スクラッチは削ったその場で結果が分かるので、人気の高いくじです。
みなさんも1度はスクラッチをしたことがあるのではないでしょうか?
そんなスクラッチですが、全国くじとブロックくじがあるのをご存知でしたか?
そして、全国くじとブロックくじでは当たる確率が違うんです!
せっかくなら、少しでも当たりやすいくじを買いたいですよね。
今回はスクラッチの全国くじとブロックくじについて詳しく説明したいと思います。
Contents
スクラッチについて
削って当たりを楽しむ事ができるスクラッチですが、値段100円~300円と様々です。
値段の違いですが、当選金額が多くなるなら1枚当たりの価格も高くなってきます。
そして、1等の当選金額が低くなると当たり本数が増えるということなので、当たりやすいという事が分かります。
100円スクラッチについて
「パズルスクラッチ ライオン&ゾウ」(第866回全国自治宝くじ)
等級等 | 当せん金 | 本数 |
---|---|---|
1等 | 100,000円 | 600本 |
2等 | 500円 | 60,000本 |
3等 | 100円 | 1,500,000本 |
この100円スクラッチは令和2年12月26日~発売されたものです。
1等が10万円と当選本数も600本となっていて、全国で発売されているものです。
全国は42都道府県なので、1等の当選本数である600÷42(都道府県)で14(1つの都道府県)になります。
一つの都道府県に14本の1等が眠っている事を考えて、まぅたく当たらないというワケではありません。
次に2等が500円となっていますが、1等の100倍の当選本数なので一つの都道府県で1,400本は存在しているという事になります。
200円スクラッチについて
「ワンピーススクラッチ ウソップ2 カウントチャレンジ」(第2486回東京都宝くじ)
等級等 | 当せん金 | 本数 |
---|---|---|
1等 | 2,000,000円 | 10本 |
2等 | 100,000円 | 200本 |
3等 | 10,000円 | 2,500本 |
4等 | 1,000円 | 10,000本 |
5等 | 200円 | 100,000本 |
発売期間として令和2年11月4日~令和2年11月23日となっています。
先ほどと比べ、1等は200万円ですが10本の当たり本数があります。
2等は10万円ですが200本。
ただ、価格は1枚200円となっていますが、1等~5等まで当選金と当選本数があることを考えても、かなりお得なのが分かります。
東京の人口は2021年で1396万人。
もちろん東京の人口みんなが「ワンピーススクラッチ ウソップ2 カウントチャレンジ」(第2486回東京都宝くじ)を購入するはずはありません。
ですが3等の1万円でも十分に夢はあるのではないでしょうか?
普通に考えて夢があります。
300円スクラッチについて
「ワンピーススクラッチ エース おれは決して人生に“くい”は残さない・・・!!!」(第890回 全国自治宝くじ)
等級等 | 当せん金 | 本数 |
---|---|---|
1等 | 10,000,000円 | 7本 |
2等 | 300,000円 | 70本 |
3等 | 30,000円 | 700本 |
4等 | 3,000円 | 7,000本 |
5等 | 1,000円 | 140,000本 |
6等 | 300円 | 700,000本 |
発売期間は令和3年6月9日~令和3年7月6日。
すべての等級でみると当たりやすいかもしれません。
ただ、1等は1,000万円となっていて当選本数は7本…。
2等も70本と全国スクラッチであると考えた場合、当選されにくいので3等の当選金3万円で当選本数700本や4等の当選金3千円で当選本数7,000本狙いと考えたほうがいいでしょう。
100円、200円、300円の違いについて
スクラッチ1枚の価格については説明させていただきました。
100円スクラッチ | 100,000円 | 600本 |
200円スクラッチ | 2,000,000円 | 10本 |
300円スクラッチ | 10,000,000円 | 7本 |
上記の表は1等の当選金額と当選本数をまとめたものです。
100円スクラッチの1等の当選金額は10万円となっていて夢はないと思われがちですが、300円スクラッチの1等の当選金額は1,000万円で7本しか存在していません。
当たりやすい方を狙うなら100円スクラッチがオススメなのは間違いないでしょう。
じゃあ100円スクラッチの10万円がほしい!と思ってしまいますが、以下の表を見てください。
全国自治宝くじ | 100,000円 | 600本 |
東京都宝くじ | 2,000,000円 | 10本 |
全国自治宝くじ | 10,000,000円 | 7本 |
