続けた場合に必要な金額であるため、多くの場合は適度に勝ちも拾えるため、75万円全てを使い切ることは滅多にないでしょう。
20万円ほどあれば、普通の場合は困らないのではないでしょうか。
1パチに必要な軍資金
一円パチンコの場合は単純に必要な軍資金は4分の1になるため、計算はしやすいです。
1日だけ勝負を行う場合と、1ヶ月単位で勝負する場合にわけて解説します。
1日だけで勝負を行う場合
4円パチンコで1日だけ勝負を行う際に必要な軍資金は3万円〜5万円と説明しました。
1円パチンコではレートが4分の1になるため、必要な軍資金は1万円弱〜15,000円程度でしょう。
負けても痛い出費にはなりませんが、勝った場合のリターンも4分の1であるため、1円パチンコで大勝ちするとなんとも言えない気持ちになってしまいます。
1ヶ月単位の長期的な視点で勝負を行う場合
4円パチンコで1ヶ月単位で勝負を行う際に必要な軍資金は20万円〜75万円と説明しました。
1円パチンコではレートが4分の1になるため、必要な軍資金は5万円〜18万円程度でしょう。
1円パチンコは勝っても負けてもあまり大きい金額の変動にはならないため、パチンコで食っていくという方は覚悟を決めて4円パチンコで戦うようにしましょう。
1円パチンコは趣味の範囲内で楽しむことをお勧めします。
パチンコで軍資金を豊富に用意するメリット
パチンコで勝負をする場合は、軍資金が豊富であることによって2つのメリットが生まれます。
どのようなメリットなのか解説します。
終日戦うことができるためほぼ確実に大当たりを引ける
軍資金が大量にあれば1日を通して終日戦うことができるため、ほぼ間違いなく大当たりを引くことができます。
限られた資金の中では大当たりを引けずに軍資金が尽きてしまう、ということにもなりかねません。
一方で、潤沢な資金があれば終日回すことができ、最低でも1回は大当たりを引くことができるため、勝負の土俵に上がることができます。
パチンコは大当たりを引き、確変に入れ、連チャンさせることで初めて収支がプラスになります。
つまり、大当たりを引けないことには勝負が始まらないため、軍資金が多いに越したことはないと言えます。
負けが込んでも精神的な負担が少ない
パチンコを打っている時に、軍資金に余裕がない時に負けが混んでしまうと精神的に追い詰められてしまいます。
「これだけ負けてしまったら今月は生活を切り詰めないと・・・」と不安に思ってしまったり「今日負けた額があれば旅行に行って贅沢もできたのに・・・」という後悔にも繋がってしまいます。
その中で、軍資金が潤沢にあれば、負けたとしても軍資金の中の10分の1以下だし大したことない、と思え精神的な負担も少ないでしょう。
精神的に追い詰められると、正常な思考が働きにくくなり、負けが込んでしまうため、資金はなるべく豊富に用意しましょう。
パチンコで軍資金を豊富に用意するデメリット
一方で、パチンコで勝負をする際に軍資金を豊富に用意することによってデメリットにつながるということもあります。
2つのデメリットをご紹介します。
負けた場合の損失が大きくなる
当然のことなのですが、軍資金が豊富であっても負ける時は負けてしまいます。もし仮に用意した軍資金を全て溶かしてしまったとなると豊富に用意した分、ダメージが大きくなります。
余剰金の範囲で行えていればいいですが、そうでない場合は生活に支障をきたしかねません。
貯金や資産が豊富にない場合は、無理をして豊富な軍資金を用意することはやめた方が得策です。
精神的な余裕から安易に立ち回ってしまう
軍資金が多いことで精神的な余裕につながるメリットもありますが、一方ではその余裕から立ち回りが雑になってしまいます。
「好きな機種だから回らないけど打とう」や「期待値の計算は面倒だからしなくていいや」と立ち回りが雑になってしまい、勝率を下げてしまうことに繋がりかねません。
軍資金が豊富にあったとしても1戦1戦大事にし、負けないような立ち回りが求められます。
パチンコの期待値については以下の記事で解説しています。
パチンコで軍資金を用意する上での注意点
パチンコで軍資金を用意する上で2つのポイントに注意する必要があります。
それぞれ解説します。
借金をしてまで用意しない
パチンコにのめり込みすぎるあまり、友人や消費者金融で借金をしてまで勝負をしようとする人が一定数います。
借金をするということは生活に余裕がないことが多く、精神状態も不安定なことが多いです。そんな中で勝負をしても勝つための冷静な判断が効かなくなり、借金を重ねるという負のループに陥ってしまいます。
パチンコ中毒になってしまうと抜け出すことは容易ではないため、借金に手を出す前にパチンコから身を置いてください。
軍資金は安易に追加しない
軍資金は自分の中で一定期間に勝負するために用意した資金であるため、足りなくなったからといって安易に追加してはいけません。
追加したことによって勝てればいいですが、負けてしまっては目も当てられません。
軍資金を決める際には、生活とのバランスを見て金額を決めるため、それを超えて追加で引き出してしまうと生活に支障が出ることもあります。
一度決めた額の範囲内で勝負するようにし、足りなくなった場合は一定期間内は負け、と素直に認めて勝負を諦めましょう。
まとめ
パチンコにおける軍資金は二つの種類があることを解説しました。
4円パチンコで長期的に勝負するためには、莫大な資金が必要になることがあるため、生活に支障が出ない範囲で軍資金を定めるようにしてください。
負けが込んだからといって借金に手を出すようになってはおしまいです。