大手パチンコ店のダイナムはこれまでさまざまな理由で「やばい」のではないかと言われてきました。
本記事ではダイナムの何がやばいのかについて、マシーン、経営、労働環境の3つの視点から解説します。ダイナムに関する噂などについて気になる人はぜひ最後まで記事の内容をご確認ください。
Contents
ダイナムのパチンコマシーンはやばい?遠隔操作についても解説
ダイナムがやばいと言われる1番の理由は、マシーンが遠隔操作されているのではないかという疑いが向けられているからです。
ここでは、ダイナムがマシーンを遠隔操作しているという噂は本当なのか検証していきます。
ダイナムの遠隔操作に関する噂が出た理由
ダイナムの遠隔操作が噂されている理由としては、パチンコで負けた際にネットやSNSで腹いせに発言する人が多いことが最大の理由と考えられます。
以下は代表的な声です。
ほかの声を確認しても、自分が打ち終わったあとにすぐに出る、大ハマリしてお金が搾取されているという声は非常に多いです。
遠隔操作にして出玉を調整しているという声はほかのパチンコ店よりも、ダイナムが多いと感じますが、企業の規模から考えると、プレイヤーがもっとも多いと予想され、遠隔操作の噂が多くなりますよね。
ネット上では、パチンコ屋の社員の時代に、専務が特別に打たせてくれた玉を使用すると3連チャンがすぐに出たという噂もありますが、真偽は不明です。
公式にはダイナムの遠隔操作は否定されている
ダイナムが本当に遠隔操作をしているのかは不明ですが、公式サイトを確認すると以下の文言の記載がありました。
「自分の台だけ出ない」「次の人が座ったらすぐ大当たりした」「遠隔操作でホールが当る当らないを操作している」などのご意見が寄せられることがございますが、パチンコ台やスロット台を改造することは違法行為で、営業許可取り消し等の厳しい処罰が科されます。ダイナムが遠隔操作や不正改造を行なうことは一切ございません。
上記の文章にあるように、不正がバレた際のリスクを考えるとダイナムが遠隔操作をしている可能性は極めて低いように感じます。そのため、パチンコで大負けしたり、マシーンに不自然な挙動があったとしても基本的に遠隔操作を疑うのは止めましょう。
遠隔操作の可能性は低いですが、負けているプレイヤーが増加している可能性は高く、遠隔操作というよりは、そもそもマシーンのスペックがプレイヤーに優しくないものになっていることは十分に考えられます。
この理由は、後述の経営面に関する項目で解説しますので、詳細を確認しましょう。
ダイナムは経営がやばい?経営危機の噂も検証
ダイナムがやばいと言われる理由の2つ目は経営面です。ダイナムに限ったことではありませんが、近年はパチンコ離れが騒がれており、2020年から外出が難しい時期が続いたことで経営的に業界全体が危機的な状況に陥っているのではないかと言われています。
ダイナムの経営状況と閉店状況について詳しく解説します。
ダイナムの2022年の経営状況について
2019年と2020年ダイナムの売上と利益の状況は以下のとおりです。
売上高 | 当期利益 | |
2019年 | 7328億6200万円 | 127億4700万円 |
2020年 | 4751億6300万円 | 23億5100万円 |
2020年は前年比で売上が大きく減少し、利益については黒字を確保したものの約1/5になるなど危機的な状況に陥りました。2021年は売上は若干回復したものの、2019年の約70%程度の収入となっており、決してよい状況とは言えません。
しかし、ダイナムが黒字を確保し続けていることは事実であり、会社が潰れることは、現時点では考えづらいです。ダイナムはパチンコ事業だけでなく航空機リース事業も手掛けており、そちらは堅調な伸びを見せています。
今後パチンコ業界が再び人気になれば、状況は変わる可能性はありますが、現時点では厳しいかもしれません。
ダイナムの閉店状況は?
ダイナムは、2020年6月〜2022年5月の間で合計17店舗が閉店しました。
東京や大阪といった大都市で閉店した店舗は1店舗のみですが、群馬県で3店舗、茨城県、佐賀県、愛媛県で1店舗が閉店しており、地方の店舗はとくに経営が厳しくなっていることがわかります。
とはいえ、2022年5月時点では400店舗以上が営業されており、長い自粛期間があったことをふまえると、閉店した店舗は少ないと考えることもできます。
ライバルであるガイアは2021年だけで25店舗が閉店し、赤字も出していますので、他店のほうが経営的には厳しいと言えるでしょう。
ガイアがやばいという記事については以下より詳細をご確認ください。
上記の事実から考えると、ダイナムは経営面でやばいとは言えません。
ダイナムは労働環境がやばい?
最後に確認するのは、ダイナムの労働環境です。ネットの意見を見るとパワハラの噂も流れており、これから就職を考えている人のなかにはためらっている人もいるかもしれません。
ダイナムの労働環境について詳しく解説していきます。
ダイナムの仕事は重労働?悪い噂はパチンコ業界に向けられたものも多い
ダイナムでの仕事は重労働であり、就職するのは辞めたほうがよいという言葉が聞かれることがあります。しかし、転職サイトなどを確認すると、労働環境については会社に対してというよりは、パチンコ業界で働くということに対する不満の意見が多かったです。
以下は、ダイナムの労働環境に関する代表的な意見です。
- 店内は大音量であり、スタッフ同士のコミュニケーションも耳元で大声になりがちなため、体に負担がかかった。
- パチンコ玉やメダルケースを持ち運ぶのは重労働。
- 労働環境の良し悪しは配属先の店舗によって決まる。
パチンコ店に就職すると決めた時点で、大音量の環境で重い荷物の持ち運びをしなければならないことはある程度覚悟しなければならないのかもしれません。
また、店舗によっては厳しい労働環境があるという点は理解しておく必要があります。
ダイナムのパワハラ疑惑について解説
ダイナムの労働環境については、パワハラが話題になることがあります。こちらについて、転職サイトなどを確認すると、会社全体として改善しようという意識は見られるものの、店舗によっては浸透しきっていないところもあるようです。
実情は内部の人間にしかわからない部分が多いため、深く言及できませんが、パワハラについても店舗によると言うことができるかもしれません。
労働環境については、ダイナムは店舗によってはやばいところがあるかもしれない程度に考えておくとよいでしょう。
ダイナムがこれからどうなるのか注目しよう
本記事ではダイナムがやばいかどうかについて、マシーン、経営状況、労働環境の3つの視点から考察しました。
以下は、今回の内容を簡単にまとめたものです。
- マシーン:遠隔操作の可能性は極めて低いが、マシーン全体が出にくくなっている可能性はある。
- 経営状況:近年の厳しい状況のなか黒字を確保しており、それほどやばいとは言えない。
- 労働環境:会社全体で改善の意識は高いが、店舗によっては厳しいところがあるかもしれない。
上記の内容を理解し、今後ダイナムがどのようになっていくのか、注目して見ていきましょう。