年末ジャンボの1等は7億円です。
人間は楽に暮らしたい生き物です。
毎日頑張って仕事をしなくても億単位のお金があったら、節約でもすれば一生遊んで暮らせます。
しかし年末ジャンボの1等は簡単には当たりません。
私自身ジャンボ宝くじの事はネットから調べつくしたので、その事がわかります。
このブログで何度もお伝えしてますが、宝くじで大金を得るのは難しいです。
(特に年末ジャンボの場合)
今回の記事では「当たらないよ?」を元に「なんで当たらないのか?」説明させていただきます。
記事タイトルでは「2,000万人の夢をのせているから」としました。
なぜ2,000万人なのか?
それは2,000万枚に1枚の当たり本数しかないからです。
(2,000万人が1枚の7億円を求めているという意味です。)
じゃあ買わない方がいいんじゃ…と希望を捨ててしまうかもしれません。
しかし2019年の年末ジャンボは23ユニット販売されてました。
1等7億円の当たり本数は23本あるという事になるのです。
しかし1ユニット2,000万枚なのに23ユニットも販売されてたら合計何枚になるの??と気になりますよね。
20,000,000×23=460,000,000枚
上記は1ユニット2,000万枚で宝くじ公式サイトでは23ユニット販売と発表されてたのを元に計算しました
億…って思う人もいるかもしれません…逆に言ってみれば4億6千万枚に23枚の7億円が眠っているという事です。
これで年末ジャンボは当たらない…という事が、お分かりいただけたでしょうか?
当たらないのは7億円で夢を見すぎるのは良くないという事です。
それでも年末ジャンボで7億円あったら仕事もやめて幸せに暮らせるという人も多いでしょう。
今回の記事では年末ジャンボ1等7億円は本当に当たりにくいという説明と少しでも当たりやすくなる方法をお伝えします。
確実にお金がなくなるのは組と番号が存在するから
年末ジャンボ宝くじには組と番号が存在します。
組は1~200までと番号は100000~199999まで。
最初みただけでは何のことか分からない人もいるのではないでしょうか?
これをじっくりと考えれば年末ジャンボが当たりにくい理由がわかります。
例として宝くじ売り場で年末ジャンボ10枚連番で購入します。
- 1組173340番号
- 1組173341番号
- 1組173342番号
- 1組173343番号
- 1組173344番号
- 1組173345番号
- 1組173346番号
- 1組173347番号
- 1組173348番号
- 1組173349番号
このようになってます。
連番だから組は同じで番号が連続しています。
これが年末ジャンボが当たらない理由…?
今のだと分かりにくいので、もう少し深く説明しますね。
- 1組のジャンボ宝くじが10万枚…。
- 2組のジャンボ宝くじも10万枚…。
- 3組のジャンボ宝くじも10万枚…。
- 4組のジャンボ宝くじも10万枚…。
- 5組のジャンボ宝くじも10万枚…。
これが200組まで続きます。
1つの組に対し10万枚続くのは番号が存在するからです。
先ほど番号は100000~199999といいました。
年末ジャンボ宝くじの1等は1本しか存在していません。
組も番号も抽選日にならないとわからないのです。
夢が壊れた…。正直買わない方がお金は貯まる。
宝くじは運試しです。
すべての種類の宝くじがそうなの?と言われれば、そうとは言い切れませんが年末ジャンボにいたっては確率が低いんですよね。
では年末ジャンボは買わない方がいいのか…?
