国内旅行も素敵ですが、何もかもが違う海外旅行は強く思い出に残るもの。
刺激的な体験や涙が出るほど美しい風景に出会えた時、心の底から「生きていて良かった」と思えるものです。
「地球で遊ぶ」をモットーに、世界50カ国以上を旅してきた筆者が、その中でも特におすすめしたい国を物価やアクセス、食事など旅の楽しみを踏まえてピックアップ。
どこに行こうかなと旅行先に迷っているあなた、ぜひ参考にしてみてください!
Contents
その1、中国
- 「物価の安さ」☆☆☆
- 「アクセス」☆☆☆
- 「国民性」☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆
- 「食事」☆☆☆☆☆
- 「気候」☆☆☆
- 「文化」☆☆☆☆☆
- 総合評価 ☆☆
【評価総評】
まずは日本からほど近い中国。
海外旅行には行きたいけれど、お休みの日数が取れない時におすすめの国です。アクセスの良さが大きな魅力の一つですね。
経済的に大発展を遂げている中国ですが、食事や移動など旅をするのに必要なものの価格はまだ日本より安いです。
ただ、物によっては日本より高い場合もあるので注意をしましょう。
ホテルや食堂などは全体的に日本ほどの清潔さはありません。
しかし雑多な街中で驚くほど美味しいグルメに出会えたり、価格の交渉をしたりと中国ならではの旅の楽しみに溢れています。
観光客の多く訪れる高級店も良いですが、地元の人々に混じって格安食堂で食事をとるのもおすすめ。
清潔でちゃんとした食事が取れる食堂でも、一人500円以下でお腹いっぱい食べられます。
ただし中国で食べる中華料理は量も油もスパイスも多く、お腹の調子を崩しやすいのでお腹の薬を忘れずに。
世界遺産の宝庫である中国、一生に一度は見ておきたい世界遺産が山ほどあります。
国土が広いので予め見たいものを絞っておくことが大切です。
その中でも特に見ておくべきなのは北東部、北京にある「万里の長城」と中国中心部、陝西省西安にある「兵馬俑」。
どちらも秦の始皇帝が建設し、文化大革命を乗り越えた歴史ある世界遺産です。
短期間の旅行で周るためには国内線の利用が必須ですが、1万円くらいで購入できるのでどちらも足を運んでみては。
その2、ロシア
- 「物価の安さ」☆☆☆☆
- 「アクセス」☆☆
- 「国民性」☆☆☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆
- 「食事」☆☆☆
- 「気候」☆
- 「文化」☆☆☆☆
- 総合評価 ☆☆
【評価総評】
日本から最も近いヨーロッパであるロシア。
寒い極寒の地と言うイメージと、強面のプーチン大統領の印象が強く、なんとなく「怖い国」と思っている方も多いのではないでしょうか。
いいえ、ロシアは美しい文化のあるとても素敵な国なんです。
冬は確かに極寒で、良い季節が短いのが玉にキズですが・・・。
ロシア旅行は物価の安さと航空券の安さが大きな魅力!お金をかけずに海外を楽しみたい方には持って来いの国です。
安い時期なら往復6万円ほどで航空券をゲットできますよ。
ロシアの首都モスクワまでは10時間ほどで到着します。
比較的短いフライトなので、週末プラス2日の弾丸旅行も可能です。
宿泊施設は安いところはとことん安く、モスクワのゲストハウスなら2000円以下での宿泊も可能です。
ロシアのオンシーズンは5月から9月の間。
それ以外は雪に包まれオフシーズンとなりますが観光地は閉まりませんし、航空券もホテルも安くなるので寒さに強い方にはおすすめです。寒い冬のロシアで暖かなスープを頂いたり、ウォッカをキュッと飲むのも旅の醍醐味です。
ロシアの首都・モスクワでは重厚感溢れる「ボリジョイ劇場」やロシアで最も美しいとされる「聖ワシリイ大聖堂」を見学したり、サンクトペテルブルクへと足を伸ばして「エルミタージュ美術館」を訪れるのもおすすめ。
ロシアの人々は一見無愛想に見えますが、話してみるととても親切な方が多いです。
日本にはとても親近感を持ってくれているようで、話をしてみると柔らかい表情を見せてくれますし、旅のアドバイスも大いにしてくれますよ。
その3、ベトナム
- 「物価の安さ」☆☆☆☆☆
- 「アクセス」☆☆☆☆☆
- 「国民性」☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆☆☆
- 「食事」☆☆☆
- 「気候」☆☆☆☆
