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インドネシアのリゾート地「バリ島」でのホテル選びのノウハウ

東南アジア有数のリゾート地バリ島。日本人はもちろん、欧米の観光客からも絶大な支持を集めています。
温暖な気候や格安の物価はもちろん、何よりこの島のホテルに魅了されてリピーターになるという方も少なくないのです。

今回はバリ島のホテルにスポットを当てつつ、様々な角度からバリ島のホテルの特徴や魅力、そしてホテル選びのノウハウをお伝えしていきたいと思います。

リゾート地だけど宿泊費が高くない!

一般にリゾート地と聞けば、青い海と白い砂浜、そして開放感あふれるノンストレスなホテルライフを期待される方も多いでしょう。

ことバリ島に関してももちろん、その期待にそぐわない魅力が確かにあります。

世界的にも有名な「リッツカールトン」や「フォーシーズンズ」系列の超高級外資系はもちろん、日本が誇る「星のや」もバリ島に進出しているのは有名ですよね。

一方で、バリ島のホテルの特徴としては、これら高級ホテルだけではなく、格安の「ロスメン」という宿泊施設も数が豊富と言うことが挙げられます。

宿泊費は概ね2,000円前後。それでいて朝食が付き、清潔な滞在を約束してくれる「ロスメン」は、主に若者やバックパッカーの方から人気を集めています。

リゾート地ということでホテルの予算に不安を覚えている方にとっては、予算的に豊富な選択肢があるバリ島は何よりも魅力に映るのではないでしょうか。

1人でも4人でも宿泊費が一緒!

日本ではツインやトリプルの部屋に泊まると、1人いくらという宿泊費の計算になるのが一般的です。対してバリ島では、それが「1部屋いくら」という計算になるのです。

つまり、2人以上のグループ旅行におススメなのがバリ島と言うことが出来ますよね。
それでいてベッドもエクストラではなく、きちんと人数分のベッドを用意してくれるので、窮屈な滞在という心配もありません。

バリ島には数百平米の広さを誇るヴィラが多いのも特徴です。ご家族皆様で、あるいは複数の女子旅で豪華ヴィラをシェアして泊まるという贅沢な滞在も可能になるのです。

観光拠点としてのホテル選びは立地が重要!

バリ島は「島」ではありますが、その面積は東京都の約2.5倍という大きな島。そのため観光スポット間の移動も案外時間がかかります。

特に短期での旅行の場合、エリアを絞って効率的な旅にすることが求められますが、その観光拠点としてのホテルも、エリアごとに大きな特徴があるのです。

エリアにマッチしたホテル選びがとても重要になってきます。

以下よりバリ島における代表的な4つの観光エリアと、ホテル選びの注意点を挙げていきましょう。

①バリ島一の繁華街「クタ・レギャン」エリアのホテルの特徴

空港からのアクセスも良く、バリ島一の繁華街を抱えるクタ・レギャンエリアの特徴は、歩いて行けるビーチとエキサイティングな夜の雰囲気です。

そのため、ホテル選びに際してはまず湿気に注意が必要です。

海に近いため、特に雨季における室内の湿気は相当なもの。
ロスメンなど格安宿では稀にエアコンが付いていない部屋があるため、念入りな確認が必要です。

また、繁華街に近い場所でホテルを取る場合は、騒音にも注意しましょう。
隣接してクラブやバーがある場合、深夜早朝まで大きなミュージック音が聞こえて眠れないと言うことも考えられます。

現在ではインターネットでそのホテルの口コミ等も読むことが出来ますので、お部屋や内装のことはもちろん、このような周辺環境のチェックも必要不可欠です。

②完全セキュリティで安心「ヌサドゥア」エリアのホテルの特徴

エリア全体が完全セキュリティシステムで要塞化され、宿泊客以外はエリアに入ることさえ許せないヌサドゥアエリアのホテルは、主に旅慣れていない海外初心者の方や女性グループの旅におススメです。

