BIGを長年購入しているけど当選した経験がなく、何か当たらない仕組みがあるのか疑問に感じている人はたくさんいると予想されます。
本記事ではBIGの基本的な仕組みから当たらない理由を紹介します。BIGの過去の不正疑惑や当たりやすい買い方についても解説しますので、気になる人は最後まで内容をご確認ください。
Contents
BIGの仕組みについて解説
BIGは最大で6億円という当選金額を手にできるサッカーくじです。対象となる14試合の試合結果に対し、コンピューターが自動でランダムに選んだ予想結果の数字(勝ち=1、負け=2、その他=0)を購入する形式のため自ら予想する必要がなく、誰でも参加できる点が人気を集めています。
BIGは完全にコンピューターが数字を選択する仕組みであるため、これまでにも当たらない仕組みが構築されているという噂や不正があるのではないかという疑問の声が数多く挙がってきました。
実際にどのような仕組みで当選番号が選ばれているのかは公表されていません。過去には、「擬似乱数発生法」と呼ばれるアルゴリズムに従って数字が選ばれているのではないかと言われたこともありました。
とはいえ、過去には数多くの当選者が出ている事実がある以上、当たらない仕組みが構築されている可能性は低いと予想されます。何よりBIGは未来に開催されるサッカーの試合結果を予想するものであるため、コンピューターと言えど予想を当てるのは至難の業です。
上記をふまえるとBIGが当たらない理由はコンピューターの仕組みではない、別の何かにあると予想できます。
BIGが当たらない理由である当選確率を紹介
BIGが当たらない最大の理由は当選確率の低さにあると予想されます。ここではBIGの当選確率について詳しく解説します。
BIGの当選確率
BIGの当選確率は以下のとおりです。
等級 | 当選確率 |
1等 | 1/4,782,969 |
2等 | 約1/170,820 |
3等 | 約1/13,140 |
4等 | 約1/1,643 |
5等 | 約1/299 |
6等 | 約1/75 |
1位の当選確率は約480万分の1となっており、極めて低いことが分かります。最大6億円という当選金額は魅力ですが、当選するのは現実的には厳しいと言えるでしょう。
TwitterではBIGが当たらないことに対する不満の声が数多く確認できました。
1つ目の投稿をしている方のように実際には結果の予想が当たっている試合数は14試合の半分以下という場合が大半であると予想されます。BIGを購入する人は上記の確率を踏まえたうえで購入しましょう。
どれくらい買えばBIGは当たる?
ここでは現実的にどれくらいBIGを購入すれば1等に当選するのかを考えていきます。
BIGの購入金額は1口300円となっており、基本的には毎週開催されています。仮に毎週100口を購入したとすると、1年間で購入できる口数は4800口です。
これを確率にすると約0.001%となり、1年間の出費は144万円となります。仮にこの生活を100年続けたとしても当選確率は1%にしかならず、合計の出費は1億4400万円ととんでもない金額になってしまいます。
BIGは1等だけでなく、2等の当選金額も200万円を超えることもあるため厳密にはこれほどのマイナスにはならないでしょうが、大量に購入したとしても1等当選は厳しいと言えるでしょう。
BIGの過去の不正疑惑について解説
BIGが当たらない最大の理由は当選確率の低さにあると予想されますが、実は過去にはBIG側も不正をしているのではないかと疑われたこともあります。
以下は、疑惑が出た際の実際のツイートです。
この方は購入したBIGの10枚中5枚が同じ数字となっており、ネット上で大きく話題になっただけでなく、最終的には販売元である楽天が公式声明を出す事態にまで発展しました。
公式の声明によるとシステムの不具合などはなく、このような事象はあり得るとのことでしたが、BIGに対する疑惑が深まったことは間違いありません。
この事態がきっかけで噴出した議論の1つに機械が弱いチームの勝ちを予想する回数が多いのではないかという疑惑です。サッカーは当然ですが強いチームと弱いチームがあり、強いチームと弱いチームが対戦する際には強いチームの勝率が高くなります。
以下は2021年シーズンのJリーグで1番強かったチームと弱かったチームの勝率の差を表したものです。
- 1位.川崎フロンターレ:約73.6%
- 20位.横浜FC:約15.8%
1位の川崎フロンターレの勝率が約73.6%に対して、最下位の横浜FCの勝率は約15.8%と大きく差があることが分かります。
サッカーは野球と比較するとチームの実力差が大きく結果に反映されるスポーツであるため、仮に裏でBIGのコンピューターが操作されているとすると、高額当選を狙うのはさらに厳しくなってしまいます。
コンピューターが裏で当たらない仕組みを構築しているとは考えづらいとは思いますが、これからBIGを購入する人は上記の事実を頭に入れておくとよいでしょう。
BIGに当たりやすい買い方はある?
1等当選はほぼ不可能に思えるBIGですが、当たりやすくするための方法は2つ考えられます。
- 長期間継続的に購入する
- 購入するBIGの種類を変える
それぞれ詳しく解説します。
①長期間継続的に購入する
BIGで高額当選を目指すにあたって最も有効な手段は長期間継続購入することです。
1回の開催につき1口しかくじを購入しなければ、1等の当選確率は約1/480万ですが、2口購入すれば当選確率は倍になります。また、継続購入すれば当選確率は0ではないため、高額当選の期待は持ち続けられるでしょう。
注意点としては、必要以上の金額をBIGに費やすのは避ける必要があることです。
上述のように毎回100口を100年間購入したとしても当選確率は1%程度にしかならないという点を理解し、生活費などに手を付けるのは絶対に控えるようにしましょう。
②購入するBIGの種類を変える
BIGは合計で5種類あり、なかには通常のBIGよりも1等の当選確率が高いものもあります。
以下はBIGの種類ごとの当選確率を一覧にしたものです。
くじの種類 | 1等当選確率 |
BIG | 1/4,782,969 |
MEGA BIG | 1/16,777,216 |
100円 BIG | 1/4,782,969 |
BIG 1000 | 1/177,147 |
mini BIG | 1/19,683 |
もっとも1等の当選確率が高いのはミニビッグとなっており、約2万分の1の確率で当たります。BIGの当選確率については以下の記事で詳しく解説していますので、気になる人は内容をご確認ください。
BIGの当たらない仕組みは、当選確率に理由があると理解しよう
本記事ではBIGが当たらない仕組みについて解説しました。
BIGはかつてコンピューターが裏で当たらないようにする仕組みを構築しているという噂もありましたが現実的には考えづらく、当たらない最大の理由は当選確率の低さにあると予想されます。
これからBIGを購入する人は当選確率を理解したうえでBIGを購入し、間違っても生活費など必要なお金には手を付けないように気をつけましょう。