- 「文化」☆☆☆
- 総合評価 ☆☆☆
【評価総評】
物価の安い東南アジアの中でもかなり上位の安さだと感じたのがベトナムです。最近は女性同士の旅でも人気を集めていますね。
日本からは直行便でたったの5時間と言う手軽さや、航空券や物価の安さ、エスニックなグルメなどが魅力です。
ベトナムの首都ハノイやリゾート地であるホーチミンなどに絞って滞在するのであれば、2泊4日と言う短い日数でも十分に楽しめます。
物価の安いベトナムでは、少し高めのホテルやレストランを利用してリッチな気分で過ごすのがおすすめ。
ベトナム名物である屋台などはとても魅力的に見えますが、お店をしっかりと選ばないと体調を崩す危険も。
特に生水には注意が必要。
どんなにきれいなお店でも、ミネラルウォーターを必ず注文しましょう。
氷の入ったフレッシュフルーツのジュースもお腹を壊す原因になることも多いです。
氷を抜いてもらいましょう。
宿泊施設も価格だけで選ぶと「ここに宿泊するの?」と言うような部屋を割り当てられることも多々ありますし、気候の良さが仇となり見たことのないような虫に出くわすことも。
快適なベトナム旅行をしたいのなら、宿泊施設と食事だけは節約しないようにしましょう。
ベトナム旅行はとにかく食べて、ビーチリゾートでのんびりするのがおすすめ。
街中はそうそうに切り上げて、素敵なリゾートホテルでゆったり、何も考えずに過ごす旅に最適な場所です。
その4、ニューカレドニア
- 「物価の安さ」☆
- 「アクセス」☆☆☆
- 「国民性」☆☆☆☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆☆
- 「食事」☆☆☆
- 「気候」☆☆☆☆☆
- 「文化」☆☆
- 総合評価 ☆☆☆
【評価総評】
ハワイやグアムのようにどこに行っても日本人観光客だらけのビーチではなく、あまり日本人のいない、かつ海の美しいビーチに行きたいのならニューカレドニアがおすすめ。
完全に観光地化したリゾートとは異なり、静かでのんびりとした滞在ができます。
その代わり、ショッピングを楽しむような過ごし方はできません。
「プチパリ」なんて呼ばれ方をしていますが、パリのように少し歩けばおしゃれな雑貨屋さんやブランド店があるなんてことはないので注意。
ショッピング目的の方は他の国を選びましょう。
ニューカレドニアの魅力は何と言ってもその海です。
ショッピングなんてどうでも良くなるくらい、海が美しい!ビーチから見ればコバルトブルー、入ってみると透明度の高い海がどこまでも続きます。
シュノーケリングやダイビングのメッカで、運が良ければウミガメやマンタと一緒に泳ぐこともできます。
ビーチリゾートには多数訪れましたが、最も静かで過ごしやすかった国です。
ただ物価は高いですね。
安いのはパンくらいのもので、後は何もかも日本より高いです。
物価の高さはネックになると思いますが、短い旅行期間なら奮発するのもアリ。
その5、アンドラ公国
- 「物価の安さ」☆☆☆☆
- 「アクセス」☆☆☆
- 「国民性」☆☆☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆☆
- 「食事」☆☆☆☆
- 「気候」☆☆☆☆
- 「文化」☆☆
- 総合評価 ☆☆☆
フランスとスペインの間に挟まれた小さなお買い物天国、アンドラ公国。
そんな国の名前初めて聞いた、と言う方も多いでしょう。
日本ではまったく馴染みのないアンドラですがピレネー山脈に囲まれた美しい景色と、免税による物価の安さが魅力の国です。
自国に国際空港がないため、スペインのバルセロナから入るルートが一般的。
バルセロナに拠点を置いてアンドラへの日帰り旅を計画される方が多いのですが、私のおすすめはアンドラでの滞在ですね。
小さな首都アンドラ・ラ・ベリャにはDUTYFREEのショップがたくさん!名だたるブランドショップが軒を連ねており、しかも安い。
スペインやフランスで買い物をするよりも遥かに安いので、両国からたくさんの人が訪れるんです。
週末には街の人がマーケットを開いており、アンティークの雑貨がたくさん並べられています。
ショッピング好き、かわいいもの好きの女子旅にうってつけですよ。
街の雰囲気も中世ヨーロッパと言った感じで画になりますし、治安が良いのも魅力の一つです。
アンドラの食事はフランスと言うよりスペイン寄りです。スペイン料理が美味しいのはよく知られていますよね。
