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競馬のワイドとはどういう賭け方?実は初心者におすすめな理由を解説します!

競馬を始めてみたいけど賭け方が多すぎてどの種類の賭け方をしたらいいかわからない、という初心者の方は多いのではないでしょうか?

今回はそんな競馬の賭け方の中でも初心者の方におすすめの「ワイド」という賭け方について解説します。

おすすめの買い方も併せて紹介しますのでぜひ参考にしてください。

競馬のワイドとはどういう賭け方?

競馬のワイドとは「3着までに入る2頭の組合わせを馬番号で当てる」という馬券です。

正式名称は「拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法」と言います。


引用元:https://www.jra.go.jp/kouza/beginner/baken/

上記の画像のような着順の場合、的中の賭け方としては「3−12」、「2−12」、「2−3」の3通りとなります。

3着に入る2頭を当てればよく、その順番を当てる必要はありません。

出走する馬が4頭以上の場合のみ発売される馬券であり、3着が同着の場合は3着・3着の組み合わせは不的中となる点は気をつけてください。

競馬のワイドが初心者におすすめな理由

今回紹介する賭け方の「ワイド」ですがなぜ初心者におすすめと言えるのでしょうか?3つの観点から初心者におすすめな理由を解説します。

おすすめ理由その①当てやすい

ワイドが初心者の方におすすめな最大の理由はズバリ当てやすいという点です。他の多くの馬券では着順を当てる必要がありますがワイドは3着に入る2頭の種類だけを当てれば良いので比較的当てやすい賭け方と言えます。

そのレースの1番人気と2番人気の組合わせをワイドで購入すれば的中率はかなり高くなるでしょう。

競馬の醍醐味はなんといっても馬券が的中することですので比較的予想がしやすく当てやすいワイドという賭け方は初心者の方にうってつけですよね。

おすすめ理由その②大損することが少ない

次にワイドがおすすめな理由として、大損することが少ないということも挙げられます。

ワイドは予想しやすく当てやすいという性質上、どうしてもオッズが低くなりがちです。
人気馬だけで構成されるワイドの馬券では配当が数百円ということも往々にしてあり得ます。

オッズが低くなりやすいということは馬券として美味しくないじゃん、と思うかもしれませんが確かに万馬券を狙いたいという方にはお勧めできません。
しかし、逆をいえば万馬券を狙って大金を賭けるには適した賭け方ではないので大きく損をするということも少ないでしょう。

初心者の方にとって競馬で大損してしまうことはそれ自体がトラウマになり、競馬から離れてしまう原因にもなりかねません。

競馬に慣れるうちは低リスクでまずは的中させる感覚を掴みましょう。

おすすめ理由その③買い方がシンプルでわかりやすい

3つ目の理由は馬券の購入方法がシンプルでわかりやすいという点です。
競馬は賭けられる馬券の豊富さがその楽しさにもつながっていますが初心者にとっては賭け方が多すぎて悩んでしまう原因にもなります。

しかし、ワイドでは勝ちそうな馬を2頭選んで予想するだけなので賭け方としては非常にシンプルです。
また、レース中も2頭だけを注目して応援すれば良いのでレースに集中しやすい点もいいですよね。

深く考えずにまずは競馬を楽しみたい、という方はぜひワイドから始めてみましょう。

競馬のワイドのおすすめの買い方

馬券の中でも比較的当てやすく大損することが少ないワイドですがその中にもお勧めな買い方が存在します。

ただ単に2頭を選ぶだけじゃつまらない、もう少し大きな配当を狙いたいと思う方はぜひこの賭け方を参考にしてみてください。

ワイド3頭ボックス

一つ目は「ワイド3頭ボックス」という賭け方です。
ボックス買いというのはいくつか選択した複数の馬番の組合わせの全てを購入するという買い方でありこの賭け方では「トリプル的中」が狙えるのです。

例を挙げて説明しますと馬番が2−5−8の3頭をワイドボックスで購入するとします。
買い目の組み合わせとしては「2−5」、「2−8」、「5−8」の3通りになりますね。

ここでもし仮に1着5番、2着8番、3着2番というレース結果になったとすると3通りの買い目全てが的中したことになります。これが「トリプル的中」というわけです。

なかなか狙って的中させることはできませんが的中させられた時の快感は言葉にできないほどです。初心者の方はトリプル的中を狙う、ということをまずは目標に掲げてみてもいいかもしれません。

ワイド4頭流し

ワイドにはもう一つおすすめの買い方があります。それが「ワイド4頭流し」です。
流し買いというのは軸になる馬番を一つ決め、その相手となる馬番を複数選択しその組合わせを購入する買い方をいいます。

軸にする馬を1番、その相手を2番〜4番に選んだ場合は「1−2」、「1−3」、「1−4」、「1−5」の4つの組合わせを購入することになります。
この時賭け金は4つ全て同額になります。

ワイドの流し買いでは馬券を二つ的中させるダブル的中が狙えます。トリプル的中よりは比較的狙いやすいと言えるでしょう。

また、ボックス買いと比較して買い目の点数が抑えられるというメリットが流し買いにはあります。的中率は下がってしまいますがその分当たった際の利益は増えることになります。

ボックス買いの場合は配当より購入金額の方が高くなってしまう「トリガミ」が起こりやすいですが流し買いの場合はそのリスクは低くなります。

ワイドとボックスで迷った時はどうしたらいい?

ワイド3頭ボックスもワイド4頭流しもどちらも初心者の方には方にはお勧めできますがその中でもワイドか流しどっちがいいか迷う方はいるかと思います。

元々リスクがあまり高くないワイドですがよりリスクを抑えたいという方は「ワイド3頭流し」を選ぶようにしましょう。ある程度のリスクは許容する代わりに配当を多く狙いたいという場合は「ワイド4頭流し」がお勧めです。

まとめ

様々な馬券の中でも初心者の方には比較的当てやすくリスクが小さいワイド買いが非常にお勧めです。
配当は低くなりがちですが上記でお勧めした「ワイド3頭ボックス」や「ワイド4頭流し」ではトリプル的中、ダブル的中も狙えるのでリスクを抑えながら大きな配当を狙うことも可能です。
まずはワイドで馬券を的中させる醍醐味を味わってから他の馬券を購入してみましょう。