月曜から金曜まで毎日抽選している数字選択式宝くじのナンバーズですが、セットとボックスの違いが分かっていないと、せっかく当選したのに少額になってしまいます。
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ナンバーズの種類について
ナンバーズにはストレート・ボックス・セット・ミニ(ミニはナンバーズ3にしかありません)
この4種類で数字を組み合わせ当たりを狙っていく宝くじなのです。
はっきり言ってストレートで買うと当選金額は高いのですが、かなり難易度が上がります。
そこで積極的に使っていきたいのはボックスです。
ナンバーズのボックスってなに?
実はその通りで1口をボックス買いをすると並び順は順不同で当選となります。
例
ナンバーズ3で359でボックスを買うと以下の当選番号がきたら当選します。
359-395-539-593-953-935
当選番号は6通りある事になります。
これはナンバーズ3をボックス買いしたら、並びは問わないという事で当選確率が6通りに増えたという事。
これがボックスの良いところで、ストレート狙いなら当選確率が1/1,000でボックス狙いなら6/1,000の確率
つまり6倍当たりやすくなるのです。
ナンバーズ4で2478でボックスを買うと以下の当選番号がきたら当選します。
2478-2487-2784-2748-2847-2874
4278-4287-4728-4782-4827-4872
7248-7284-7428-7482-7824-7842
8247-8274-8427-8472-8724-8742
いえ、ナンバーズ4は数字を4桁選ぶので、ストレート狙いの場合1/10,000の確率でボックスは24/10,000になります。
もう少し詳しく説明しますとナンバーズ4は4桁の数字を、それぞれ0~9選びます。
0000~9999
そしてナンバーズ4の当選番号は4桁で、購入方法がストレートならピタリと当てなくてはなりません。
2478が当選番号の場合で、ストレートを選んでた場合は自身が選んだ数字も2478である必要があるのです。
先ほどナンバーズ4の選べる数字は0000~9999といいました。
これは数えると1万通りでストレートは2478の1通りしか存在していないという事。
これはナンバーズ4だからです。
0000~9999である1万通りの中からボックスは24通り(順不同)なので結局はボックスよりも当たりにくいという事になります。
ナンバーズ3は1,000通り、ナンバーズ4は1万通りなので、それが事実になります。
これならストレート1本で買ってしまった場合、数字は合っているのに順番が違うだけで当選されない…と落ち込んでしまいますがボックスなら悔しい思いをしなくても済みますね。
しかしボックスはストレートに比べ当選金額に大きな違いが出てきます。
例えばナンバーズ3のストレートで当選金額が10万円だったとします。
ところがストレートよりもボックスの方が人気なため、当選人数が多くなってしまうので良くて2万円ぐらい、悪くて1万円ぐらいにしかなりません。(実際にはストレートが多い時もあります)
ナンバーズ3は1,000通りから3桁の数字を選ぶので当たりやすいといっても、その日によって当選人数が違ってきます。
それでは実際何人の方が当選されてるのか調べてみましょう。
多い日は28,000円に対し、その前の日は9,800円です。
良く画像を見るとわかりますが、大事な部分を記載いたします。
9月2日当選番号933
ボックス当選口数252口
当選金額28,000円
9月1日当選番号502
ボックス当選口数435口
当選金額9,800円
ナンバーズ3のボックス当選金額で差が開くのは、何人の方が当選されたかによって変わってくるのは、なんとなくお分かりいただけたでしょうか。
それでも1口200円で買えるナンバーズなので1万円でも回収できたら嬉しいですよね。
一方ナンバーズ4のストレートでは100万円を超える時もあります。
ナンバーズ3よりナンバーズ4の方が当たりにくいのですが、ストレートとボックスの当選金額の差がびっくりするぐらい開いてしまっています。
宝くじは当選した場合、理論値といわれる大体の当選金額があります。
数字選択式宝くじの場合、その時の当選者によって当選金額は変わりますが、1つの目安として存在しますので、ナンバーズ3のボックスとナンバーズ4のストレートの理論値を説明します。
理論値は以下になります。
- ナンバーズ3のボックス「1万5千円」
- ナンバーズ4のストレート「90万円」
ナンバーズ3のボックスとナンバーズ4のストレートの理論値で60倍の開きがありますが、先程もいったように100万円を超える時があるのです。
やはりナンバーズ4もボックスは人気が高いので当選金額が低くなってしまうのも納得ができますね。
ちなみにボックスで買っていたのに、なんとストレートの数字が当たってしまった場合でもボックスの当選金額しか貰えませんからね。
それがボックスの痛いところかもしれません。
ナンバーズ3のボックスは同じ並びや順不同(並びは問わない)でも当選金額は理論値1万5千円。
仮にストレートで申し込んどいたら1/1,000の確率で理論値は9万円
ストレートで申し込むよりかはボックスの方は5通り(同じ並びも含めれば6通り)の当選確率なのでボックスの方が当選されやすいのです。
ナンバーズのセットって?