山の中なので魚介は少ないですが、お肉やお野菜の料理が充実しています。
夏場は大自然の中でのトレッキング、冬になるとウィンタースポーツも盛ん。
四方を山脈に囲まれたアンドラ公国でのアウトドアなんてこれ以上無い贅沢です。
その6、チェコ共和国
- 「物価の安さ」☆☆☆☆☆
- 「アクセス」☆☆
- 「国民性」☆☆☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆☆
- 「食事」☆☆☆☆
- 「気候」☆☆
- 「文化」☆☆☆☆
- 総合評価 ☆☆☆☆
中央ヨーロッパはほぼ回りましたが、その中でも飛び抜けて魅力的だったのがチェコ共和国です。
日本からの直行便はないので到着するのに時間はかかりますが、訪れて絶対に後悔しない国。
まずは街並みの美しさに心奪われ、次に物価の安さに驚き、意外と美味しいチェコ料理にハマって、人々の優しさに感動する。
そんなパーフェクトな旅先がチェコです。絶対にもう一度訪れたい国の筆頭です。
首都プラハの美しさはヨーロッパの街の中でも飛び抜けています。
オレンジとも煉瓦色とも言い難い色の屋根にクリーム色の壁を持つ建物が立ち並び、その向こうにそびえるプラハ城の美しさと言ったら!それだけでチェコを訪れる価値十分です。
街の中には音楽隊やパフォーマーの奏でるメロディが鳴り響き、時折教会の鐘の音も聞こえます。
カフェの前のテラスでのんびりお茶を頂いたりすれば「あー、ヨーロッパって素敵!」と思わず声に出したくなるほど贅沢な時間が過ごせます。
街並みの美しさは想像するヨーロッパそのもの。
お伽話の風景に憧れているのなら、チェコを強くおすすめします。
宿泊施設もお城のような作りのものがたくさん。
部屋の装飾もとてもロマンティックなホテルが多数あるので、部屋に帰っても美しい街の余韻に浸れます。
実はチェコには温泉もあるんですよ。
プラハから日帰り旅も可能な温泉の町、「カルロビバリ」へのショートトリップがおすすめ。
プラハとはまた違うカラフルな街中に温泉が湧き出しており、温泉に浸かるのではなく街の中を歩きながら温泉を「飲む」のが楽しみ方です。
カルロビバリの街中には16ヶ所「コロナーダ」と呼ばれる飲泉所があります。
かわいいコロナーダ用のカップを買って、飲み比べに出かけましょう。
食事はチェコ全土で素朴な味付けのものが多いですね。お肉料理やじゃがいもを使った料理が多くあります。
ビールが美味しいのでお酒を楽しみたい方もぜひ。
その7、スペイン
- 「物価の安さ」☆☆☆
- 「アクセス」☆☆☆
- 「国民性」☆☆☆☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆☆☆
- 「食事」☆☆☆☆☆
- 「気候」☆☆☆
- 「文化」☆☆☆☆☆
- 総合評価 ☆☆☆☆
言わずと知れた観光大国スペイン。今更紹介するほどでも・・・とも思うのですが、観光客数世界第一位となったスペインについてはぜひご紹介したいことがあるんです。
メディアでもスペインについては良く取り上げられていますが、その多くがバルセロナやサン・セバスチャンについて。
ツアー旅行で組みこまれるのもその辺りとアルハンブラ宮殿、トレドあたりがメインです。
どれも確かにとても素晴らしい名所なのですが、ちょっと待って。スペインはあまり名の知られていない小さな街にこそスペインらしさが強く残っている!と思うのです。
私はスペインの街の雰囲気や文化、人々が好きすぎて何度も何度も足を運んでいるのですが、おすすめは絶対に小さな街。
世界遺産の城壁が残る「アビラ」や、断崖絶壁に築かれた街「ロンダ」、青い屋根の教会が美しい「サラゴサ」
イスラム教とキリスト教の文化が入り混じった「コルドバ」、スペイン一美しい村「アルバラシン」や「ラ・アルベルカ」などおすすめの街や村がたっぷりあります。
歴史深いスペインは、都会よりも田舎を強くおすすめします。小さな町にも世界遺産や歴史遺産が多く残されていますよ。
立ち飲み居酒屋のバルでおじさんたちに混じってその土地の食べ物を食べ、ワインを飲む・・こんなに最高の旅はありません。
観光客の多い街はスルーして、小さな街でスペインらしさを楽しむ。そんな粋な楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。
スペインの人々はとても人懐っこく、こちらが外国人だからと言って距離を取るようなことはありません。