全国自治宝くじと東京都宝くじに分かれています。
スクラッチは全国と東京都のブロックくじ(他の地域で発売されてるのもあります)があり、当たりやすい方を狙っていくためにも、これらの違いを知っておく必要があります。
全国くじとブロック(地方)くじについて
スクラッチは販売している地域によって種類が異なります。
- 全国くじ…「全国自治宝くじ」の名称で全国共通で販売されているくじ
- ブロックくじ(地域くじ)…全国を4つのブロックに分けて、それぞれの地域で販売しているくじ
ブロックくじの詳細を下の表にまとめました。
名称 | 発売地域 |
東京都宝くじ | 東京都 |
関東・中部・東北自治宝くじ | 北海道・東北・関東(東京都を除く)・中部地方と三重県 |
近畿宝くじ | 近畿地方(三重県を除く) |
西日本宝くじ | 中国・四国・九州・沖縄 |
ここで、注意しなければならいのが、除外されている地域があるということです。
例えば、「関東・中部・東北自治宝くじ」の場合、東京都は除外されています。知らない人が見たら「なんで東京なのに関東対象の宝くじが買えないの?」と疑問に思ってしまいますよね。
それは、東京都には「東京都宝くじ」がありますので重複しないようにするためです。
このように、必ずしも宝くじに記載されている地域すべてが対象ではないので注意が必要です。
それを知るためには宝くじ公式サイトで地域別で確認するか、宝くじ売り場で知っておく必要があります。
スクラッチは削るだけで当たりか外れか?わかります。
そして全国か地域か知らないで購入してしまうものです。
それは当たりやすいスクラッチもあれば当たりにくいスクラッチもあります。
宝くじ売り場で、たまたま購入したスクラッチが当たれば「ん?スクラッチって当たりやすいの?」次からも購入しようとなるのが普通です。
ただ、知っておいてほしいことに当選本数です。
これにより当選確率として当たりやすいスクラッチか分かります。
全国くじとブロックくじの当選確率は?
それでは、全国くじとブロックくじで当たりやすいのはどちらでしょうか?
実際に販売されているスクラッチの当選本数を比べてみましょう。(1等の当選金が同じ金額のくじで比較しています。)
全国くじの当選本数
出典:今月の「わんにゃんスクラッチ」はアメリカンショートヘアとウェルシュ・テリア♪
第830回 全国自治宝くじ 「わんにゃんスクラッチ ウェルシュ・テリア2トリプルアタック」
単価 1枚200円
当選金 | 当選本数 | |
1等 | 300,000円 | 200本 |
2等 | 30,000円 | 1,200本 |
3等 | 10,000円 | 4,000本 |
4等 | 5,000円 | 12,800本 |
5等 | 1,000円 | 80,000本 |
6等 | 200円 | 400,000本 |
ブロックくじの当選本数
第2544回 関東・中部・東北自治宝くじ 「ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ」
単価 1枚200円
当選金 | 当選本数 | |
1等 | 300,000円 | 200本 |
2等 | 50,000円 | 2,550本 |
3等 | 10,000円 | 13,750本 |
4等 | 1,000円 | 50,000本 |
5等 | 200円 | 500,000本 |
上の表を見ていただくと分かるように、全国くじと関東・中部・東北自治宝くじの1等の当選本数は全く同じです。
2等以降の当選本数に至っては、ブロックくじの方が多くなっていますね。
当選本数が同じスクラッチを全国で販売するのと、限られた地域にのみ販売するのでは当選のしやすさは地域限定のスクラッチの方が当選しやすくなります。
他のブロックくじについても見てみましょう。
ブロックくじは、同じ種類のスクラッチをそれぞれの地域で販売しています。
(当選金と当選本数は地域によって異なります。)
先ほどの、関東・中部・東北自治宝くじ 「ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ」が他の地域のブロックくじでも販売されていますので、そちらで1等を比べてみましょう。
くじの名称 | 等級 | 当選金 | 当選本数 |
第2482回 東京都宝くじ ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ | 1等 | 300,000円 | 48本 |
第2664回 近畿宝くじ ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ | 1等 | 300,000円 | 60本 |
第2352回 西日本宝くじ ワンピーススクラッチ サンジ2 タテ・ヨコ・ナナメ | 1等 | 300,000円 | 100本 |