何度販売員にナンバーズのセットについて聞いてはいても、なかなか理解できないのがセットの難しいところです。
ストレートとボックスの違いは分かったと思いますがセットに関しては頭を柔らかくして考えてみてください。
セットとはストレートとボックスを合わせたものです。
ボックスとセットはどれも同じ1口200円です。
ということは考え方としてセット1口に対してストレート100円分、ボックス100円分。
つまり半分ずつセットに投資したと考えてみると分かりやすいですよね。
その通りです!
この説明であれば1回聞いただけで理解できるのではないでしょうか。
ナンバーズ3のセットで567を選んだ場合
次の当選番号がきたら当たりになります。
567(ストレート)
576-657-675-756-765(ボックス)
セットで買っていて数字の並びがピタリと一致した場合ストレートの当選金額の半分とボックスの当選金額の半分が手に入ります。
通常の場合、ナンバーズ3で567を選んだ場合のストレートとボックスの当選金額は以下になります。
- ストレート9万円
- ボックス1万5千円
ストレート9万の半分は4万5千円
ボックスの半分は7千500円
ナンバーズ3のセットでストレート一致した場合、当選金額は4万5千円
実際のナンバーズ3のセット当選金額です。
ナンバーズ3だとかなり小額の当選金額となってしまいますがナンバーズ4で同じように狙う場合以下になります。
ナンバーズ4のセットで5678を選んだ場合
ストレート
5678
ボックス
5687-5786-5768-5867-5876
6578-6587-6758-6785-6857
7568-7586-7658-7685-7856
8567-8576-8657-8675-8756
ナンバーズ4でセットを選び5678のストレートで当たった場合も半分の当選金額になります。
- ストレート90万円
- ボックス3万7千500円
ストレートの半分は45万円
ボックスの半分は1万8千750円
ナンバーズ4のセットでストレート一致した場合、当選金額は46万8千750円
この場合ボックスのみが適用となりボックスの当選金額の半分が手元に入ってきます。
セットの場合数字さえ合っていればどちらに転んでも当選金は手元に来るので欲張りな買い方ですね!
結局ボックスとセットならどっちがお得なの?
販売員の私の独断と偏見で答えてしまいますが、ナンバーズ3であればセットよりもボックスで買った方が当選金額を多く貰うことができます。
確かに言う通りなのですが、そうそう簡単にはストレート当たらないのでセットで買ってしまうとボックスの半分つまり1万円にもとどかないことが多くあります。
ナンバーズ4の場合オススメはセットで買うことです。
ストレートが当たりにくいとはいえ、当選した時の事を考えると50万円前後にはなりますし、ボックスのみ当たった場合でも2万円前後が手に入るので次の軍資金にもしやすいですね。
しかもナンバーズ4のストレートの金額が大きいのでセットでも十分満足できるハズです!
ナンバーズ4申し込みタイプのセットはストレートとボックスを狙えるため人気でもありますが、ナンバーズ4のストレートは1/10,000の確立なので中々当たらないのです。
購入金額にしたら200万円はきついですね。
ただ、ナンバーズ4も数字選択式宝くじなので、どうしてもクセが存在します。
例えば前回出現した数字が次回に現れるという事です。
もし5678の「5」の部分があらかじめ予想できていると、残り3つの数字を予想するだけになります。
ナンバーズ4は本来4桁の数字を予想するものですが、これが3桁の数字予想なら確率も変わってくるという事なのです。
ただ、ナンバーズ4のセットを選んでいた場合、ストレート当選も狙いで1つの数字は予想できて残り3つの数字、合わせて4つの数字を同じ並びで当選させれるのかというと、そうでもなくなってきます。
5678の「5」を予想できていたとして一番左に入れる事ができていたのか?