もう一度年末ジャンボは1等7億円で2,000万枚に1枚の当たりしか存在しないとこから考えます。
しかし2019年の年末ジャンボは7等までと年末ラッキー賞が存在するんですね。
- 1等700,000,000円23本
- 1等の前後賞150,000,000円46本
- 1等の組違い賞100,000円 4,577本
- 2等10,000,000円69本
- 3等1,000,000円 2,300本
- 4等100,000円46,000本
- 5等10,000円920,000本
- 6等3,000円4,600,000本
- 7等300円46,000,000本
- 年末ラッキー賞20,000円46,000本
上記は宝くじ公式サイトで発表されてるものです。
1等ではなく、前後賞1億5千万、組違い賞10万、2等1千万円、3等100万円、4等10万円5等1万円6等3千円、7等300円、年末ラッキー賞2万円に注目します。
(7等についてはバラか連番10枚購入すると必ず1枚は当たります。)
ここで組違い賞に注目します。
当選金額は大きく違うものの1等の組違い賞は4,577本存在します。
1等の組違い賞を説明しますと、2019年の年末ジャンボ1等の当選番号は39組 153893番。
39組以外のすべての組で同じ153893番なら組違い賞になるのです。
年末ジャンボは1~200組まで存在することを考えると39組だけを除けば199組存在することになりますね。
宝くじ公式サイトでは4,577本の当たり本数があるとなっていましたが、1ユニット2,000万枚に199本の10万円が眠ってるという事です。
次に同じ当選金額が10万円である4等については、うれしいことに46,000本も当たり本数が存在しています。
2019年の年末ジャンボは23ユニット販売なので1ユニットで考えると2,000枚存在してる事になります。
4等は2,000万枚に2,000枚の10万円。
確率で考えれば年末ジャンボを1万枚購入すれば1枚は当たるという事です…。
1枚300円なので300万円分購入すれば4等の10万円が当たります。
やっぱり赤字というよりかは夢を壊されそうな考え方ができます…。
ただ、300万円分購入すれば4等以外で当たる確率もありますし、150万円分購入して4等が当たるかもしれません。
運が良ければ1等が当たるなんてことも…。
救いを求めて年末ラッキー賞で軍資金に
年末ラッキー賞は46,000本の当たり本数があり、4等と同じ当たり本数なのはうれしいですね。
しかし当選金額で考えてみます。
4等は10万円なのに対し年末ラッキー賞は2万円…。
1/5も少なくなってしまいました。
当選金額が少なくなるんじゃ、年末ラッキー賞って意味ないのでは…?しかし考え方を変えてみます。
- 4等の当たり本数は46,000本
- 年末ラッキー賞の当たり本数は46,000本
46,000(当たり本数)÷23(ユニット)=2,000本(1ユニット2,000万枚の当たり本数)
どちらも1ユニットあたり2,000本の当たり本数が出ます。
4等と年末ラッキー賞を合わせます。
2,000万枚に4,000枚の当たり本数(4等の10万円か年末ラッキー賞の2万円)が存在するのです。
夢は遠いが2,000万人の想いとは?
去年より2000枚も当たり本数が入っている!と夢を膨らませてる方もいるはずです。
実際に2018年と2019年の年末ジャンボでは以下に違いがありました。
2018年
- 4等10万円4,000本
- 5等1万円20,000本
- 6等3千円200,000本
2019年
- 4等10万円2,000本
- 5等1万円40,000本
- 6等3千円200,000本
- 年末ラッキー賞2,000本
どちらの年も1ユニット2,000万枚です。
1等と前後賞、組違い賞、2等、3等の当たり本数と当選金額は同じです。
年末ジャンボは全国で発売されますが、日本人口は2019年で126,180,643人…。
多い!っと思われるかもしれませんが年末ジャンボを購入するのは半分にも満たないと思います。
2018年度の宝くじの売上額が8,046億円。
その中のジャンボ宝くじ(5種類)の売り上げは3,221億円。
日本人口とジャンボ宝くじ5種類の売り上げを考えても、人気があるのがわかります。
しかし宝くじ売り場が全国の駅近くやイオンモールの中に絶対に1つは存在してるのか分かりません。
今回の記事タイトルでは2,000万人としました。(1ユニット2,000万枚に1枚の当たり本数が存在すると考えて)
その中には宝くじマニアもいます。
そう考えると4等の10万円が1ユニット2,000万枚に対して4,000本だから「今年の年末ジャンボは購入しておこう」と多いほうを選択する方もいるはずです。
そうやって、一度7億円の夢はあきらめて1等以外の当たり本数と当選金額に目を向けてみるのもいいかもしれません。