他のブロックくじに関しても、1等の当選金額は変わらず、当選本数は地域によって差がありました。
当選本数はブロックくじの対象地域の規模によって異なっているんですね。
1等の当選本数は全国くじと比べると少ないですが、販売している地域の規模を考えると、ブロックくじの方が当たりやすいでしょう。
1等の本数が、全国の宝くじ売り場で200本、東京都の宝くじ売り場で48本と聞くと、東京都の方が1等を狙いやすいと言えます。
また、販売枚数に関しても、全国くじとブロックくじでは、購入希望者の数が違うため、全国くじの販売枚数が多いとされています。(公表はされていません。)
そうなると、ますますブロックくじの方が当たりやすいですよね。
全国とブロックくじは、今月か来月で見ておく
どちらのスクラッチが当選本数が多いのか?調べておく必要があります。
【宝くじ公式サイト】 (takarakuji-official.jp)
まずは宝くじ公式サイトにいきます。
そして、「東京都、関東・中部・東北自治、近畿、西日本」いずれかの地域をクリック。
(ご自身の住まいで調べてください。)
例として西日本で調べます。
スクリーンショットでは8月と9月がでています。
調べた現在では8月3日。
次に上部に「ジャンボ宝くじ等の普通くじ、スクラッチ、数字選択式宝くじ、着せ替えクーちゃん」があります。
スクラッチをクリックすると、8月と9月分で発売される種類、詳細を見る事ができます。
全国や西日本と記載されているものがありますが、ねらい目は1等の当選金額が少ないものとなっています。
今回は2021年の8月と9月ですが西日本のスクラッチ、全国とブロックくじの当選金額や当選本数をみておきます。
2021年8月のスクラッチ情報
「クロスワードスクラッチ トライ6」(第896回全国)の当せん金・本数
- 1等 5,000,000円 9本
- 2等 300,000円 90本
- 3等 30,000円 900本
- 4等 3,000円 9,000本
- 5等 1,000円 225,000本
- 6等 300円 900,000本
発売期間:2021年8月18日~2021年9月14日
1枚300円
「ワンピーススクラッチ フランキー3 ラウンド6」(第891回全国)の当せん金・本数
- 1等 500,000円 60本
- 2等 50,000円 3,600本
- 3等 10,000円 18,000本
- 4等 1,000円 60,000本
- 5等 200円 600,000本
発売期間:2021年7月7日~2021年8月3日
1枚200円
「ワンピーススクラッチ ウソップ3 レンゾク3」(第2382回西日本)の当せん金・本数
- 1等 3,000,000円 6本
- 2等 50,000円 1,740本
- 3等 10,000円 9,000本
- 4等 1,000円 30,000本
- 5等 200円 300,000本
発売期間:2021年8月4日~2021年8月31日
1枚200円
「わんにゃんスクラッチ カニンヘン・ダックスフンド ラッキーターゲット」(第895回全国)の当せん金・本数
- 1等 1,000,000円 10本
- 2等 50,000円 200本
- 3等 10,000円 3,000本
- 4等 1,000円 300,000本
- 5等 200円 3,000,000本
発売期間:2021年8月14日~2021年9月14日
1枚200円
「わんにゃんスクラッチ マンチカン3 ラッキートライアル」(第897回全国)の当せん金・本数
- 1等 3,000,000円 12本
- 2等 300,000円 144本
- 3等 10,000円 13,080本
- 4等 1,000円 120,000本
- 5等 200円 1,200,000本
発売期間:2021年8月25日~2021年9月21日
1枚200円
「8ラインスクラッチ3 タテ・ヨコ・ナナメ」(第2381回西日本)の当せん金・本数
- 1等 1,000,000円 42本
- 2等 100,000円 630本
- 3等 10,000円 7,000本
- 4等 1,000円 70,000本
- 5等 200円 2,100,000本
発売期間:2021年7月28日~2021年9月28日
1枚200円
2021年9月のスクラッチ情報
「ワンピーススクラッチ ジンベエ3 トライアングルチャンス」(第898回全国)の当せん金・本数
- 1等 500,000円 12本
- 2等 50,000円 200本
- 3等 10,000円 2,400本
- 4等 1,000円 40,000本
- 5等 200円 1,500,000本
発売期間:2021年9月1日~2021年9月21日
1枚200円
「ワンピーススクラッチ ロビン3 カウントチャレンジ」(第2384回西日本)の当せん金・本数