笑顔で「オラ!」と挨拶をすれば気持ちよく受け入れてもらえます。
その8、ペルー
- 「物価の安さ」☆☆☆☆☆
- 「アクセス」☆
- 「国民性」☆☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆
- 「食事」☆☆☆
- 「気候」☆☆☆
- 「文化」☆☆☆☆☆
- 総合評価 ☆☆☆
アクセスの悪さはトップクラスですが、それでも一生に一度は訪れたいのがペルー。
見どころは何と言っても古代遺跡のマチュピチュでしょう。
高山病のリスクはあるものの絶対に訪れたいマチュピチュ。
対策は万全にして出かけましょう。
ペルーはツアーで行くのがおすすめです。
治安の良くないところもありますし、個人手配だとボッタクリに合う心配もあります。
物価は安いですが航空券は安くないので、航空券に宿泊施設、移動費も一緒になったツアーがお得ですよ。
英語も通じにくいので、旅慣れした方でもツアーをおすすめします。
ペルー旅行は奇をてらった場所ではなく定番の観光地を周るのがおすすめ。
マチュピチュやインカ帝国時代には首都だった「クスコ」、有名なナスカの地上絵などを中心に旅を組み立てましょう。
特にマチュピチュは1日でなく2日かけて回っても良いくらい。
未だに多くの謎を残すマチュピチュ、たっぷり時間を取りましょう。
最もおすすめの時間帯は朝早く、朝日が昇る時間帯です。マチュピチュは太陽神を祀る神殿です。マチュピチュで朝日を浴びる体験は、体の中から浄化されるような特別な体験になりますよ。
ナスカの地上絵はセスナに乗って空から見学です。誰もが目にしたことのある不思議な地上絵は想像以上に感動しますし、セスナに乗ると言う非日常の体験が旅をより盛り上げてくれます。空から見るペルーの大地は遮るものが何もなく広大で、一体誰が何のためにこの絵を書いたのか?と歴史の不思議に強く興味が湧きます。
その9、キューバ
- 「物価の安さ」☆☆☆☆☆
- 「アクセス」☆☆
- 「国民性」☆☆☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆
- 「食事」☆☆☆☆
- 「気候」☆☆☆☆☆
- 「文化」☆☆☆☆
- 総合評価 ☆☆☆☆
近年、アメリカとの国交が回復して話題となったキューバもとてもおすすめ。キューバももちろんアクセスは良くありませんが、「早いうちに訪れるべき国」の筆頭です。と言うのも、アメリカとの関係が断たれていたことからキューバはとてもクラシックな、古き良き時代の雰囲気を大いに残しているんです。アメリカとの国交が正常化したことで、現代化が進むと見られています。
街を走る古いアメリカの車や行き交う人々、雑多な路地など見どころがたくさん。スペイン、イギリスの植民地だったこともありヨーロッパ風の街並みでもあります。
ヨーロッパ風の街から少し外れると、驚くほど真っ青なカリブ海!多彩な魅力が詰まっているのがキューバなんです。
そして何よりも面白いのが、人々が今もチェ・ゲバラを敬愛していること。これほどまで人々に愛され尊敬を集める革命家は他にはいないでしょう。
キューバを訪れると今もそこかしこにチェ・ゲバラと革命軍の痕跡が。街の中では「チェ・ゲバラは生きている」と言う意味を持つ「Che vivo」と言う落書きをよく見かけます。キューバを愛し、キューバ人としての誇りを持つ人々と触れ合うた旅はとても大きな刺激になるでしょう。
キューバの魅力を体験するためには、ホテルではなく「Casa particular(カサ・パルティクラール)」通称「Casa」と呼ばれる宿泊施設に泊まりましょう。
いわゆる民泊ですが、価格が安い上にキューバの人たちはとても親切。オーナーが住んでいる家の一部屋を借りる部屋貸しが多くなりますが、ホテルと同じくらい快適です。一泊2000円以下で宿泊できるところも少なくありません。
人がいるのはちょっと・・・と言う方は1軒貸しもあります。少し高く1泊5000円くらいにはなりますが、それでもホテルよりは安いです。家をまるまる借りられるのでキッチンで自炊も可能ですし、洗濯物にも困りません。住んでいるように旅をするスタイルの方には強くおすすめします。
その10、カナダ
- 「物価の安さ」☆☆
- 「アクセス」☆☆☆
- 「国民性」☆☆☆☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆☆
- 「食事」☆☆
- 「気候」☆☆☆
- 「文化」☆☆☆☆
- 総合評価 ☆☆☆☆
広い広いカナダ。カナダのどこを訪れるかで旅の雰囲気は180度異なりますが、私がおすすめしたいのはカナダへのオーロラ鑑賞の旅です。
オーロラと言えは北欧のイメージが強くありますが、カナダも一部の地域で見られます。しかもオーロラベルトと呼ばれるオーロラが現れる地帯の真下に位置しているので、その鑑賞率は3日滞在すれば95%とも。特におすすめは晴天の日が多く、オーロラ鑑賞にとても適した街と言われている「イエローナイフ」です。
イエローナイフはカナダ北東部にある湖畔の町で、冬はマイナス30度以下にもなる極寒の土地。オーロラが見られるのは夏の8月下旬と9月、そして11月から4月頃までです。夏にも見られるのは驚きませんか?実はオーロラは一年を通してずっと出ているんだそうです。ただ、夏場は日照時間が長いため見られないと言うだけなんだそうですよ。寒さが苦手な方は夏のオーロラ鑑賞もおすすめです。
イエローナイフは正直に言うとカナダの田舎町。ショッピングを楽しんだり、リゾート気分での滞在と言うわけにはいきません。しかし見渡す限りの雄大な自然と、夜になると空を彩るオーロラに魅了されて何度も訪れたくなる場所です。お昼間は街のカフェやホテルでのんびりと過ごし、夜にはオーロラハントに出かける旅をしてみましょう。
イエローナイフの物価は総じて高めです。食事も特別な何かがあるわけでもありません。が、それを差し引いても余りある特別な体験ができる場所です。オーロラ鑑賞はツアーに参加するのが最もおすすめ。防寒着のレンタルもセットになっていますし、ホテルから空港への送迎も行ってくれます。驚くべきことに日本人のスタッフさんがどのツアー会社にもいらっしゃるので、言葉の心配はゼロ。100%日本語で大丈夫です。ツアーに申し込めば、航空券にホテル、オーロラ鑑賞ツアー、防寒着などすべてセットになって18万円ほど。個人で手配するよりもお安く旅に出かけられます。
その11、イスラエル
- 「物価の安さ」☆☆
- 「アクセス」☆☆☆
- 「国民性」☆☆☆
- 「ホテルの魅力度」☆☆
- 「食事」☆☆
- 「気候」☆☆☆
- 「文化」☆☆☆☆☆
- 総合評価 ☆☆☆☆
円滑な人間関係のために、「宗教と政治の話はするな」と言われる日本社会。特に宗教についてはなんとなく「触れてはいけないもの」と言う認識を持つ私たち日本人にとって、見るものすべてが刺激的な国が「イスラエル」です。
ユダヤ教、イスラム教、キリスト教と言う3つの宗教の聖地とされる「エルサレム」への旅は、改めて世界は広く考え方も自由で良いのだと感じさせてくれる旅になります。
入国審査の厳しいイスラエル、空港をくぐり抜けて街中へと進むとそこは宗教と生活がしっかりと結びついている様子を目の当たりにできます。
ユダヤ正統派と呼ばれる人々の服装や、聖地で跪いて祈りを捧げる人々、イスラムの人々のお祈りの時間など日本にいては絶対に見られない光景が広がります。
「嘆きの壁」はユダヤ教の聖地、イエス・キリストが最後に十字架を背負い歩いた道「ヴィア・ドロローサ」に処刑された場所とされる「ゴルゴダの丘」、イスラム教の聖地「岩のドーム」など3つの宗教の聖地が集まるエルサレム。
世界中を探しても、ここまで宗教の入り交じる街はありません。
一方、エルサレム郊外にはリゾート地も。国の西側がすべて海に面しているイスラエルは実は美しいビーチがたくさんあるんです。
宗教を肌で感じたあとはリラックスして過ごすなんて楽しみ方もできます。
おしゃれなレストランやカフェなどもたくさんある「テルアビブ」は外国人観光客も多く、まさに地中海リゾート言った雰囲気。
美しい海の前では宗教もなりをひそめて、みんな自由に過ごしています。
まとめ
今回はおすすめの海外旅行先11選をご紹介しました。
興味の沸いた旅先はありましたか?海外旅行はまず「何を見たいのか」「何をしたいのか」から考えることが大切。
見たいものや興味の湧く体験が決まれば、行き先は自然に絞られます。
日本から飛び出してみると、世界は広く知らないことで溢れていることに気が付きます。
そこでの出会いや情報が、また次の旅へと繋がることも多いでしょう。
そして気がつけばまた海外へ・・・と興味は尽きません。
あなたも海外へ出かけてみませんか。
おすすめの国11選、ぜひ参考にしてみてくださいね。