どのホテルを選んでもセキュリティは言うに及ばず、豪華な造りやファシリティですので、快適な滞在をお約束されるでしょう。

一方でヌサドゥア全体に言えることですが、エリア外に比べ、エリア内の物価が全体的に高いというのが唯一の欠点とも言えます。

暑い中でペットボトルの水を買いに外へ行きたくないため、ついついエリア内の高いものを買ってしまうという状況にもなりかねません。

ヌサドゥアエリアでの滞在に際しては、宿泊費を除いた他の費用が思った以上にかさむと言うことを念頭に入れておきましょう。

③素朴なビーチリゾート「サヌール」エリアのホテルの特徴

昔ながらの素朴なバリの雰囲気が色濃く残るサヌールは、クタやレギャンのような賑やかな環境から一線を置き、のんびりとした現地の風を感じたい旅行者に人気です。

このエリアのホテルを選ぶ際に気を付けたいのが、現地での足に関して。
徒歩圏内で行ける範囲には主だった観光スポットがないため、少しの移動でもタクシーやレンタルバイクが必要になります。

「毎日サヌールのビーチでのんびり」という旅のスタイルも魅力ですが、アクティブに動きたい方は、レンタルバイクやホテルのオプショナルツアーも考慮に入れてみてはいかがでしょうか。

④絶景のライステラスと伝統文化の街「ウブド」エリアのホテルの特徴

神々が住むエリアとして崇められ、昼は絶景のライステラス、夜は伝統音楽「ガムラン」演奏でスピリチャルな雰囲気を楽しめるウブド。

今では多くの旅行者にとっての憧れの地であり、欧米人を中心に長期で滞在している方も見受けられます。

ウブドでの滞在では、ロスメンから超高級ホテル、そして長期滞在用のレンタルハウスまで、幅広い選択肢があります。

標高が高いためエアコンの必要もなく、快適なホテルライフを満喫できるでしょう。

一方でウブドのホテルは、立地によっては人里離れた森やジャングルの中にあるという場合もあるため(それが魅力でもあるのですが)、虫や動物には注意が必要です。

中でも蚊は大敵ですよ。
蚊を媒介してのデング熱などの発生は生命の危険も及ぶため、長袖長ズボンの準備などが必要な場合もあります。

バリ島のホテル探しにおいて重要な「シーズン」とは

このように、観光スポットが島全体に点在しているため、エリアごとに様々な顔を見せるバリ島。
それに伴いホテルの特徴も異なることから、単に「バリ島」と言ってもその旅の目的やテーマによっては、全く異なる旅にすることもできるのです。

ただし、その上で一つ注意しなければならないのが、バリ島におけるホテルの「シーズン」に関して。

ホテルの特徴はエリアによって違うことは既に述べましたが、このシーズンに関しては、どのエリアも共通と捉えて差し支えありません。

わかりやすいように、日本の1年を例にとって見てみましょう。

時期 ホテルの価格 ポイント
年末年始 ★★★ ニューイヤーの時期は世界共通で高い
1月中旬~春休み前 バリ島のホテルが最も安い時期
3月後半 ★★ ニュピの時期の滞在は注意
4月~10月(夏休みを除く) ★★ 乾季の時期は宿泊料金も高い
夏休み ★★★ 乾季の中でもベストシーズン
11月~12月中旬 雨季の始まり。宿泊料金も落ち着く

※ホテルの価格帯に関して、安い時期★・・・・・・・・・・・★★★高い時期、で表記します。

バリ島の1年は主に、乾季(4月~10月)と雨季(11月~3月)に分かれます。

雨が少なく天候も安定している乾季の時期は宿泊料金も高くなり、さらに日本の夏休みの時期は跳ね上がります。

一方で宿泊料金を安く抑えたい方は、雨季が狙い目でしょう。

多湿でスコールが降りますが、旅行に支障が出ることはほぼありません。
ただし、雨季の中でも年末年始は特別で、世界各地からバリ島に旅行客が集まってくるため、料金も跳ね上がります。

また、毎年3月~4月に設けられる「ニュピ」の時期は島全体が静寂に包まれ、とても厳かな雰囲気を感じられることから観光客にも人気です。

この時期もスポットで宿泊料を高く設定しているところも見受けられるのです。

まとめ

1泊1,000円前後で泊まれる格安ロスメンから、見事な設備で1泊5万円以上するヴィラなど、バリ島には質的にも量的にも様々なホテルが溢れています。

ご自身の旅の目的を今一度確認しつつ、エリアを絞った後は、いよいよホテル選びですよね。ミスマッチのないホテルを選びましょう。