- 1等 300,000円 100本
- 2等 50,000円 250本
- 3等 10,000円 2,000本
- 4等 1,000円 25,000本
- 5等 200円 750,000本
発売期間:2021年9月15日~2021年10月12日
1枚200円
「8ラインスクラッチ4 タテ・ヨコ・ナナメ」(第901回全国)の当せん金・本数
- 1等 1,000,000円 90本
- 2等 50,000円 7,200本
- 3等 10,000円 72,000本
- 4等 1,000円 180,000本
- 5等 200円 1,800,000本
発売期間:2021年9月29日~2021年11月30日
1枚200円
ここまでスクラッチの種類には全国とブロックくじがある事、種類により当選本数と当選金額の違いについて説明いたしました。
そして、1等の当選金額が少ないものがねらい目といいましたが、実は考え方によっては1等以外の当選本数が多ければ、それもねらい目になってくるのです。
「ちびまる子ちゃんスクラッチ まる子お正月編 タテ・ヨコ・ナナメ」
(第707回 全国自治宝くじ)
等級等 | 当せん金 | 本数 |
---|---|---|
1等 | 1,000,000円 | 225本 |
2等 | 50,000円 | 3,150本 |
3等 | 3,000円 | 36,150本 |
4等 | 500円 | 75,000本 |
5等 | 200円 | 750,000本 |
上記のスクラッチはお正月で特別になっていて、1等100万円で225本の当選本数となっています。
全国なので発売されると同時に一斉にスクラッチマニアが購入しますが、2等の5万円で当選本数は3,150本と当たりやすいのが分かります。
価格は1枚200円なので100枚購入し2万円使ったと考えて2等の5万円が当選すると十分黒字になります。
スクラッチは1等の当選金額や当選本数も大事ですが、意外と2等の当選金額と当選本数も大事なのです。
もちろん3等の当選金額や当選本数も大事ですが、当たりやすいスクラッチか?調べるのは1等の当選本数と当選金額、全国か?ブロックくじか?また、1等以外の当選金額や当選本数も見ておくことです。
先ほど2021年8月と9月分で発売されるスクラッチ(西日本)をみましたが、もう一度1等も含め、それら以外の当選本数も調べていきましょう。
準備中。
「8ラインスクラッチ3 タテ・ヨコ・ナナメ」(第2381回西日本)の当せん金・本数
- 1等 1,000,000円 42本
- 2等 100,000円 630本
- 3等 10,000円 7,000本
- 4等 1,000円 70,000本
- 5等 200円 2,100,000本
発売期間:2021年7月28日~2021年9月28日
1枚200円
「ワンピーススクラッチ ウソップ3 レンゾク3」(第2382回西日本)の当せん金・本数
- 1等 3,000,000円 6本
- 2等 50,000円 1,740本
- 3等 10,000円 9,000本
- 4等 1,000円 30,000本
- 5等 200円 300,000本
発売期間:2021年8月4日~2021年8月31日
1枚200円
「ワンピーススクラッチ ロビン3 カウントチャレンジ」(第2384回西日本)の当せん金・本数
- 1等 300,000円 100本
- 2等 50,000円 250本
- 3等 10,000円 2,000本
- 4等 1,000円 25,000本
- 5等 200円 750,000本
発売期間:2021年9月15日~2021年10月12日
1枚200円
2021年の宝くじ公式サイトのスクラッチ情報のページでは3つの西日本がありました。
スクラッチの種類は全国と地域がありますが、当たりやすいスクラッチを見つけるためにも、最初に調べておくことも有効なのです。
それぞれの西日本スクラッチは3等の当選金額は1万円なので、1等~3等までを表にします。
西日本スクラッチの1等を比較
第2381回、西日本 | 100万円 | 42本 |
第2382回、西日本 | 300万円 | 6本 |
第2384回、西日本 | 30万円 | 100本 |
準備中。
まとめ
スクラッチは、くじの種類によって当選本数や当選金が異なります。
特に、全国くじと比べると、ブロックくじは1等が当たりやすいという結果になりました。
当選金ばかりに目がいってしまいがちですが、販売対象地域と当選本数を知っておくことで当選確率の高いスクラッチを見つけることができます。
今まで、全国くじ・ブロックくじを知らなかった方は、これを機にブロックくじを購入してみてはいかがでしょうか?
また、目指すは1等!スクラッチの当たりやすい買い方は知識で当選させる、でも全国とブロックくじ(地域くじ)についても説明しています。