しかも「5」は前回の当選番号と同じ数字から予想できていた、という前提ですが、いつものように前回の当選番号が出現するわけでもないのです。
しかし、ナンバーズ4は前回の当選番号が2つ出現するときもあります。
残り2つ数字を予想するだけでいいなら、1/100の確立で当たりますね。
ここでナンバーズ4申し込みタイプのセットをストレートで狙いたいといった場合、前回の当選番号が2つ出現し1/100の確立も当てて…という事になります。(同じ並びでピタリと当てる必要があります。)
ナンバーズ4申し込みタイプのセットは同じ並びだったら通常のボックスよりも当選金額が大きくなります。
- ナンバーズ4のボックス理論値37,500円
- ナンバーズ4のセットストレート理論値468,700円
実際の理論値では10倍以上です。
ただ、ここから申し込みタイプでセットの場合、ボックスで当選していたら18,700円。
申し込みタイプのセットでは、ストレートとボックスを狙えるという事ですが「同じ並びにするのは難しい…」という場合ナンバーズでボックスを狙ってもいいかもしれません。
申し込みタイプがボックスなら、どっちみち当選番号が同じ並びでも並びは違っても当選される事には変わりません。
本当にどっちがオススメなのか?と言われれば正解はありませんが、ナンバーズ4の予想するのが上手ければセットがいいでしょう。
しかしピタリと予想するのは難しいので、次に申し込みタイプのボックス狙いを前提とした予想の仕方をお伝えします。
以下の方法は、すべて前回の当選番号からの取り入れます。
- 同じ数字を入れる
- 裏数字を入れる
毎回、同じ数字を入れるのは良くありませんが、前回の当選番号4つのうちから1~2つは入れるようにしましょう。
2021年9月23日
抽せん数字 0323
2021年9月24日
抽せん数字 2873
- 前回の3が次回に同じ数字で出現
- 前回の2が次回に同じ数字で出現
2021年9月27日
抽せん数字 6931
2021年9月28日
抽せん数字 6157
- 前回の6が次回に同じ数字で出現
- 前回の1が次回に同じ数字で出現
前回の当選番号から同じ数字を入れるだけなので、特別難しいわけでもありません。
ただ4つの数字のうち1つか2つ、同じ数字を入れるというワケなので、次回は前回の当選番号と同じ数字が1つはくるかな?と予想しても2つくる場合がありますので、それで予想できなかった場合もあります。
仮に前回と同じ数字を2つ入れて、見事に予想通りだったとします。
これは00~99の間で選ぶ数字を予想した、1/100の確立を見事に当てる事が出来たという事です。
同じ数字だけで1~2つの数字は予想できるという事で、並びは気にせず申し込みタイプのボックスを狙えるかもしれません。
次に裏数字の説明をします。
ナンバーズ4は風車盤に矢がささって当選番号が決まりますが、その当選番号と対角にある数字が裏数字なのです。
0=5
1=6
2=7
3=8
4=9
上記の数字に=されたのが裏数字になります。
前回の当選番号で0が出ていれば次回は裏数字として5がでているという事です。
それでは実際の当選番号からみていきます。
2021年9月9日
抽せん数字 3550
2021年9月10日
抽せん数字 5853
- 前回の3が次回に裏数字で8が出現
- 前回の0が次回に裏数字で5が出現
2021年9月17日
抽せん数字 3043
2021年9月20日
抽せん数字 8694
- 前回の3が次回に裏数字で8が出現
- 前回の4が次回に裏数字で9が出現
裏数字のみで当てるのは難しいので、同じ数字と裏数字で予想するのがいいでしょう。
慣れてくると、申し込みタイプのボックスで当選確率を高める事ができます。
もちろん、ナンバーズ3や4でも自身にあった当選のさせ方が大事ですが「当選させる方法を詳しく知りたい!」という方は以下が参考になります。
ナンバーズのセットとボックスの違い、そして当選させるための予想の仕方さえ知れば、申し込みタイプを選ぶのはどっちがいいか?なんとなく分ったでしょうか?
セットの場合、当選番号と同じ並びだったらストレート当選で当選金額は理論値である468,700円。
ただ、申し込みタイプをセットでストレートを狙うといっても、確率は1/10,000なので低確率で当てるのは至難の業。
セットでストレート当選させる自信がないと申し込みタイプのボックスを選び、先ほどの予想の仕方として前回と同じ数字と裏数字を狙えば、4つの数字を当てやすくなります。
並びは問わないのであれば申し込みタイプボックスの理論値37,500円は嬉しいですよね。
まとめ
ナンバーズのボックスとセットの違いは少しでも分かっていただけたでしょうか。
結局のところ好みの問題となりますが、どちらもその都度使い分けて当選を目指せるので、今までよく分からなかった人でもたまにはチャレンジしてみてください。
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