大きな当たりを求め夢いっぱい詰まった宝くじですが、夢の分だけ全て売り切れるわけではありません。
中でもジャンボ宝くじに関しては売り切れなしなので(ハロウィンジャンボ、バレンタインジャンボは除く)当然売れ残りも発生します。
売れ残りの中に、実は当たりがあったらいったい誰の懐に入るのでしょうか。
独り占めは許せないので徹底的に調べてみました。
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驚愕!宝くじ売り場には何千枚も納品される!
宝くじの各売り場には1つの種類のくじ券でも何千枚も納品されるのです。
100円くじや200円くじなどでも、発売期間さえ長ければ売り切れる可能性もありますが、大体の宝くじの発売期間は2週間程度と結構短く設定されています。
発売期間は2週間!売れ残り宝クジはどうなるの?
この2週間で売れ残ってしまったものは最終的には、発行元のみずほ銀行に返されていきます。
売れ残りが出ないように、ポスターなどで告知したりもしていますが、最近では選択式宝くじの方が人気が高いので、どうしても売れ残りが出てきてしまうのです。
しかし実際抽選日までは、どの宝くじでも当たり券の可能性があるので、みずほ銀行に返されてしまった宝くじの中に当たりがあってもおかしくはありません。
返品された宝くじの番号だけ省いたら当たるチャンスが多くなる?
ではみずほ銀行に返ってきた宝くじの番号だけを選別して、購入された番号だけで抽選すれば購入した人全員に当たりのビックチャンスが到来する事になります。
しかし、売れ残りだけを省いて売れた番号だけで抽選する事はまずあり得ません。
売れ残り宝くじの行く末について
なぜなら、売れ残り宝くじは販売期間が終了すると、各地からみずほ銀行の宝くじ部と呼ばれる部署に一挙に集めてます。
そして売れ残り枚数や、組、番号など全てデータ化し、最終的にシュレッダーにかけ不正が行われないように徹底的に管理されるのです。
「何もそこまでしなくても…」と思いますが、どんなに真面目な人でもふと魔が差す時があります。
バレないと企んで盗難する人が!
1度全てデータ化さえしてしまえば、シュレッターにかける前に、スッと当たり券を1枚抜きとったとしましょう。
魔が差した人はバレないだろうと宝くじ売り場に持って行って換金しようとすると事故券(盗難など)扱いでオートチェッカーが吐き出します。
不正はできない仕組みなのでやめましょう。
事故券は見ればすぐに分かるのですが、販売員は何食わぬ顔で「高額当選の可能性があるのでみずほ銀行に行って下さい」と誘導します。
当の魔が差した本人は「ヤバイ!」と思ってすぐに立ち去ってしまう事が多く、宝くじ部では不正はできない仕組みになっています。
不正防止はわかったけど、当たっていたらもったいないなぁ…
宝くじにかかる値段を考えよう
宝くじと言うものは、1枚につきいくらと値段がついています。
宝くじを購入して初めて当選金が支払われるので、売れ残りは1円たりともお金を貰っていません。
もし、売れ残り宝くじに高額当選がまぎれていたとしても、お客さんがお金と引き換えに宝くじを手に入れたわけではないので、大変もったいない話ですが、誰の懐にも入らないただの紙くずとなってしまうのです。
残り福という言葉がありますが、売り場の残りの宝くじを全て購入しても当たるとは限りませんので「残っている宝くじ全てください」なんて大人買いみたいな購入方法は避けた方が良いでしょう。
まとめ
宝くじは抽選日が来るまで、全て当たりくじと思っていた方が夢を楽しめます。
抽選日までワクワクドキドキできるのが宝くじの魅力です。
確かに売れ残りの宝くじの中に、一等の高額当選が入っていたという話もたまに聞きます。
しかしそれはたまたま、売れ残ってしまっただけでちょっと当選番号が違えば別の人が高額当選になる可能性もあるわけです。
売れ残った宝くじはもったいないですが、鼻紙にも使えないようなただの紙くずとなってしまうのが現実なのです。